深紅

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評判

深紅の評価:

3.93/5点 レビュー 59件。 D ランク

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平均点3.93pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全120件 81〜100 5/6ページ
No.40
(3pt)

小説版ベートーベン「運命」

前半数ページを読んだだけで、私はこの本を読みきる自信がなくなった。何より、その当時の私の家族構成や状況がこの事件で惨殺された家族の構成や状況とかなり似通っていたからであった。
しかしそれと同時に、もっと先を知りたいという渇望も沸々と沸いてきて、やはり今回も野沢さんにやられたな、と思っていた。
が、私の記憶はそこでぷつりと途切れる。
前半のあまりのインパクトに、後半が印象に残らないのだ。
被害者と加害者が偶然出会って、そこからどうしたとなれば、誰もが想像するのが陰惨な復讐風景。
前半であれだけ盛り上げたのだから・・・。
と思わせといて後半、記憶に残る事件が何もない。
奇を衒ったのかも知れないが、これでは尻すぼみといわれても仕方がない。
日本人の多くが導入部しか知らない、ベートーベンの「運命」のようなイメージだ。しかしあの導入部だけで人々の記憶に強烈な印象を与えるのが野沢尚らしいともいえる。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.39
(3pt)

小説版ベートーベン「運命」

前半数ページを読んだだけで、私はこの本を読みきる自信がなくなった。何より、その当時の私の家族構成や状況がこの事件で惨殺された家族の構成や状況とかなり似通っていたからであった。
しかしそれと同時に、もっと先を知りたいという渇望も沸々と沸いてきて、やはり今回も野沢さんにやられたな、と思っていた。
が、私の記憶はそこでぷつりと途切れる。
前半のあまりのインパクトに、後半が印象に残らないのだ。
被害者と加害者が偶然出会って、そこからどうしたとなれば、誰もが想像するのが陰惨な復讐風景。
前半であれだけ盛り上げたのだから・・・。
と思わせといて後半、記憶に残る事件が何もない。
奇を衒ったのかも知れないが、これでは尻すぼみといわれても仕方がない。
日本人の多くが導入部しか知らない、ベートーベンの「運命」のようなイメージだ。しかしあの導入部だけで人々の記憶に強烈な印象を与えるのが野沢尚らしいともいえる。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.38
(5pt)

被害者側と容疑者側

 秋葉奏子は、小学6年生の頃に両親と幼い2人の弟を都築則夫に殺された。そのまま大きくなった奏子は大学生になったが、その事件がもとで「四時間」という名の心的外傷後ストレスに悩まされてきた。
 そんな時、奏子は事件で死刑になった都築則夫にも娘がいることを突き止める。その女性、都築未歩はバーテンダーとして働いていたが、同棲している男の暴力に悩まされていた。そんな未歩に近づいた奏子は、始めは興味本位であったが、次第に復讐心が芽生えてくる。
本作品では、都築則夫は死刑になったが、奏子やその遺族の悲しみは晴れたわけではない。法律は人を裁けるが、人の心に影響するとは限らないのだ。
なお、この作品は後半が竜頭蛇尾に終わっている感じがあるが、それを差し引いてもとても面白い作品であると思う。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.37
(5pt)

被害者側と容疑者側

 秋葉奏子は、小学6年生の頃に両親と幼い2人の弟を都築則夫に殺された。そのまま大きくなった奏子は大学生になったが、その事件がもとで「四時間」という名の心的外傷後ストレスに悩まされてきた。
 そんな時、奏子は事件で死刑になった都築則夫にも娘がいることを突き止める。その女性、都築未歩はバーテンダーとして働いていたが、同棲している男の暴力に悩まされていた。そんな未歩に近づいた奏子は、始めは興味本位であったが、次第に復讐心が芽生えてくる。
本作品では、都築則夫は死刑になったが、奏子やその遺族の悲しみは晴れたわけではない。法律は人を裁けるが、人の心に影響するとは限らないのだ。
なお、この作品は後半が竜頭蛇尾に終わっている感じがあるが、それを差し引いてもとても面白い作品であると思う。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.36
(2pt)

