深紅

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評判

深紅の評価:

3.93/5点 レビュー 59件。 D ランク

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平均点3.93pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全120件 61〜80 4/6ページ
No.60
(3pt)

ジャンル分け、評価に苦しむ

帯の文句にあるような「奇跡的傑作」とは思えないが、
私には評判のいい前半部よりも、後半部のほうが心に残る。
はっきりいってしまうと、後半部だけでもよかったのではと思う。
このモチーフで短編が読みたかったなぁ。
ミステリーとして読むと肩透かしを食わされるし、ジャンルでは縛れない小説である。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.59
(3pt)

ジャンル分け、評価に苦しむ

帯の文句にあるような「奇跡的傑作」とは思えないが、
私には評判のいい前半部よりも、後半部のほうが心に残る。
はっきりいってしまうと、後半部だけでもよかったのではと思う。
このモチーフで短編が読みたかったなぁ。
ミステリーとして読むと肩透かしを食わされるし、ジャンルでは縛れない小説である。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.58
(5pt)

設定だけでも十分スリリングな傑作

 まず、驚くべき人物設定であることに驚くだろう。事件の被害者と加害者の遺族同士の、一種の交流というのは前代未聞ではないだろうか。過去と現在を行きつ戻りつし、遺族としての気持ちが時に迷い、時に勇気を鼓舞しながら物語が進行していく。非常にスリリングだが、見た目は淡々としていて、非常に薄ら寒さを感じるときもある。
 最後がどうなることやら途中から気が重くなったが、最後はこれしかないだろうなという終わり方で気持ちがゆっくりと弛緩した。きっと主人公も同じ気持ちだろう、そう思わせる開放感だった。
 本作品でも作家のこだわりである「マスコミの責任」がはっきりと現れている。作中に登場するルポライターが作家の贖罪の心を表す姿に思えてならなかった。
 本書は文学賞受賞作品だが、その選考委員でもあった高橋克彦の力強い解説も非常に面白い。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.57
(5pt)

設定だけでも十分スリリングな傑作

 まず、驚くべき人物設定であることに驚くだろう。事件の被害者と加害者の遺族同士の、一種の交流というのは前代未聞ではないだろうか。過去と現在を行きつ戻りつし、遺族としての気持ちが時に迷い、時に勇気を鼓舞しながら物語が進行していく。非常にスリリングだが、見た目は淡々としていて、非常に薄ら寒さを感じるときもある。
 最後がどうなることやら途中から気が重くなったが、最後はこれしかないだろうなという終わり方で気持ちがゆっくりと弛緩した。きっと主人公も同じ気持ちだろう、そう思わせる開放感だった。
 本作品でも作家のこだわりである「マスコミの責任」がはっきりと現れている。作中に登場するルポライターが作家の贖罪の心を表す姿に思えてならなかった。
 本書は文学賞受賞作品だが、その選考委員でもあった高橋克彦の力強い解説も非常に面白い。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.56
(5pt)

磁石のN極とS極

この小説は家族を失った小学生が心のどこか壊れたまま成長する姿が実に見事に書かれている・
そして犯人の娘に会いに行き、彼女との交流を持つ中、彼女自身事件と向き合い、新たな憎悪、共感など新しい感情が浮かんでくる。
色々な事を考えた小説だった。被害者家族の傷と加害者の思いそして加害者家族の人生。
この小説は被害者家族である奏子の視点から書かれている。加害者の娘である未歩との交流の結末は違ったものを想像していた分すこし肩透かしをくらった点もあったが、対極的な立場であるが、同じ苦しみを得たものとして磁石のように惹かれあった二人の気持ちは理解できるように思う。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.55
(5pt)

磁石のN極とS極

この小説は家族を失った小学生が心のどこか壊れたまま成長する姿が実に見事に書かれている・
そして犯人の娘に会いに行き、彼女との交流を持つ中、彼女自身事件と向き合い、新たな憎悪、共感など新しい感情が浮かんでくる。
色々な事を考えた小説だった。被害者家族の傷と加害者の思いそして加害者家族の人生。
この小説は被害者家族である奏子の視点から書かれている。加害者の娘である未歩との交流の結末は違ったものを想像していた分すこし肩透かしをくらった点もあったが、対極的な立場であるが、同じ苦しみを得たものとして磁石のように惹かれあった二人の気持ちは理解できるように思う。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.54
(4pt)

前半の展開は圧巻!

 評判の本なので読んでみた。たしかに前半の事件発生、その経緯を追った場景描写は緻密で克明、主人公奏子の心理描写も圧巻。後半、被害者の娘と加害者の娘が出会う件にむけて重厚なストーリー展開が続く。奏子は家族を惨殺した加害者の娘、未歩にどう接していくのか…。
 一気に読んだが、ラストの展開が弱く、期待はずれの感あり。読み応えは、ある。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.53
(4pt)

前半の展開は圧巻!

