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(短編集)
池袋ウエストゲートパーク
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池袋ウエストゲートパークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全212件 141~160 8/11ページ
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何度読んでも、筋がわかっていても、それでもどんどん先に進みたくて仕方がなくなるのがこの本。初めて読んだのは、誰もと同じドラマ化されて話題になったからなんだけど、一度読んでからは続きを欠かせなくなる上に、時々読み返してはストレスを解消しています。次から次へとさまざまなキャラクターが出てくるのだけれど、その誰もが魅力的だし、何度も出てくるキャラクターは、主人公のマコトも含め皆成長していくのも次を欠かせなくなる理由かも。彼らがどこに行き着くのかはわからないけれど、とりあえずしばらくは手放せないかも。 | ||||
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何度読んでも、筋がわかっていても、それでもどんどん先に進みたくて仕方がなくなるのがこの本。初めて読んだのは、誰もと同じドラマ化されて話題になったからなんだけど、一度読んでからは続きを欠かせなくなる上に、時々読み返してはストレスを解消しています。次から次へとさまざまなキャラクターが出てくるのだけれど、その誰もが魅力的だし、何度も出てくるキャラクターは、主人公のマコトも含め皆成長していくのも次を欠かせなくなる理由かも。彼らがどこに行き着くのかはわからないけれど、とりあえずしばらくは手放せないかも。 | ||||
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ミステリーと謳っていますが、これはミステリーじゃないですね。 「ミステリー風」の味付けがされたキャラクター小説という感じでしょうか。 池袋を舞台にした着眼点が素晴らしいです。都市としていろいろな面で丁度いい所。 Gボーイズ・Bエンジェルス両方に顔が利く、ようするに街について色々詳しいというマコトの人物造型は、東直己の『便利屋シリーズ』の「俺」ぽいし(実際は全然違うんですけど。こちらはヤクザ、警察、地元マスコミ、アングラに顔が利く=街について詳しい)、仲間とともに事件を解決していく辺りは、(すごい強引だけど)『剣客商売』あたりにもつながりそう(「ミステリー風」の味付けがされたキャラクター小説という点)。 こういった雰囲気を醸し出させるあたり、デビュー作とは思えないです。巧い。回想風味の語り口も独特(これは手練れじゃないと難しいと思う)。このお陰で、リアリティが増してました。 ライトだけど、手抜きされていない作品。 『内戦』なんて、どうみても嘘っぱちになりがちな設定だけど、読んでる間そう思わせないのが凄い。ただ、こちらを圧倒させるものが無いのが残念(作者はそんなこと意図していないのは分るし、少々強引なイチャモンだけど)。 | ||||
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ミステリーと謳っていますが、これはミステリーじゃないですね。「ミステリー風」の味付けがされたキャラクター小説という感じでしょうか。池袋を舞台にした着眼点が素晴らしいです。都市としていろいろな面で丁度いい所。Gボーイズ・Bエンジェルス両方に顔が利く、ようするに街について色々詳しいというマコトの人物造型は、東直己の『便利屋シリーズ』の「俺」ぽいし(実際は全然違うんですけど。こちらはヤクザ、警察、地元マスコミ、アングラに顔が利く=街について詳しい)、仲間とともに事件を解決していく辺りは、(すごい強引だけど)『剣客商売』あたりにもつながりそう(「ミステリー風」の味付けがされたキャラクター小説という点)。こういった雰囲気を醸し出させるあたり、デビュー作とは思えないです。巧い。回想風味の語り口も独特(これは手練れじゃないと難しいと思う)。このお陰で、リアリティが増してました。ライトだけど、手抜きされていない作品。『内戦』なんて、どうみても嘘っぱちになりがちな設定だけど、読んでる間そう思わせないのが凄い。ただ、こちらを圧倒させるものが無いのが残念(作者はそんなこと意図していないのは分るし、少々強引なイチャモンだけど)。 | ||||
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4つの短編で構成されていて、それが全てドラマに採用されているので、ファンとしては非常にすんなりと世界に入ることが出来、登場人物とドラマのキャストが絶妙である事が感じ取れます。 巻末の解説も、他の文庫本と比べてイキイキと書かれていて、「あぁこのヒト(=解説の池上冬樹氏)も感化されてんなぁ」と思います。この原作であの脚本家だから、人気があった訳だよなぁ、あのドラマ。 | ||||
