(短編集)

症例A

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評判

症例Aの評価:

4.21/5点 レビュー 72件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 1〜20 1/6ページ
No.118
(5pt)

読み応えあり

久々に紙の本を買いました。
色んな分野のお話がてんこ盛りで、飽きずに読破しました。
しばらくしたら、また読みたくなると思います。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.117
(5pt)

読み応えあり

久々に紙の本を買いました。
色んな分野のお話がてんこ盛りで、飽きずに読破しました。
しばらくしたら、また読みたくなると思います。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.116
(4pt)

登場する女性が不思議な魅力であふれた不思議な小説

登場人物が魅力的過ぎ、不思議な余韻が残る小説です。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.115
(4pt)

登場する女性が不思議な魅力であふれた不思議な小説

登場人物が魅力的過ぎ、不思議な余韻が残る小説です。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.114
(5pt)

おもしろい

古本屋の80円均一コーナーでまとめて何冊か買った本の中の一冊。
特に期待もせずに読み始めたが最初から怪しい雰囲気が漂っておりミステリーとして楽しめた。
自分は難しい学問は苦手だがこの本のおかげで精神病に興味を持つことが出来た。
登場人物も魅力的で物語の世界にどっぷりハマる事ができ非常に満足している。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.113
(5pt)

おもしろい

古本屋の80円均一コーナーでまとめて何冊か買った本の中の一冊。
特に期待もせずに読み始めたが最初から怪しい雰囲気が漂っておりミステリーとして楽しめた。
自分は難しい学問は苦手だがこの本のおかげで精神病に興味を持つことが出来た。
登場人物も魅力的で物語の世界にどっぷりハマる事ができ非常に満足している。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.112
(4pt)

虚実の境

ずっと以前に人から勧められながらも、心のどこかで「(当時流行っていた)精神疾患をネタにしたサイコサスペンスでしょ?」という先入観に邪魔され手を出さずにいました。それほど2000年代初頭のネット黎明期にはなんちゃってメンヘラ本やら、とうの当事者側も薬やら病名やらを事細かにプロフィールに羅列するという、精神神経疾患を一種の「ステータス」として扱うような眉をひそめざるをえない状況が、一部界隈にあったと記憶しております。

この度ふとしたきっかけで手にしました。印象はとにかく「誠実である」ということでした。
登場人物も去ることながら、作者である多島氏の筆致からも精神疾患(者)を奇異なものとして扱わない、慎重に、丁寧に、誤解を与えないよう、罹患者に至るまでの背景を含め誠実に描いています。

物語を通してのテーマはまさに「虚実の境」だと思います。
新たな病院に赴任した精神科医・榊と担当患者の亜左美、都博物館の歴史上に突如湧いてきた重要文化財の贋作疑惑というストーリーが並列進行していきますが、院内エピソードは病としての嘘あるいは作話となっており、博物館エピソードは国家による隠蔽という名の嘘(疑惑)という、双方がある種のメタファー的に描かれています。しかしながら前者は「精神病患者の作話」として虚を前提に扱われ、後者は「あり得ない話」として実を前提に扱われてしまうという現実。嘘もつき方、つく人間の社会的立場によって事実にも妄想にも扱われるという危険な社会通念がそこにはあります。
もしもこの物語に登場する患者の訴えがすべて「真実」だとしたら、、、恐ろしい事です。

榊は最後に亜左美を担当医として治療する決心をしますが、同時に広瀬由紀を支えていくことも決心します。この決心は言わずもがな苦難の道。約束を反故にすることはすなわち「嘘」となります。彼は事実を事実として成立できるのか?はたまた現実を前に嘘をついてしまうのか。

もっとも印象に残ったのが岐戸医師の以下のセリフ。
「(略)そもそも、<統合>そのものが治療の目的じゃありません。患者の苦痛を取り除いて、支障なく生活できるようにする、これが目的であって、統合というのは、そのための手段の一つにすぎないと思うんです。完全には統合できていなくても、生きてゆくことに支障を感じなければ、それでいいんじゃないか、と。」
医学モデルから生活モデルへの変遷が描かれているようです。刊行は2000年とのことですが奇しくも翌年にはWHOによりICFという概念が採択される運びとなりました。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.111
(4pt)

虚実の境

ずっと以前に人から勧められながらも、心のどこかで「(当時流行っていた)精神疾患をネタにしたサイコサスペンスでしょ?」という先入観に邪魔され手を出さずにいました。それほど2000年代初頭のネット黎明期にはなんちゃってメンヘラ本やら、とうの当事者側も薬やら病名やらを事細かにプロフィールに羅列するという、精神神経疾患を一種の「ステータス」として扱うような眉をひそめざるをえない状況が、一部界隈にあったと記憶しております。