 評判の本なので読んでみた。たしかに前半の事件発生、その経緯を追った場景描写は緻密で克明、主人公奏子の心理描写も圧巻。後半、被害者の娘と加害者の娘が出会う件にむけて重厚なストーリー展開が続く。奏子は家族を惨殺した加害者の娘、未歩にどう接していくのか…。
 一気に読んだが、ラストの展開が弱く、期待はずれの感あり。読み応えは、ある。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.52
(3pt)

何とも後味が悪い

前半の話は本当に引きずり込まれた。殺人描写も残虐で生々しく、これからこの娘の人生はどうなってしまうのだろうと。
後半、殺人者の娘の登場で話の展開が変わった。私はてっきり殺人者の娘は被害者の娘の正体に気付いていて、最後にどんでん返しがあるのだろうと思っていた。ところが、何のひねりもなく赤の他人の関係のまま終わってしまった。読んだ後、これはないなと思わず呟いてしまった。がっかりした。私の中では何ひとつ解決してなかったから。殺人者の死刑判決を延ばす本当の理由もイマイチ納得できなかったし、主人公も一体どうしたかったのかもはっきりしなかった。親戚の叔母さんが面倒みてくれた理由や父親の愛人との絡み、何もかも中途半端な感じ。娘同士の奇妙な友情もどうせならお互いの素性を知った後の展開までしてほしかたなぁと思う。前半の話の面白さから差し引いて星三つにしました。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.51
(3pt)

何とも後味が悪い

前半の話は本当に引きずり込まれた。殺人描写も残虐で生々しく、これからこの娘の人生はどうなってしまうのだろうと。
後半、殺人者の娘の登場で話の展開が変わった。私はてっきり殺人者の娘は被害者の娘の正体に気付いていて、最後にどんでん返しがあるのだろうと思っていた。ところが、何のひねりもなく赤の他人の関係のまま終わってしまった。読んだ後、これはないなと思わず呟いてしまった。がっかりした。私の中では何ひとつ解決してなかったから。殺人者の死刑判決を延ばす本当の理由もイマイチ納得できなかったし、主人公も一体どうしたかったのかもはっきりしなかった。親戚の叔母さんが面倒みてくれた理由や父親の愛人との絡み、何もかも中途半端な感じ。娘同士の奇妙な友情もどうせならお互いの素性を知った後の展開までしてほしかたなぁと思う。前半の話の面白さから差し引いて星三つにしました。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.50
(4pt)

貫かれる闇

まず思うことは、野沢尚の作品だなぁということ。
「破線のマリス」の時も思ったが、この人の作品は
ハッピーエンドとはほど遠い終わり方をする。
そして、この「深紅」を読むと、
彼が昨年自殺によってその生涯を自ら閉じて
しまったことにも妙に納得がいく。そんな作品である。
だから、相変わらずテーマはものすごく面白いし、
終盤まで引っ張るのだがいまいち切れ味に欠ける。
悩んだまま作品が終わっていく。作家野沢尚という人は、
ここがちょっと惜しいのである。
〜〜〜〜〜
家族を惨殺された主人公奏子と
死刑宣告を受けた犯人の娘が出会ったあとから、
物語はどんどん深い闇の中に入っていく。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.49
(4pt)

貫かれる闇

まず思うことは、野沢尚の作品だなぁということ。
「破線のマリス」の時も思ったが、この人の作品は
ハッピーエンドとはほど遠い終わり方をする。
そして、この「深紅」を読むと、
彼が昨年自殺によってその生涯を自ら閉じて
しまったことにも妙に納得がいく。そんな作品である。
だから、相変わらずテーマはものすごく面白いし、
終盤まで引っ張るのだがいまいち切れ味に欠ける。
悩んだまま作品が終わっていく。作家野沢尚という人は、
ここがちょっと惜しいのである。
〜〜〜〜〜
家族を惨殺された主人公奏子と
死刑宣告を受けた犯人の娘が出会ったあとから、
物語はどんどん深い闇の中に入っていく。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.48
(2pt)

うーん・・・

 主人公の奏子が修学旅行中に家族が惨殺されてしまう。
でも読み進めていくうちに その犯人は奏子の父親に
恨みがあり、復讐される形で殺されてしまったのがわかる。
 一家を惨殺された奏子が悲劇のヒロインのはずなのに
殺人犯の娘の未歩のほうが悲劇のヒロインに
思えてしまう。なんだか腑におちない感のする
作品です。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.47
(2pt)

うーん・・・

 主人公の奏子が修学旅行中に家族が惨殺されてしまう。
でも読み進めていくうちに その犯人は奏子の父親に
恨みがあり、復讐される形で殺されてしまったのがわかる。
 一家を惨殺された奏子が悲劇のヒロインのはずなのに
殺人犯の娘の未歩のほうが悲劇のヒロインに
思えてしまう。なんだか腑におちない感のする
作品です。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.46
(5pt)

