硝子のハンマー

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評判

硝子のハンマーの評価:

3.67/5点 レビュー 147件。 B ランク

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平均点3.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全149件 141〜149 8/8ページ
No.9
(4pt)

貴志先生の本初めて

貴志先生の本を初めて読みした!「防犯探偵」という響きの新しさ。密室トリックの斬新さに感服しました。「硝子のハンマー」の前はホラー小説でしょうか?この機会に「防犯探偵」をシリーズ化したほうがいいのでは?荒唐無稽なホラー小説よりはいいと思います。最後に、密室トリックの解明の時、図表があれば尚GOODです!
硝子のハンマー Amazon書評・レビュー: 硝子のハンマーより
4048735292
No.8
(4pt)

最新の防犯事情が興味深い

密室で殺害された会社社長。だれがどうやって殺したのか。意外なトリックが冴える本格ミステリー。最新の防犯知識や介護ザル、介護ロボットなど興味深い情報に溢れており読んでいてためになる部分が多い。思わず自宅のセキュリティは大丈夫か?と見直すこと必至です。情報小説として非常に良くできています。なお、肝心の謎解きとストーリーですが、この作品は、著者が思いついたあるトリックを実現するために、必然性のありそうな犯行状況をかなりがんばって構築しているという、無理矢理感がちょっと目立ってしまっています。示された状況だけでこの謎を解け、というのは結構酷だと思います。ストーリー展開については、主人公の内面や背景があまり語られないのでなんとなく作品に入り込みづらいものがあります。とはいえ、防犯コンサルタント榎本のさまざまな推理や、弁護士・純子のトンデモ推理まで結構楽しませてもらいました。読んで損はないと思います。
硝子のハンマー Amazon書評・レビュー: 硝子のハンマーより
4048735292
No.7
(5pt)

How done it?

第1部。ハイテク防犯の城のようなビルで、殺人事件が発生。しかも(半)密室状態。兎に角セキュリティが堅牢なので、犯人及び犯行方法の特定が非常に困難。それで、物理的な可能性をひとつひとつ調査・検討して行くのですが、この過程が実に読み所。専門用語も結構出て来るのですが、無駄なく綺麗に描写・説明がなされているので、ペダントリックな嫌味なんかも感じません。寧ろ、犯人探しのディスカッションを聞いているのにも似た、論理の恍惚が味わえるでしょう。防犯についても詳しくなれます。で。多分、ミステリ慣れしている人ならば、この時点で真犯人の当たりをつけるのは難しくないと思います。「なんかコイツが怪しい」と。でも、犯行方法は全くもって不明。従って証拠もなし。はい。第2部。一転してノワールの雰囲気。犯人の視点からの物語です。いきなり半生が描かれるのですが、これがなかなか読み応えあります。前半同様、情報小説としての面白さも。で。実は謎の解明に欠かせない描写なのですね、その人生が。もやもやっとしていた部分のピースが、ひとつひとつ嵌って行く快感!一切手抜きなし、細部までの徹底ぶりが凄い。圧倒的なリアリティをもって迫って来ます。ミステリ専門でない、一級の作家さんが気合いの入った本格ミステリを書くと、こんなに面白い。お奨め。
硝子のハンマー Amazon書評・レビュー: 硝子のハンマーより
4048735292
No.6
(4pt)

精緻に組み立てられた人工的な謎

「『頭でこしらえた謎より人間の謎に興味がある』という作家は山ほどいるのだから、その反対側に立つ作家こそ希少である。」推理作家有栖川有栖氏の台詞であるが、しばしば本格推理小説が「謎が人工的過ぎてつまらない。人間の内面が描けていない。」という批判を受けることに対して、まるで反論したかのような台詞である。この小説で、貴志祐介も希少な作家の仲間入りをする資格を得たと思う。人間の内面的な謎を描くことを得意としている貴志祐介が、このような人工的な謎を構築する手腕を持っているとは、正直驚いた。そして、個人的には存分に楽しめた。従来のファンからは違和感を感じる声も上がるかも知れないが、このような路線も捨てずに、次回作以降を書いていって欲しい。
硝子のハンマー Amazon書評・レビュー: 硝子のハンマーより
4048735292
No.5
(4pt)

