狼花 新宿鮫IX

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評判

狼花 新宿鮫IXの評価:

4.19/5点 レビュー 75件。 A ランク

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平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全108件 101〜108 6/6ページ
No.8
(4pt)

ストーリー展開はさすが

「風化水脈」がかなり期待外れだったことを思うと、本作はそこそこの出来だと思う。終盤の山場に向けて、様々な登場人物の起伏に富んだ人生をひとつに集約していくストーリー展開はさすが。ただひとつ残念なのは、仙田や毛利といった鮫島にとっての敵対人物が「怖いけど本当はやさしい人」みたいな中途半端な設定になっている点。もっと冷徹で貪欲な人物として描いたほうが、ストーリー全体が引き締まったのではないか。
狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) Amazon書評・レビュー: 狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
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No.7
(3pt)

狼花

待ってました・・・
けど何となくあれ?あれ?
確かに一気に読んでしまいましたが、ここ数年の彼の書く本に共通しているような気がするのですが、以前のような重苦しさ、やるせなさ、そしてスリル、疾走感が希薄なような気がします。
でもまた彼の新宿鮫新作が読めて嬉しいですけど。
狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) Amazon書評・レビュー: 狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
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No.6
(4pt)

お手並み拝見

 個人的には購入して損をした、ということにはならないと考えてます。やはり著者らしく、それなりに楽しめる内容に仕上がっています。
唸りながら、本作品を上梓したであろう著者には大変申し訳ないのですが、こちらで皆さんが述べられている分析も妥当なものかな、と感じます。
作品全体を通して感じたことがあります。
「著者と作品との関係」において、です。
「下りのエスカレーターを“下から上の踊り場目指して上りきりたい”著者」
その歩速が自身の意図に反して緩やかな為、結果として中々下りのエスカレーターを上りきれずにそこに留まってしまった、という印象を受けました。それでも、高いレベルでの次元だと思います。
つまり、下りのエスカレーターが世の中の変化の速度・読者の期待を表すものであり、下りのエスカレーターを下から上の踊り場目指して上りきりたい著者、という関係を意図しています。
それから。
登場人物の個々人の魅力を作品に反映させていくことも大事かと思いますが、個人的には物語の骨格を成す「犯罪とそれを取り巻くもの」をいかに構築していくのかは、気楽な一読者からしても中々難しいように思います。ただ、そこが定まれば必ずこれまでのように、読者が唸るような作品になるのかなあ、と考えたりします。
「犯罪」⇔「ヤクザ・外国人犯罪者等」⇔「現場警察・警察官僚」 
上記の関係の妙がありながら、それにまつわる登場人物の人間的な魅力により物語に厚みがでるように思います。
基本的に、作品の主要な舞台が新宿なので、例えば安易に9・11のテロを連想する犯罪とリンクさせた作品は、“鮫シリーズ”では作られないのかもしれませんが、そうすると物語の骨格をどのへんに求めるのか。
生意気な物言いながら、お手並み拝見させてもらえれば、って期待しています。
狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) Amazon書評・レビュー: 狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
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No.5
(2pt)

なんか、物足りない

ハードカバーになって最初の作品だが、正直言って、登場人物の魅力が乏しく、美しい装丁が浮いてしまっている感じがした。
これまでは、香田をはじめとする体制側の人間も暴力団側の人間も、必ずしも正しい道ではないもののそれぞれの役割を活き活きと動き回っていた。また女性陣も、晶や杉田江見里などがいることにより、鮫島が単なる「職務と信念に忠実な警察官」だけでなく、「私」の部分もあり、そこで迷うこともある「普通の人間なのだ」ということを演出したり、或いは敵役を、「単なる悪人ではなく、普通の感情もある人間なのだ」と演出していたのに。
今回は、毛利は有力暴力団の経済派という上辺だけで、明蘭がどこに惹かれたのか理解しがたかった。また、明蘭も中国から来た、目利きとしての能力があるホステス上がりの、という程度の肉付けしか読み取れず、何故仙田ほどの人が目をかけたのか理解しづらかった。
それ以上に、香田という人物が、単なるキレ易いエキセントリックな人物にされてしまったのが惜しい。もしもこの人物像にするのならば、きっかけの事件をもっと掘り下げないと、これまでの魅力が台無しである。
8作までがとても良かったので、次回作に期待したい。
狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) Amazon書評・レビュー: 狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
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No.4
(2pt)

性急すぎる

著者本人が、シリーズのひとつの区切りというようなことを言っていたが、
ここまで性急にまとめなくても良いのではないか?と思わざるをえなかった。
得たいのしれない国際犯罪者、仙田。
警察内部でのライバル、香田。
主人公と敵対しながらも、男としては互いに一目を置かざるを得なかったこの二人をこうもあっさり片付けるとは・・・・。
次回作では桃井や藪もこんな扱いをうけてしまうのか・・・。
明蘭に、女としての、人間としての魅力がそこまであるとは到底思えなかった。
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No.3
(5pt)

非常に難しいテーマだ!

多発する外国人犯罪から日本を守るために何をすべきか・・・!?
総論から求めようとするキャリア・香田。
あくまで悪と戦おうとする鮫島。
そして過去を暴露した仙田。
各々が、自分の信念に基づいて行動を起こす。
それは確かに今の法律の中では難しかったりするのだが、善悪だけでなはく、「日本人」として考えなければならないことがある。
そんな思いを、立場によって、また決して交わらない考え方を指しながら物語が進んでいく。
一事件の解決ではなく、今の日本に巣くってる問題を提示していると思う。
根深く、考えさせられるテーマだった。
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No.2
(3pt)

主役は誰?

5年半もの長きにわたり、待ちに待った新作だったのに、という感じ。
飢餓感が頂点に達していたが故に、期待が膨らみすぎていたのかもしれない。
読了して、ハードカバーを一冊読んだという満足感は、残念ながら感じられなかった。
満を持して登場したはずの仙田の扱いにも不満が残るが、あまりにも明蘭に重きを置きすぎたせいで、肝心の鮫島の存在感までが薄れてしまっていたのが何よりも残念だった。
せっかく、鮫島と香田が正面切ってぶつかる設定になっているのに、それすらおざなり感が否めなかった。
もっと、鮫島を中心にした、仙田、香田の三つどもえの話を読んでみたかったと思う。
これまでのシリーズでは、読んでいて敵役にもかなり感情移入することができたし、だからこそ鮫島との対決を手に汗握って読み進めることができたのだが、今回は最後まで明蘭に好感が持てなかった。
今回の作品で、これまでの敵役には全てケリをつけたと作者は語っているようだが、仙田はともかく香田に関しては、ぜひともがっぷり四つに組んだリベンジ作を書いてもらいたいと切に願ってやまない。
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No.1
(3pt)

薄い・・・

久方ぶりのシリーズ最新作&仙田登場で期待しすぎたのか、内容がイマイチ希薄に感じた。
毒猿や屍蘭のようにもっと人間仙田にフォーカスしてほしかった。
せっかくの大物登場なのにもったいない気がした。
鮫ファンとしては、コレは通過点と理解して、次作に期待しようかと思う。
狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9)) Amazon書評・レビュー: 狼花 新宿鮫IX (新宿鮫 (9))より
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