(短編集)

儚い羊たちの祝宴

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評判

儚い羊たちの祝宴の評価:

3.96/5点 レビュー 160件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全205件 141〜160 8/11ページ
No.65
(4pt)

興奮して眠れなくなる

そこまでの読書家ではないのですが、寝る前に本を読む生活をしています。こちらは短編のミステリーだということで、一日一話という調子で読んでいきました。その数日間はタイトルの通り、興奮して眠れない日々が続きました。

全編通してお嬢様風な手記であり、言い回しに独特な少し難しい単語や表現がありながらも、すらすらと読めてしまう内容です。どの話にもきちんとオチがあり、どんでん返しのような衝撃があるのですが、それを期待するよりも作品の世界観に浸ることのほうがいつしか楽しくなっていました。

また、全てを読み終えた上で解説サイトなども巡ったのですが、それぞれが色々な解釈をなされており、どれも興味深いものでした。読み手によって解釈の仕方が変わる部分があるのも、この作品の面白いところです。

米澤 穂信さんの作品、他にも読んでみようと思います。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.64
(5pt)

最後の短編は衝撃

「バベルの会」を共通点として綴られる短編集だが,「バベルの会」自体はそんなに重要ではない
と思わせておいて,最後の短編でそれを裏切られる衝撃がすさまじい。
作者 米澤さんの知識もすごいなぁと思います。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.63
(5pt)

最後の短編は衝撃

「バベルの会」を共通点として綴られる短編集だが,「バベルの会」自体はそんなに重要ではない
と思わせておいて,最後の短編でそれを裏切られる衝撃がすさまじい。
作者 米澤さんの知識もすごいなぁと思います。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.62
(5pt)

満願よりおすすめ!

話題を呼んだ「満願」を読んだ後に、こちらを購入しました。「満願」がそれぞれ完全に異なる短編集であるのに比べて、こちらは「バベルの会」という一見今でいう「ソーシャライト」の集まりがすべての話に出てきます。最初の4話においてはそれほどの存在感はないものの、、最後の「儚い羊たちの晩餐」において謎のベールがはがされます。
どの話も最後の1ページを読んだ後の怖さというか、後味というか、何ともいえないぞっとくるものがあり、それでいてオチがわかっていても、ついついリピートして読んでしまうほどの面白さがこの本にはあります。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.61
(5pt)

満願よりおすすめ!

話題を呼んだ「満願」を読んだ後に、こちらを購入しました。「満願」がそれぞれ完全に異なる短編集であるのに比べて、こちらは「バベルの会」という一見今でいう「ソーシャライト」の集まりがすべての話に出てきます。最初の4話においてはそれほどの存在感はないものの、、最後の「儚い羊たちの晩餐」において謎のベールがはがされます。
どの話も最後の1ページを読んだ後の怖さというか、後味というか、何ともいえないぞっとくるものがあり、それでいてオチがわかっていても、ついついリピートして読んでしまうほどの面白さがこの本にはあります。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.60
(5pt)

インパクトのある小説でした

四作目、玉野五十鈴の誉れが非常に素晴らしかった。
巻末の解説にも書いてありますがラストのインパクトが凄まじく、声を出して笑ってしまいました。
なるほど伏線とはこうやって使うのかと。たかが物語の文章でこんなに人の心に衝撃を叩きつけられるのかと。
他の短編も気に入りましたし、買って良かったととても満足しています。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.59
(5pt)

インパクトのある小説でした

四作目、玉野五十鈴の誉れが非常に素晴らしかった。
巻末の解説にも書いてありますがラストのインパクトが凄まじく、声を出して笑ってしまいました。
なるほど伏線とはこうやって使うのかと。たかが物語の文章でこんなに人の心に衝撃を叩きつけられるのかと。
他の短編も気に入りましたし、買って良かったととても満足しています。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.58
(5pt)

飽きっぽい人にいいよ

ショートショートなので一話ずつ長くたのしめます。
最後の返しが飽きさせません。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.57
(5pt)

飽きっぽい人にいいよ

ショートショートなので一話ずつ長くたのしめます。
最後の返しが飽きさせません。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.56
(4pt)

安いし、とっても面白い。

試験で出て来たので買ったけど、まぁまぁ面白い。また米澤さんの本を買いたいです。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.55
(4pt)

安いし、とっても面白い。

試験で出て来たので買ったけど、まぁまぁ面白い。また米澤さんの本を買いたいです。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.54
(5pt)

