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三たびの海峡
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三たびの海峡の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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言葉は知っていても詳しく知らなかった強制労働を理解できた。中国残留孤児、シベリア抑留など、日本人として知っておくべき歴史だと感じた。 | ||||
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終わり方が、う~んという感じですね。この終わり方しかなかったのか? | ||||
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思ったより状態が古いと感じました。 | ||||
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人間のおぞましさ を突きつけられた。 虐待の系譜が、いつ表面化するかを、忘れてはならない。 今繰り返されている、子どもへの虐待に、通底する心理があるように感じる。 | ||||
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戦時中、九州の炭鉱へ強制連行された朝鮮人・河時根。過酷な労働とリンチが続くなか脱走、日本人女性とともに解放後の故国へ。45年後、三たび海峡を渡る目的は?著者ならではの構成で描く秀作。 | ||||
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アジアへ遊びに行く時は近現代史を学んで行くのが最低限の常識。 | ||||
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予想していた内容と違ったので、途中でstopしています。 | ||||
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徴用工問題が日韓の間で再燃。「解決済み」とする日本政府の対応が胸にひっかかり、この本を読んだ。確かに、韓国も政府の反日感情を煽って政権への批判をかわそうとする側面はあるかも知れない。しかし、戦後75年が過ぎ、すべての問題が「解決済み」と言い放てるほど、日本は戦後の過ちを正し、平和への道を間違いなく進んでいるだろうか?「教育勅語」の復活や、憲法改正、自虐史観から抜け出せと歴史教科書の書き換えをして愛国心を育てようとする動きなど、日本はまた過去に学ぶことなく過去の歴史を繰り返そうとしているように思える。 軽々と、徴用工の問題は解決したなどと言えないことを、この小説が多くの日本人に今 伝え続けてくれている。 過去を学ぶ大切さ。「人を殺すことはいけない」ということが世界の人々の共通認識なのに、大量殺人を招く戦争が世界のあちこちで絶えない現実を、今、しっかり考えないと人類は核戦争で滅びるだろう。 この小説は、素晴らしいと思った。ただ、最後の結論だけは、私は全く納得がいかない。この結末では、「人を殺してはいけない」というテーマが台無しになる。そこだけは読む人に注意してほしい。 世界の人が深く思考し、人の幸せが、自分以外の全ての人の幸せの上にしか成り立たないことを知り、SDGsのような視野の広さで歩みを進めないと、繁栄を謳歌している国にも9.11のような不幸は訪れるのだ。そのことをこそ、最後に読者に伝わる終わり方を目指してほしかった。 多くを学ばせてもらったので、★は5つ。読む価値は大いにある本だが、とんでもない結びのために、★をひとつ減らした。 | ||||
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日本と韓国がいい関係を保つ為にも是非読んで欲しい本です | ||||
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戦時に強制連行された朝鮮人が、北九州地方の炭坑で過酷な条件のもとで強制労働させられた。 自分の父の実家は芦屋にあったので、松林や岬を思い浮かべながら読んだ。あの海の遠くないところに 朝鮮半島があるとあまり考えたことはなかった。 自分の友人にも在日二世三世がいるが、日本では朝鮮人と言われ、韓国では日本人と言われると 嘆いていたのを覚えてる。 それぞれ日本に来た理由も手段もその後の生活も様々であったろうが、取材、調査の上、こんな史実があったことを 世に残した作者の功績は大きい。 吉村昭でも感じるが、歴史に埋もれそうな史実を世に遺したいという気概を感じる。 帚木蓬生いいですね。逃亡、日御子、安楽病棟もおすすめ。 | ||||
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まさに今タイムリーな、プロットに、読む始めたが、朝鮮民族に対する、日本の徴用は、ここまでひどいとは、思わないが、火のないとこには、煙は出ないように、今少し、考えてみる。題材にはなった。 | ||||
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日韓の歴史の一つとして読みました。 | ||||
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教科書には乗らない歴史を知ることができます。若い人にぜひとも読んでいただきたい一冊です | ||||
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注意深く読めば分かるはずです。歴史上に残る傷跡について、特定の個人を責めているのではないことを。祖国愛と愛国心の違い。ある国に属する一般の人々とその政府の違い。ここには国家の大罪によって犠牲になった人民が描かれています。それを正しく見極めることが重要と感じます。再発を防ぐためには、事実を受け止め、歪ませずに伝えることではないでしょうか。数十年前に初めて読んだ感動を今回改めて読んだ際にも抱きました。 | ||||
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この作者が戦争物を書くとどうしてこうなってしまうのだろう。きっと綿密な取材を経て執筆に取りかかっただろう。場面にはリアリティがあるのに、ストーリーは陳腐な勧善懲悪に陥っているのがとても残念。日本による朝鮮人の強制労働の実態を追求し、色恋話も散りばめて、いい感じにクライマックスに向かうのに、幕の閉じ方は水戸黄門とサスペンスドラマを併せたような奇妙な感じ。 この作者は他の作品にも共通するが、なぜ話の終わらせ方がこんなに稚拙なのか。 | ||||
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多分、本当にあったことなんでしょう。 よく調査されていると思います。第二次世界大戦時の朝鮮人の徴用工問題に興味がある 人は是非お読みになることをおすすめします。 ただ、日本人労働者もかなり劣悪な職場環境であったようなので、朝鮮人だけが悲惨が ことになったというわけではなさそうです。 | ||||
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徴用工が蒸し返されている今、当時の実態(?)がどんなものであったかを知る一つの参考となった。 | ||||
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日本統治下の朝鮮で強制連行された徴用工の一人称ハードボイルド。淡々とした描写が続きます。 強制連行の場面でも、身体の弱い父親の代わりに、年齢をごまかして日本に連れられて行きます。行った先は北九州の炭鉱。そこで酷い虐待があります。抵抗する主人公たちが歌う「アリラン」は感動的です。 逃げ出したあと、土方の現場で知り合った日本人の戦争未亡人との恋、そして愛。美しい愛のシーンが繰り広げられます。 やがて妊娠。戦争が終わり故郷に帰っても、倭狗を連れては村八分です。村のはずれに住む老人の家でなんとか出産。しかし、日本から父親が迎えに来て、妻は無理やり連れ帰られます。 主人公はその後同郷の従軍慰安婦の女性と結婚。事業も成功します。 物語は成功後の主人公の行動と、はじまりの強制連行後の行動が並走して進みます。 | ||||
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「強いものが弱いものを制するのは当然」や「そういった時代であったので仕方なし」と考えがちの 自分にとって「日本人為政者の命令で、同胞を虐げる朝鮮人幹部の言動」は目をそむけたくなった。 「こういった悲惨な歴史もあった」ことを強烈に感じる良い本だった。 最も近い隣国である朝鮮との関係を考えるきっかけとなるだろう。 | ||||
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十数年ぶりの再読。 ほとんど内容は忘れていたのでフレッシュな感覚で読めた。 リーダビリティーは流石だが初読当時は響いたヒューマンドラマが日韓勧善懲悪の門切り型メロドラマと読めなくも無く星霜を経て自身の読書趣味変遷を実感。 | ||||
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