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4つの短編で構成されていて、それが全てドラマに採用されているので、ファンとしては非常にすんなりと世界に入ることが出来、登場人物とドラマのキャストが絶妙である事が感じ取れます。 巻末の解説も、他の文庫本と比べてイキイキと書かれていて、「あぁこのヒト(=解説の池上冬樹氏)も感化されてんなぁ」と思います。この原作であの脚本家だから、人気があった訳だよなぁ、あのドラマ。 | ||||
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本書は石田衣良さんのデビュー作。そのためか鮮烈された文章ではない。しかし、それがかえってストリートの緊迫感、疾走感をだしているのだろう。 ドラマもかなりの人気作品ですが、原作の本書もそれ以上の作品でした。読みやすい、軽いだけの本ではなく、登場人物が魅力的でまたストーリーもよく考えられている。 | ||||
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本書は石田衣良さんのデビュー作。そのためか鮮烈された文章ではない。しかし、それがかえってストリートの緊迫感、疾走感をだしているのだろう。ドラマもかなりの人気作品ですが、原作の本書もそれ以上の作品でした。読みやすい、軽いだけの本ではなく、登場人物が魅力的でまたストーリーもよく考えられている。 | ||||
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ドラマもあまり観ておらず、どうせ不良が・・などと思っていました。 でも違った!!! 本を読んだ後にレンタルでドラマを観ましたが、本の中のマコトがやっぱりマコトです。 決してきれい事でも正義でもない。ただ助ける。いや、助けるのではなく、ただマコトがやりたいようにやる。彼はスーパーマンじゃないし、ただの男。一果物屋(の息子でお手伝い)。 私はマコトに憧れている。 最後の一行を読んだときこの物語の存在がリアルになった。 こんな作品を今まで避けていたなんて、本当にもったいないことをしてしまった。 | ||||
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ドラマもあまり観ておらず、どうせ不良が・・などと思っていました。でも違った!!!本を読んだ後にレンタルでドラマを観ましたが、本の中のマコトがやっぱりマコトです。決してきれい事でも正義でもない。ただ助ける。いや、助けるのではなく、ただマコトがやりたいようにやる。彼はスーパーマンじゃないし、ただの男。一果物屋(の息子でお手伝い)。私はマコトに憧れている。最後の一行を読んだときこの物語の存在がリアルになった。こんな作品を今まで避けていたなんて、本当にもったいないことをしてしまった。 | ||||
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疾走感がいい。素直に没入していける文章がいい。なにより、勧善懲悪という古典をうだうだ言わず、でこぼこもなく、スマートだけれどもきちんとまとまった一作にしていく納まり具合がちょうど良く、通りがかりの店でラーメン食ったら、以外にうまくて、ビールにつまみにチャーハン頼んで、つい通うようになってしまう感じ。面白い! 何で今まで読まなかったんだばか者!と思う一作。久しぶりでした。 | ||||
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疾走感がいい。素直に没入していける文章がいい。なにより、勧善懲悪という古典をうだうだ言わず、でこぼこもなく、スマートだけれどもきちんとまとまった一作にしていく納まり具合がちょうど良く、通りがかりの店でラーメン食ったら、以外にうまくて、ビールにつまみにチャーハン頼んで、つい通うようになってしまう感じ。面白い! 何で今まで読まなかったんだばか者!と思う一作。久しぶりでした。 | ||||
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石田衣良の作品をはじめて読んだ。 最初、なんとも読みにくい文体だと思った。文章の後にポンと置かれる名詞。安っぽいスタイル。 そう思いながらも、この作品の魔術にはまっていたのだろう。だんだんとつながりができて、厚みの出てくるストーリーは僕の好きなパターンだ。 それに、この文体も慣れてしまえばなかなか心地よい。コロッと意見を変える僕の安っぽいスタイル(笑) | ||||
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石田衣良の作品をはじめて読んだ。最初、なんとも読みにくい文体だと思った。文章の後にポンと置かれる名詞。安っぽいスタイル。そう思いながらも、この作品の魔術にはまっていたのだろう。だんだんとつながりができて、厚みの出てくるストーリーは僕の好きなパターンだ。それに、この文体も慣れてしまえばなかなか心地よい。コロッと意見を変える僕の安っぽいスタイル(笑) | ||||
