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(短編集)
池袋ウエストゲートパーク
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池袋ウエストゲートパークの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全212件 41~60 3/11ページ
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何回読んでも面白いです。どのキャラクターもユニークで素敵です。 | ||||
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面倒だ。面倒だ。って言っているのは、 一番、面倒見が良くて、責任を感じているから。 面倒がれるのは、良くも悪くも想像力があるからなのかも。 | ||||
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今さらと思いましたが、展開が早く、読んでいて楽しく拝読いたしました。 | ||||
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主人公・真島誠は、学校でいうところの落ちこぼれ・不良ってことになる。 補導歴もあり、普通の人からは目をそむけ避けられるようなイカツイ少年だ。 しかし、池袋を愛し、仲間を愛し、母親の手伝いもするし、頼まれると最後まで全力を尽くす。 学校で教わらない事が、ストリートにはある。 ストリートのキングからも一目置かれ、オタクからも親しまれ、羨ましくなるようなヤツだ。 池袋で起きる様々な事件を身体をはって解決するさまは、気持ち良くスッキリする。 ビーバップハイスクールやクローズ等、大ヒット不良漫画好きなら、小説嫌いでもハマる作品。 ストリートに栄光あれ! | ||||
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池袋を舞台に物語が展開していく作品。 主人公と数人の取り巻きは変わらないが、基本的に1話完結。 若者の街を舞台にしていて、主人公目線で話が進んでいくので、文章は口語体でくだけている。 別に作者が文章を書けないわけではなく、そういう演出なのだろう。それは悪くない。 主人公の男は若者のトラブルに色々と対処させられることになる。 そのトラブルに対する緊迫感などは文章を読んでいて伝わってくる。 まるで本当にこの世の中で実際に起きていた事件のように錯覚してしまう。 昔、任天堂から「428~封鎖された渋谷で~」が発売されたが、その中に渋谷の若者グループKOK「亜智」が登場する。この作品の主人公はあんな感じだと思う。 | ||||
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昔読んでたものをKindleのコーナーに発見して買いました。 ちょっとした機会でまた誠たちに触れることが出来て良かった です。冒頭でPHSが出てくるのですが、そこに時代を感じたり もしました(苦笑)。 | ||||
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テレビドラマで見て以来、作家の方の講演を聞く機会があり、 読んでみたくなりました。ほかにもたくさん、シリーズものになっているので、まずは最初のテレビドラマと同じものを読んでいます。 | ||||
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これを読んだのは私が実家にいた頃だったので、懐かしいと思いながらレビューさせていただきます。 石田衣良さんのデビュー作ですが、軽快に読めました。 ヤクザものが苦手だった私ですが、これは大丈夫でした。 マコトとキングのやり取りもいい。かっこいいなぁとこの当時は思いましたね。 池袋西口公園を見に行ったこともありますし。 何だかマコトと友達になりたくなりました。 | ||||
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言わずと知れた石田衣良さんの代表作ですが、シリーズではまりました。 | ||||
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長期シリーズだとどうしてもそうなるのは分かるけど、数が出揃ってから「1」を読むとキャラがまだ定まってないんだなー、と思ったりしますね。 でも、その分何というか瑞々しい。初々しい。活気が感じられる。読み返すと、キャラが磨かれる前の「はしり」の味わいがありました。 「旬」の方が美味しいに決まってるけど、はしりにはやっぱりはしりならではの味があるなー、と思いました。 | ||||
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テレビでつまらない姿をさらす作者自身が嫌いだと そのひとの書くものまで嫌いになれる、 よい例だなぁと思いました。 都会に憧れる、地方の中高生向けのお話、って感じ。 | ||||
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広く知られた一冊ですが、ほんとうに素晴らしい。 都会に暮らす人々が楽しみ悩む姿を愛情を、持ったタッチで描いています。 続刊では時事問題を取り込む事が多くなり、またキャラの位置づけも決まってきます。 しかしそれがない一巻が、やはりいちばん素晴らしい。 街を愛し、そこに暮らす人々の生き様を楽しみましょう。 | ||||
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弱者の反撃!! このシリーズの根底にあるのはこのテーマではないだろうか? 強者は弱者を虐げ、その弱者はより弱者を食い物にする。 それに対する小気味よい反撃。 キャラクターも魅力的で、毎回楽しませてくれる。 著者としてはその中に社会問題に対する提起を織り込みたいのかもしれないが、読者にそれを考えさせるには設定がローカルすぎるんじゃ無いかと思う。 似たようなテーマでアンドリュー・ヴァクスのバークシリーズがあるが、私は本作の方が軽さと救いがある分好みだ。 | ||||
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安く早く良い品を買えました。次回もまずamazonで探します。 | ||||