好みではありませんが。

貴志祐介さんの作品は好きで、全て読んでいます。この小説は4年ぶりの新作、さらに初の本格ミステリーということで前評判も高く、期待して読みました。自分の中では『青の炎』が一番の傑作だと思っているのでこの本の持つ雰囲気や展開は好みでは無かったのですが、構成の緻密さや今作を書く為に要した調査を察すると充分おもしろい作品に仕上がっていると思います。欲を言えば終盤、防犯コンサルタントの正義感が強くなり過ぎてキャラが変わってしまっている印象を受けたので、個人的には最後まで飄々としたままでいて欲しかったです。
硝子のハンマー Amazon書評・レビュー: 硝子のハンマーより
4048735292
No.4
(5pt)

来た!!

第一部はまさに本格ミステリの王道。これでもかというくらい贅沢にトリックが盛り込まれています。そして怒涛の第二部、貴志祐介の本領発揮といったところでしょうか。すさまじいリーダビリティで、時を忘れて久々の貴志ワールドにどっぷり浸りました。
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4048735292
No.3
(5pt)

やっぱり貴志作品は面白い!

貴志祐介が書く倒叙物は本当に上手くて面白い!青の炎もそうだったけれど、完璧主義的な思考回路を持つ犯人の心理描写の数々は、読んでいてゾクゾクさせられるくらい興奮します。犯罪者の心理描写をこんな風に現代的でリアルに表現できる作家はざらにはいないと思います。しかも犯人はサイコではなく、まったく人間的な面を持つことから、臨場感たっぷりでどこか応援したくなる雰囲気にもっていかされます。さらにトリックがまったく予測不能なくらい秀逸で、惚れ惚れさせられます。そのトリックを見破る探偵役の反則技も手伝って、次々に浮かんでくる疑惑をひとつひとつ論理的に解決していき、盛り上げも抜群。休む暇なくページをめくり続けること間違いなし!待ちに待った甲斐があったってもんですよ。
硝子のハンマー Amazon書評・レビュー: 硝子のハンマーより
4048735292
No.2
(5pt)

4年半かかった労作

とにかく労作です。著者初の本格、密室物です。数ある密室ミステリーを現代風(貴志風)にさらっと書き綴る所はさすがでしょう。とにかく本作のプロットから判断すると、新作まで4年半もかかってしまったことが何となく分かります。意外な犯人にえっとおもうかもしれませんが、練りに練ったプロット、若手女性弁護士と防犯コンサルタントが苦労の末に、犯人を導き出す部分は手に汗握る展開の連続です。とにかく、待ちに待った新作はミステリーファンの期待に十分こたえた充実作でしょう。。自作は2年後ぐらいまでにはぜひ出してほしいものです。
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4048735292
No.1
(5pt)

待ったぜ! 貴志作品!!

4年以上も彼の作品を待ち続けました。長かったですねぇ……今回は、密室殺人モノです。著者初挑戦ということで、やや不安に思いながらも読み始めたのではありますが…もう、休むヒマ・眠るヒマも与えてくれませんでした。美貌の弁護士をサポートする防犯コンサルタント。二人のチームワークで、攻略不可能かと思える密室殺人に挑んでいくのです。謎解きもさることながら、多くの登場人物が織りなす人間模様の「綾」こそがこの作品の見どころではないのでしょうか。貴志祐介ファンの皆さま、早いところ読んでください。私のように、一気に読むのもいいでしょうがせっかくならば、楽しみながら読むのもいいのではないでしょうか?
硝子のハンマー Amazon書評・レビュー: 硝子のハンマーより
4048735292