結構シュール

知人の奥様に勧められて購入。
自分では買わないカテゴリーなので新鮮でした。
内容は結構シュール!
でも、意外と楽しめました
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.53
(5pt)

結構シュール

知人の奥様に勧められて購入。
自分では買わないカテゴリーなので新鮮でした。
内容は結構シュール!
でも、意外と楽しめました
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.52
(4pt)

類稀な狂気

まずは、前時代的な世界観が心をくすぐる。昭和中期が舞台設定だろうか。
物語は「バベルの会」という大学の読書サークルに所属する各会員を中心に展開される。
それは、会員たちが上流階級の令嬢であって、そのような階級にしか存在しないような生活様式から、物語の条件が決まっていく。使用人、別荘、厨娘、血胤…。

興味を引き付けるのが、突然降って湧いてくる異常。
上流階級の世界にしか降りてこない異常が、犯罪の匂いをまとって急展開をする。
本当に恐ろしいのは人の異常だということを再確認できる話ばかりだ。

例えば、冷徹に主人の言い付けを遂行する使用人。
その言動が、どれだけ常軌を逸していようと淡々とやってのける。時にはわらべ歌の韻律に乗せて。

また、同じ場面でも異なる胸中によって、がらりと変わる物語の色。これも本作の見事な技法だ。
清廉潔白で忠心に溢れた使用人と、これを従える手の汚れた令嬢。

古典風の類稀な狂気を感じさせる良作だ。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.51
(4pt)

類稀な狂気

まずは、前時代的な世界観が心をくすぐる。昭和中期が舞台設定だろうか。
物語は「バベルの会」という大学の読書サークルに所属する各会員を中心に展開される。
それは、会員たちが上流階級の令嬢であって、そのような階級にしか存在しないような生活様式から、物語の条件が決まっていく。使用人、別荘、厨娘、血胤…。

興味を引き付けるのが、突然降って湧いてくる異常。
上流階級の世界にしか降りてこない異常が、犯罪の匂いをまとって急展開をする。
本当に恐ろしいのは人の異常だということを再確認できる話ばかりだ。

例えば、冷徹に主人の言い付けを遂行する使用人。
その言動が、どれだけ常軌を逸していようと淡々とやってのける。時にはわらべ歌の韻律に乗せて。

また、同じ場面でも異なる胸中によって、がらりと変わる物語の色。これも本作の見事な技法だ。
清廉潔白で忠心に溢れた使用人と、これを従える手の汚れた令嬢。

古典風の類稀な狂気を感じさせる良作だ。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.50
(5pt)

丁寧に語られる” 恐 さ ”

米澤氏の小説は『古典部シリーズ』の概算まで読み、次に何を読もうか考えた末、
短編集のこちらをチョイス。(ちなみに問題のオビですが、自分が手に取った際には
『 発表!今、読みたい新潮文庫 2013 』に差し替えられてました)

五つの短編の中に共通するキーワードとして、登場人物の口から「バベルの会」
が必ず挙げられます。読書会の名称ですが・・・・これも曰く付きです。

「身内に不幸がありまして」は名家の令嬢とそれに仕える使用人との物語。
過程から結末に至るまでの結び方が、非常に綺麗だと感じました。

一番気に入ったのは「玉野五十鈴の誉れ」です。結末も恐かったのですが、
純花が五十鈴にした何気ない問いに対する返答。ここで既にゾクッと来ました。
純花視点でしか語られていないので、推測ですが玉野五十鈴。別の理由で行動
していたのでは?とさえ思えました(完全版があれば読んでみたいです)
「北の館の罪人」「山荘秘聞」もおぞましさが丁寧に淡々と語られていきます。

そして「儚い羊たちの晩餐」。この物語だけ他の話とは色んな意味で差がつけてあり
(読めば解ります)フィルタをかけたようにぼやけていて、『顛末に何が起きたのか?』
一回読んだだけで解らなかったのが残念(これは作者のせいで無く自分の失念が原因)

読む順番としては『さよなら妖精』を先にすべきなのかもしれませんが、米澤氏の
”別の一面”を知りたいなら本書でも十分だと思います。(コメント欄にお節介ですが
顛末が良く解らなかった方へ、アドバイス的な物を書きましたので宜しければ どうぞ)


儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.49
(5pt)

丁寧に語られる” 恐 さ ”