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90年代後半から00年代という微妙に懐かしい時代を回顧する作品。 今読んでも面白いです | ||||
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■本書との出会い 私は本来、読書が嫌いでした。読むのに時間が掛かる上に、眠たくなるから。 しかし周りが読書をしているのを見てたら、どうも知的に見える。自分も知的に見られるように(バカですね・・・)読書をしてみようと何冊か手を付けるのですが、全く面白いと思えない。もう読書なんて止めようかと思っていたそんな時、本屋に平積みされていた本作を発見。 TVドラマ化されている事は知っていたけれど、そちらの方は当時まだ見た事がなかった。文学賞を受賞した作品な上、ドラマ化もされている作品な為、それなりに面白いのではないかと思い購入。 ■新鮮な読書体験 期待を胸に読み始める。文体が非常に軽快で読みやすい。今まで私が読んでいた本に見られる、訳が分からん感が全くない。登場人物の皆が非常に魅力的に描かれている為、誰が誰だか分からなくなる事もない。 主人公が読者に語りかけてくる文面も当時非常に新鮮に感じてクールだなと思いました。要所要所で文が読みやすく区切られている為、長文を長い間、読まされてる感覚が無く、集中して読む事が出来たのも良かったです。 それに短編集だった事も当時、読書の集中力が続かない私にとっては良かった点なのでしょう。中弛みする事なく読み進める事が出来ました。 ■読後感 本書最後の文の閉め方は、私が今まで読んできた小説の中でも、最高に格好良い!本を読んだ後の格好良さに痺れた体験は数少ないです。悲しみで涙が出そうになるのではなく、余りにも格好良すぎて涙腺が緩むのは初めてです。 | ||||
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なんか高校出たばかりの、社会のことを何も解ってないガキが粋がって書いたとしか思えないです。 まずリアリティがゼロ。十代のガキにヤクザの頭が仕事を依頼するとか、ありえないから。あと警察組織を舐め過ぎ。ついでに話も面白くない。平淡な語り口でしょぼい事件を語ってる感じですね。 別にこの手の、若者たちが力を合わせて事件を解決するっていう物語、嫌いなわけじゃないんですよ。実際、この作品に影響を受けたという「神様のメモ帳」なんかは好きですし。 ただこの作品に関しては、話もつまらないし、キャラクターにも魅力がない。どいつもこいつも粋がったガキで、これっぽっちも格好よくない。 まあ、時代が変わったんでしょうね。当時評価された作品が現代で評価されないってことは、それだけ面白い作品が増えたってことでしょうし。 過去の金字塔ということで、ひとつ手を打ちましょう。 | ||||
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本書は、その後多くの作品を書き上げ、2003年には直木賞を受賞され ることになる著者のデビュー作品である。表題作の「池袋ウエストゲ ートパーク」は、第36回オール讀賣推理小説新人賞を受賞し、長瀬智 也や窪塚洋介が出演したドラマでも高視聴率を記録したことでも有名 な作品である。なお、本書は1998年に刊行された単行本を、文庫化し て2001年に出版されたものである。 本書には、「池袋ウエストゲートパーク」「エキサイタブルボーイ」 「オアシスの恋人」「サンシャイン通り内戦」の4編が収録されてい て、それぞれが独立したストーリーながらも、真島誠を主人公にして、 ゆるやかにつながっている構成をとっている。 池袋の果物屋の息子の真島誠。地元の工業高校を卒業した、地元では ちょっと有名な不良。しかし、正義感が強く、一度決めたことは貫く 性格。好奇心も旺盛なので、池袋で次々に起こる事件の情報が入り、 トラブルシューター的な役割を果たしていく。 「池袋ウエストゲートパーク」では、若い女性をホテルで絞殺する「 ストラングラー」の正体を暴き、「エキサイタブルボーイ」では、失 踪したヤクザの組長の娘を追い、「オアシスの恋人」では、麻薬の売 人たちを追い詰める。そして「サンシャイン通り内戦」では、激化す るカラーギャング団の抗争の背景を調べ、終止符を打たせる。 お金、風俗、ヤクザ、麻薬、ギャング…。池袋の実態をえがき、登場 人物の多くがいわゆる社会的格差の負け組にあたる。その中で、同じ く不良青年ではあるが、正義感の強い真島誠が引き立たされ、彼の一 人称の語り口で物語が進展していく。 また、本書の内容と、短文で断章構成で書かれている文体も見事にマ ッチしている。著者が30代後半の時に書き上げた、若々しく、今後の 活躍が期待されるような勢いのあるデビュー作品である。 | ||||
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石田衣良さんの作品を読むのはこれが初めてです。 話の展開がとても面白と感じました。石田衣良さんの豊かな表現力で描かれているこの作品は、ボキャブラリーの少ない僕のための教科書でもあります。 | ||||
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石田衣良氏の前世はきっと高僧だったに違いない。はじめてテレビでお顔を拝見したとき、瀬戸内寂聴がカツラをかぶって変装しているのかと思ったからである。高僧というものは皆顔つきとか雰囲気が似てくるようで、他にも氏に似た高僧をわたしはみたことがある。ただ氏の場合、生涯にわたる修行の結果ああいう感じがでているのではなく、なんの努力もしていないのである。ただものではないな……、と、思っていたら小説家だったのである。つまり、わたしの場合氏の映像をみてだいぶたってからこの小説を読んだのである。 さて、「池袋ウエストゲートパーク」だが、ひとりの作家の処女作としての新鮮さはふんだんに盛られている。強いて言うならばただそれだけである。しかしそれだけでじゅうぶんなのだ。処女作なのに変に悪達者な作品を読まされたらこっちがたまらない。氏はそのへんだけをよく考えてあえて推敲をしなかっただろうし、構成にも頭を絞らなかったのだと思う。ただほんとうの主題はしっかり押さえていると思う。つまり、主人公と彼ををとりまく仲間たちは、まだ社会に目覚めていない、むしろ否定的でさえある。まったくの子供なのだ。だが彼らは彼らの所謂“村の掟”は不文律としてキッチリ誠実に守っているのである。この様子はさながら原始社会の発生、あるいはサルからヒトへの変遷を見るようである。 | ||||
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