もう少し勉強して下さい。

 本書に対する批評は「前半の緊迫感に比べて後半がやや腰砕け」というのが最大公約数でしょう。
 しかし、前半も充分にトホホです。ネタばれはしませんが、まず、この状況で監察医務院で解剖することは絶対にありません。この場合、慶応に2体、東大1体、杏林1体でしょう、多分。判決文も本物に似ていない。判決文は裁判所のHPでいくらでも見られます。以上の点は、きちんと取材してから小説を書くべきです。
 後半は世評のように腰砕け。動機が弱いし、仲良しドラマになってどうする。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.35
(2pt)

もう少し勉強して下さい。

 本書に対する批評は「前半の緊迫感に比べて後半がやや腰砕け」というのが最大公約数でしょう。
 しかし、前半も充分にトホホです。ネタばれはしませんが、まず、この状況で監察医務院で解剖することは絶対にありません。この場合、慶応に2体、東大1体、杏林1体でしょう、多分。判決文も本物に似ていない。判決文は裁判所のHPでいくらでも見られます。以上の点は、きちんと取材してから小説を書くべきです。
 後半は世評のように腰砕け。動機が弱いし、仲良しドラマになってどうする。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.34
(5pt)

贖罪と憎悪が絡み合い・・・。

旅行中の娘一人を残し夫婦・息子2人が男に惨殺される。冒頭の数10ページで死刑囚となった男の上申書による殺害の状況説明・判決文による司法判断が詳らかにされ事件の様相は全て明らかに。よって、筋立ての主眼は事件がなぜ起きたかではなく、加害者・被害者双方の残された娘二人が成人してからの邂逅にあります。面白さは評判通り。加害者の贖罪意識・被害者の恨みという定番メニューを各々の娘の立場に転換し、かつ加害者側の殺人動機の「微妙さ」と相俟って読者は娘二人の心情双方にある種の共感を覚えるよう巧みにレールが敷かれている。そんな感じ。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.33
(5pt)

贖罪と憎悪が絡み合い・・・。

旅行中の娘一人を残し夫婦・息子2人が男に惨殺される。冒頭の数10ページで死刑囚となった男の上申書による殺害の状況説明・判決文による司法判断が詳らかにされ事件の様相は全て明らかに。よって、筋立ての主眼は事件がなぜ起きたかではなく、加害者・被害者双方の残された娘二人が成人してからの邂逅にあります。面白さは評判通り。加害者の贖罪意識・被害者の恨みという定番メニューを各々の娘の立場に転換し、かつ加害者側の殺人動機の「微妙さ」と相俟って読者は娘二人の心情双方にある種の共感を覚えるよう巧みにレールが敷かれている。そんな感じ。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.32
(4pt)

あくまでも感想

普段本を読まない私。
「難しくて、途中で飽きてしまうかも?」なんて思いながらも、手にとって読んでみると……現実の事件に関心を寄せるように、深くこの本にハマっていきました。
凄いです。
読み応えがあります!
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.31
(4pt)

あくまでも感想

普段本を読まない私。
「難しくて、途中で飽きてしまうかも?」なんて思いながらも、手にとって読んでみると……現実の事件に関心を寄せるように、深くこの本にハマっていきました。
凄いです。
読み応えがあります!
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.30
(5pt)

お勧めです!!

面白かったです!普通のサスペンスじゃないところも。この手の本はいつも犯人探しだったり、トリック探しで退屈ですが、この作品は実際に事件があったかのように錯覚さえしそうな細かい描写で続きが気になって一気に読んでしまいました。私も自分の家族を惨殺されたら、犯人に向けた憎しみをその家族にも向けるだろう。その次にはどのような行動をとるか。。。奏子のとる行動にどきどきしました。お勧めです!
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.29
(5pt)

お勧めです!!