引きずり込まれる

小6の主人公が修学旅行先で突然家に帰るように言われるところから始まるストーリー、。子供ながらに、家族の死を確信し、東京に帰るまでの4時間を、不安な気持ちと覚悟を持ってやり過ごしていく。
そして知らされる残虐な殺人行為。読者は、この少女を悲劇のヒロインとして認識し、罪を犯した犯人を心から憎む。
第2章には、犯人の男の上申書が綴られていく。そこで知る、彼の悲劇。読み手を今度は行き場のない怒りに誘う内容である。
この前半部分の展開は、読み手を一気に引きずり込み、途中で止めることを許さぬ構成だ。やがて始まる、被害者と加害者の二人の娘のくだり。前半に比べると、確かに緩慢かもしれないが、作者の言いたいことはこの後半にこそある。真綿で首を絞めるように徐々に加害者の娘を追いやっていくさまは、前半の性急な犯罪と対比されて、むしろ怖い。
大変に計算されつくした傑作と思った。
映画も見てみたい。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.45
(5pt)

引きずり込まれる

小6の主人公が修学旅行先で突然家に帰るように言われるところから始まるストーリー、。子供ながらに、家族の死を確信し、東京に帰るまでの4時間を、不安な気持ちと覚悟を持ってやり過ごしていく。
そして知らされる残虐な殺人行為。読者は、この少女を悲劇のヒロインとして認識し、罪を犯した犯人を心から憎む。
第2章には、犯人の男の上申書が綴られていく。そこで知る、彼の悲劇。読み手を今度は行き場のない怒りに誘う内容である。
この前半部分の展開は、読み手を一気に引きずり込み、途中で止めることを許さぬ構成だ。やがて始まる、被害者と加害者の二人の娘のくだり。前半に比べると、確かに緩慢かもしれないが、作者の言いたいことはこの後半にこそある。真綿で首を絞めるように徐々に加害者の娘を追いやっていくさまは、前半の性急な犯罪と対比されて、むしろ怖い。
大変に計算されつくした傑作と思った。
映画も見てみたい。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.44
(2pt)

テーマと内容がアンバランス

殺人事件の被害者の娘と加害者の娘が出会うと、どんなどろどろした話になるのかと思い、
どんな結末と救いを読めるんだろうと期待してましたが、あまりのあっさりした展開にがっくりしました。
前半が盛り上がって、後半が尻つぼみというレビューが多いですが、まったくそのとおりでした。
別段、二人の少女の奇妙な友情物語を読みたいわけじゃないので。
それに前半も盛り上がったとは思えず、重いテーマを選びすぎたという感じです。
殺人事件って、被害者って、悲しみは最初の激しさをなくしても、
怒りや憎しみはずっと抱えているものだと思うから。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.43
(2pt)

テーマと内容がアンバランス

殺人事件の被害者の娘と加害者の娘が出会うと、どんなどろどろした話になるのかと思い、
どんな結末と救いを読めるんだろうと期待してましたが、あまりのあっさりした展開にがっくりしました。
前半が盛り上がって、後半が尻つぼみというレビューが多いですが、まったくそのとおりでした。
別段、二人の少女の奇妙な友情物語を読みたいわけじゃないので。
それに前半も盛り上がったとは思えず、重いテーマを選びすぎたという感じです。
殺人事件って、被害者って、悲しみは最初の激しさをなくしても、
怒りや憎しみはずっと抱えているものだと思うから。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178
No.42
(4pt)

一遍の小説としてのバランスが悪い

第一章では、主人公が修学旅行先から事件の知らせを受け、
教師と共に家族の安置されている病院に行くまでが克明に
描かれる。主人公の心理描写は、この作者でなければ書け
ないような緊迫感あふれるものである。
第二章では、犯人の上申書という形で犯行の様子が語られる。
そこでは、必ずしも被害者である父親が良い人間ではなかった
事が明かされる。
そして、第三章以降、犯人にも同じ年の娘がいる事を知った
主人公が、身分を隠して犯人の娘に接近していく。
いったい主人公は何をするつもりなのか?
ジリジリした緊張感が盛り上がる。
が、終盤で今ひとつ盛り上がりに欠けた。
結局主人公は何をしたかったのか?
良く判らないまま終わってしまった。
この作者の作品を何作か読んだが、いずれも描写力は優れるものの、
一遍の小説としてみると、バランスの悪さを感じる。
深紅 Amazon書評・レビュー: 深紅より
4062102854
No.41
(4pt)

一遍の小説としてのバランスが悪い

第一章では、主人公が修学旅行先から事件の知らせを受け、
教師と共に家族の安置されている病院に行くまでが克明に
描かれる。主人公の心理描写は、この作者でなければ書け
ないような緊迫感あふれるものである。
第二章では、犯人の上申書という形で犯行の様子が語られる。
そこでは、必ずしも被害者である父親が良い人間ではなかった
事が明かされる。
そして、第三章以降、犯人にも同じ年の娘がいる事を知った
主人公が、身分を隠して犯人の娘に接近していく。
いったい主人公は何をするつもりなのか?
ジリジリした緊張感が盛り上がる。
が、終盤で今ひとつ盛り上がりに欠けた。
結局主人公は何をしたかったのか?
良く判らないまま終わってしまった。
この作者の作品を何作か読んだが、いずれも描写力は優れるものの、
一遍の小説としてみると、バランスの悪さを感じる。
深紅 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 深紅 (講談社文庫)より
4062739178