この度ふとしたきっかけで手にしました。印象はとにかく「誠実である」ということでした。
登場人物も去ることながら、作者である多島氏の筆致からも精神疾患(者)を奇異なものとして扱わない、慎重に、丁寧に、誤解を与えないよう、罹患者に至るまでの背景を含め誠実に描いています。

物語を通してのテーマはまさに「虚実の境」だと思います。
新たな病院に赴任した精神科医・榊と担当患者の亜左美、都博物館の歴史上に突如湧いてきた重要文化財の贋作疑惑というストーリーが並列進行していきますが、院内エピソードは病としての嘘あるいは作話となっており、博物館エピソードは国家による隠蔽という名の嘘(疑惑)という、双方がある種のメタファー的に描かれています。しかしながら前者は「精神病患者の作話」として虚を前提に扱われ、後者は「あり得ない話」として実を前提に扱われてしまうという現実。嘘もつき方、つく人間の社会的立場によって事実にも妄想にも扱われるという危険な社会通念がそこにはあります。
もしもこの物語に登場する患者の訴えがすべて「真実」だとしたら、、、恐ろしい事です。

榊は最後に亜左美を担当医として治療する決心をしますが、同時に広瀬由紀を支えていくことも決心します。この決心は言わずもがな苦難の道。約束を反故にすることはすなわち「嘘」となります。彼は事実を事実として成立できるのか?はたまた現実を前に嘘をついてしまうのか。

もっとも印象に残ったのが岐戸医師の以下のセリフ。
「(略)そもそも、<統合>そのものが治療の目的じゃありません。患者の苦痛を取り除いて、支障なく生活できるようにする、これが目的であって、統合というのは、そのための手段の一つにすぎないと思うんです。完全には統合できていなくても、生きてゆくことに支障を感じなければ、それでいいんじゃないか、と。」
医学モデルから生活モデルへの変遷が描かれているようです。刊行は2000年とのことですが奇しくも翌年にはWHOによりICFという概念が採択される運びとなりました。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.110
(4pt)

症例A

精神科医の榊は美貌の十七歳の少女・亜左美を患者として持つことになった。亜左美は敏感に周囲の人間関係を読み取り、治療スタッフの心理をズタズタに振りまわす。榊は「境界例」との疑いを強め、厳しい姿勢で対処しようと決めた。しかし、女性臨床心理士である広瀬は「解離性同一性障害(DID)」の可能性を指摘し、榊と対立する。正常と異常の境界とは、〈治す〉ということとはどういうことなのか? 七年の歳月をかけて、かつてない繊細さで描き出す、魂たちのささやき。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.109
(4pt)

症例A

精神科医の榊は美貌の十七歳の少女・亜左美を患者として持つことになった。亜左美は敏感に周囲の人間関係を読み取り、治療スタッフの心理をズタズタに振りまわす。榊は「境界例」との疑いを強め、厳しい姿勢で対処しようと決めた。しかし、女性臨床心理士である広瀬は「解離性同一性障害(DID)」の可能性を指摘し、榊と対立する。正常と異常の境界とは、〈治す〉ということとはどういうことなのか? 七年の歳月をかけて、かつてない繊細さで描き出す、魂たちのささやき。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.108
(5pt)

作者はとても勉強している

精神科病棟に勤務している医師ですが、作者は精神科特有の病名や用語の定義をよく理解して執筆されています。
また、精神科医師やスタッフがどのように考えているか、それに対する患者の思いもよく表現されれています。
全く別個に考古学の話が平行して進み、後半で結びつきます。歴史好きにはたまらない展開と思います。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.107
(5pt)

作者はとても勉強している

精神科病棟に勤務している医師ですが、作者は精神科特有の病名や用語の定義をよく理解して執筆されています。
また、精神科医師やスタッフがどのように考えているか、それに対する患者の思いもよく表現されれています。
全く別個に考古学の話が平行して進み、後半で結びつきます。歴史好きにはたまらない展開と思います。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.106
(5pt)

堅苦しいかと思ったが、サスペンスみたい。面白かった。

精神分裂病の説明かわかりやすい。また多重人格症との違い、患者に入り込まなければ対応しなければならない大変さが
良く伝わった来ました。最後はサスペンスかと思われる展開があの面白かったです。
精神分裂病"デボラの日記"よりは理解しやすかったです。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.105
(5pt)