面白かったです!普通のサスペンスじゃないところも。この手の本はいつも犯人探しだったり、トリック探しで退屈ですが、この作品は実際に事件があったかのように錯覚さえしそうな細かい描写で続きが気になって一気に読んでしまいました。私も自分の家族を惨殺されたら、犯人に向けた憎しみをその家族にも向けるだろう。その次にはどのような行動をとるか。。。奏子のとる行動にどきどきしました。お勧めです!
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.28
(4pt)

読書の連鎖を作る一冊

初めて野沢さんの本を読みました。分量はあるものの、スラスラ読めてしまいました。というより、読まずにいられませんでした。犯罪の被害者心理・・・残された加害者の子ども・・・実際どうなんだろう?という気持ちが沸々と湧いてきました。本作のような人間関係は現実には考えにくいですが・・・。それでも、現実のルポ等よんでみたくなる作品です。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.27
(4pt)

読書の連鎖を作る一冊

初めて野沢さんの本を読みました。分量はあるものの、スラスラ読めてしまいました。というより、読まずにいられませんでした。犯罪の被害者心理・・・残された加害者の子ども・・・実際どうなんだろう?という気持ちが沸々と湧いてきました。本作のような人間関係は現実には考えにくいですが・・・。それでも、現実のルポ等よんでみたくなる作品です。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.26
(3pt)

犯罪のもたらす悲劇

「自分だけが助かった。」その事実は決して奏子を喜ばせはしない。なぜ自分だけが助かったのか?なぜ自分も死ななかったのか?被害者の家族なのに罪悪感が残ってしまう。死んだ家族のことを考えると、心の底から笑えない。その思いは家族を突然失った者にしか分からないだろう。笑うことに後ろめたささえ覚えるのだ。奏子は未歩を憎んだ。しかし、未歩の苦しみも理解できた。理解できたからこそ、未歩を最後まで追い詰めることができなかったのだろう。犯罪は、周りの人全てを不幸にする。決して犯してはならないのだ。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.25
(3pt)

犯罪のもたらす悲劇

「自分だけが助かった。」その事実は決して奏子を喜ばせはしない。なぜ自分だけが助かったのか?なぜ自分も死ななかったのか?被害者の家族なのに罪悪感が残ってしまう。死んだ家族のことを考えると、心の底から笑えない。その思いは家族を突然失った者にしか分からないだろう。笑うことに後ろめたささえ覚えるのだ。奏子は未歩を憎んだ。しかし、未歩の苦しみも理解できた。理解できたからこそ、未歩を最後まで追い詰めることができなかったのだろう。犯罪は、周りの人全てを不幸にする。決して犯してはならないのだ。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.24
(5pt)

犯罪被害者遺族と加害者親族のコントラスト

一つの殺人事件を巡る暗黒物語。それぞれの心情が丹念に綴られていく・・・犯罪被害者遺族の暗い情念が描写されていて秀逸。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.23
(5pt)

犯罪被害者遺族と加害者親族のコントラスト

一つの殺人事件を巡る暗黒物語。それぞれの心情が丹念に綴られていく・・・犯罪被害者遺族の暗い情念が描写されていて秀逸。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.22
(5pt)

著者が精力を傾けて残した傑作

被害者の娘と加害者の娘を接近させるシナリオは、残虐性を孕みつつ挑戦的だと思う。しかし、そのことで双方が胸の内に秘める想いを、赤裸々に表現することができている。和解か、それとも復讐か、被害者の娘がどちらを選択するか、そこにサスペンス色も見出すこともできるが、作品の読みどころは鏡像関係にある二人の心が精密に描写されるところだ。なお、この作品は第22回吉川英治文学新人賞を受賞している。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.21
(5pt)

著者が精力を傾けて残した傑作

被害者の娘と加害者の娘を接近させるシナリオは、残虐性を孕みつつ挑戦的だと思う。しかし、そのことで双方が胸の内に秘める想いを、赤裸々に表現することができている。和解か、それとも復讐か、被害者の娘がどちらを選択するか、そこにサスペンス色も見出すこともできるが、作品の読みどころは鏡像関係にある二人の心が精密に描写されるところだ。なお、この作品は第22回吉川英治文学新人賞を受賞している。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178