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池袋を舞台に、そこに住む少年たちにふりかかる事件を描いた話です。推理小説ではないので、事件がメインではありません。事件はあくまで話の軸です。そこから広がる人間関係や主人公誠の成長も含めて楽しめる話になっています。主に登場するのはヤクザやその予備軍の少年たちです。私はそのような方たちと関わったことがないので、よく分からない世界でした。誰もが知っている日常を描く話も主人公に共感できていいのですが、知らない世界を知ることができるのは本の醍醐味ですよね。読んだ日からヤンキーが違って見えてくるかもしれません。 本当の意味で大衆向けのエンターテイメント性の高い作品です。若い作家が同年代向けに等身大で書く小説がいろいろと話題になっていますが、そういった小説はどうしても深みに欠け、作者と同年代の人しか楽しめない小説になってしまいます。石田さんは十代の少年を主人公にした小説が多いですが、それなりの年齢の方です。だから主人公が若くても大人も楽しめる、本当の大衆向け小説になっているのです。年配の方も、「若い子は分からない」なんて言わずにこの本を読んでみてはいかがでしょうか。若者を理解する手がかりが見えてくるかもしれませんよ。 | ||||
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池袋を舞台に、そこに住む少年たちにふりかかる事件を描いた話です。推理小説ではないので、事件がメインではありません。事件はあくまで話の軸です。そこから広がる人間関係や主人公誠の成長も含めて楽しめる話になっています。主に登場するのはヤクザやその予備軍の少年たちです。私はそのような方たちと関わったことがないので、よく分からない世界でした。誰もが知っている日常を描く話も主人公に共感できていいのですが、知らない世界を知ることができるのは本の醍醐味ですよね。読んだ日からヤンキーが違って見えてくるかもしれません。本当の意味で大衆向けのエンターテイメント性の高い作品です。若い作家が同年代向けに等身大で書く小説がいろいろと話題になっていますが、そういった小説はどうしても深みに欠け、作者と同年代の人しか楽しめない小説になってしまいます。石田さんは十代の少年を主人公にした小説が多いですが、それなりの年齢の方です。だから主人公が若くても大人も楽しめる、本当の大衆向け小説になっているのです。年配の方も、「若い子は分からない」なんて言わずにこの本を読んでみてはいかがでしょうか。若者を理解する手がかりが見えてくるかもしれませんよ。 | ||||
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石田さんを知るキッカケとなった作品。独特のリズムある文体は、もはや音楽です。若さを、友を、恋人を、今を必死に生きる主人公は一種憧れです。 映像作品の大ファンで原作に手を出したのですが、別物と思ったほうがいいかもしれません。それほど映像の宮藤官九郎さんと堤幸彦さんのアレンジが素晴らしかったのでしょう。 映像を見た人でも、見てない人でも楽しめると思います。 | ||||
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石田さんを知るキッカケとなった作品。独特のリズムある文体は、もはや音楽です。若さを、友を、恋人を、今を必死に生きる主人公は一種憧れです。 映像作品の大ファンで原作に手を出したのですが、別物と思ったほうがいいかもしれません。それほど映像の宮藤官九郎さんと堤幸彦さんのアレンジが素晴らしかったのでしょう。 映像を見た人でも、見てない人でも楽しめると思います。 | ||||
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本書は著者のデビュー作です。 「独特の軽い形容詞」、「多用される体言止め」は確かに気になりますが、 若者が共感する文章の「かっこよさ(クールさ)」、「スピード感」 などのエンターテイメント性は本書が読書の入門書としての役割も担 うことができると感じさせます。 著者自身もNHKのテレビ番組「トップランナー」出演時に、 「今は書けば書くほどうまくなる時期」と述べています。 そうです、著者は発展途上なのです。 確かに本書の続編では格段に洗練された著者の文書に出会うことが できます。 | ||||
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本書は著者のデビュー作です。「独特の軽い形容詞」、「多用される体言止め」は確かに気になりますが、若者が共感する文章の「かっこよさ(クールさ)」、「スピード感」などのエンターテイメント性は本書が読書の入門書としての役割も担うことができると感じさせます。著者自身もNHKのテレビ番組「トップランナー」出演時に、「今は書けば書くほどうまくなる時期」と述べています。そうです、著者は発展途上なのです。確かに本書の続編では格段に洗練された著者の文書に出会うことができます。 | ||||
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