堅苦しいかと思ったが、サスペンスみたい。面白かった。

精神分裂病の説明かわかりやすい。また多重人格症との違い、患者に入り込まなければ対応しなければならない大変さが
良く伝わった来ました。最後はサスペンスかと思われる展開があの面白かったです。
精神分裂病"デボラの日記"よりは理解しやすかったです。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.104
(4pt)

精神看護学勉強中の身ですので、ためになりました。

教科書や参考書の説明は、何度繰り返し読んでもピンと来ませんでしたが、
この小説のおかげで、納得できました。

ネタバレになっちゃいますけど、確かにもう少し博物館の秘密を
知りたかったなと思いました。

ありがとうございます。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.103
(4pt)

精神看護学勉強中の身ですので、ためになりました。

教科書や参考書の説明は、何度繰り返し読んでもピンと来ませんでしたが、
この小説のおかげで、納得できました。

ネタバレになっちゃいますけど、確かにもう少し博物館の秘密を
知りたかったなと思いました。

ありがとうございます。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.102
(5pt)

このような面白い小説を久し振りに読みました

10数年前に出版された小説なので、既に多くのレビューがあります。
ストーリーの展開に疑問を感じられた方もいらっしゃるようです。
私としては、多重人格という難解なテーマについて著者がよくもここまで丹念に調べあげたと感嘆しました。
精神科医というのは、患者の一言一言を、これほど敏感に捉えているものなのか?(私自身、長年お世話になっています)
私が大学生の頃は、フロイトやユングなど精神分析をかなり絶対視していたのですが、
現在の医療界では、ほとんど重きを置かれていないという記載にもかなり驚きました。
境界例の患者に振り回される医師の現実は、このようなものか?
現場での医師と臨床心理士の関係も興味深かったです。
ともかく、この小説を読み通して、多重人格の真実に迫ることができたと思っています。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.101
(5pt)

このような面白い小説を久し振りに読みました

10数年前に出版された小説なので、既に多くのレビューがあります。
ストーリーの展開に疑問を感じられた方もいらっしゃるようです。
私としては、多重人格という難解なテーマについて著者がよくもここまで丹念に調べあげたと感嘆しました。
精神科医というのは、患者の一言一言を、これほど敏感に捉えているものなのか?(私自身、長年お世話になっています)
私が大学生の頃は、フロイトやユングなど精神分析をかなり絶対視していたのですが、
現在の医療界では、ほとんど重きを置かれていないという記載にもかなり驚きました。
境界例の患者に振り回される医師の現実は、このようなものか?
現場での医師と臨床心理士の関係も興味深かったです。
ともかく、この小説を読み通して、多重人格の真実に迫ることができたと思っています。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315
No.100
(5pt)

このような面白い小説を久し振りに読みました

10数年前に出版された小説なので、既に多くのレビューがあります。
ストーリーの展開に疑問を感じられた方もいらっしゃるようです。
私としては、多重人格という難解なテーマについて著者がよくもここまで丹念に調べあげたと感嘆しました。
精神科医というのは、患者の一言一言を、これほど敏感に捉えているものなのか?(私自身、長年お世話になっています)
私が大学生の頃は、フロイトやユングなど精神分析をかなり絶対視していたのですが、
現在の医療界では、ほとんど重きを置かれていないという記載にもかなり驚きました。
境界例の患者に振り回される医師の現実は、このようなものか?
現場での医師と臨床心理士の関係も興味深かったです。
ともかく、この小説を読み通して、多重人格の真実に迫ることができたと思っています。
症例A (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 症例A (角川文庫)より
4043690010
No.99
(5pt)

このような面白い小説を久し振りに読みました

10数年前に出版された小説なので、既に多くのレビューがあります。
ストーリーの展開に疑問を感じられた方もいらっしゃるようです。
私としては、多重人格という難解なテーマについて著者がよくもここまで丹念に調べあげたと感嘆しました。
精神科医というのは、患者の一言一言を、これほど敏感に捉えているものなのか?(私自身、長年お世話になっています)
私が大学生の頃は、フロイトやユングなど精神分析をかなり絶対視していたのですが、
現在の医療界では、ほとんど重きを置かれていないという記載にもかなり驚きました。
境界例の患者に振り回される医師の現実は、このようなものか?
現場での医師と臨床心理士の関係も興味深かったです。
ともかく、この小説を読み通して、多重人格の真実に迫ることができたと思っています。
症例A Amazon書評・レビュー: 症例Aより
4048732315