米澤氏の小説は『古典部シリーズ』の概算まで読み、次に何を読もうか考えた末、
短編集のこちらをチョイス。(ちなみに問題のオビですが、自分が手に取った際には
『 発表!今、読みたい新潮文庫 2013 』に差し替えられてました)

五つの短編の中に共通するキーワードとして、登場人物の口から「バベルの会」
が必ず挙げられます。読書会の名称ですが・・・・これも曰く付きです。

「身内に不幸がありまして」は名家の令嬢とそれに仕える使用人との物語。
過程から結末に至るまでの結び方が、非常に綺麗だと感じました。

一番気に入ったのは「玉野五十鈴の誉れ」です。結末も恐かったのですが、
純花が五十鈴にした何気ない問いに対する返答。ここで既にゾクッと来ました。
純花視点でしか語られていないので、推測ですが玉野五十鈴。別の理由で行動
していたのでは?とさえ思えました(完全版があれば読んでみたいです)
「北の館の罪人」「山荘秘聞」もおぞましさが丁寧に淡々と語られていきます。

そして「儚い羊たちの晩餐」。この物語だけ他の話とは色んな意味で差がつけてあり
(読めば解ります)フィルタをかけたようにぼやけていて、『顛末に何が起きたのか?』
一回読んだだけで解らなかったのが残念(これは作者のせいで無く自分の失念が原因)

読む順番としては『さよなら妖精』を先にすべきなのかもしれませんが、米澤氏の
”別の一面”を知りたいなら本書でも十分だと思います。(コメント欄にお節介ですが
顛末が良く解らなかった方へ、アドバイス的な物を書きましたので宜しければ どうぞ)


儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.48
(4pt)

煽り文句は変えるべきだったのかもしれない

自分が手にした時の帯の煽り文句は「最後の一文ですべてが覆される」とかなんとか、そういう系統のものだった。
そう言われてしまうとミステリー好きとしては、さてどうトリックを仕組んでくるか、これは伏線か、叙述か、などと穿ちながら読んでしまう。
結論的に、これはそういう楽しみ方をするべき本ではなかった。

最後の一文で覆されるか? と問われれば、うぅんと首をひねるところがある。
大どんでん返しが待っているわけではない。(そういう展開のものもあったが)
これにジャンルをつけるとすると、なんだろう。ミステリーホラーなのだろうか?
人間の薄暗い感情を、派手ではなく、そっと照らし出すような何とも不気味な一冊だった。
不気味な、というのは無論褒め言葉である。

良い意味で理解出来ない犯行動機があるのだ。
まったくものの考え方や価値観の違う輩がいるのだと、
本書の犯人の意志は、そのぞっとする感じを常に突きつけてくる。
派手に狂っているわけではない、しかし確かに狂っている者が多い。

これは米澤氏の描き出すほの暗い世界観を、短編という形でありながらもしっかりと楽しめる作品。
大どんでん返しを期待するのではなく、この作者にしか出せない静かな気味の悪さに浸るものだと思う。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.47
(4pt)

煽り文句は変えるべきだったのかもしれない

自分が手にした時の帯の煽り文句は「最後の一文ですべてが覆される」とかなんとか、そういう系統のものだった。
そう言われてしまうとミステリー好きとしては、さてどうトリックを仕組んでくるか、これは伏線か、叙述か、などと穿ちながら読んでしまう。
結論的に、これはそういう楽しみ方をするべき本ではなかった。

最後の一文で覆されるか? と問われれば、うぅんと首をひねるところがある。
大どんでん返しが待っているわけではない。(そういう展開のものもあったが)
これにジャンルをつけるとすると、なんだろう。ミステリーホラーなのだろうか?
人間の薄暗い感情を、派手ではなく、そっと照らし出すような何とも不気味な一冊だった。
不気味な、というのは無論褒め言葉である。

良い意味で理解出来ない犯行動機があるのだ。
まったくものの考え方や価値観の違う輩がいるのだと、
本書の犯人の意志は、そのぞっとする感じを常に突きつけてくる。
派手に狂っているわけではない、しかし確かに狂っている者が多い。

これは米澤氏の描き出すほの暗い世界観を、短編という形でありながらもしっかりと楽しめる作品。
大どんでん返しを期待するのではなく、この作者にしか出せない静かな気味の悪さに浸るものだと思う。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.46
(5pt)

歪みの芸術

この短編集は
ただの殺人や猟奇的殺人でなく、
究極まで歪みきった思想による
殺人が描かれています。

読み切って、最後の文章で
鳥肌が立つような
そういった芸術性を感じます。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725