(短編集)

儚い羊たちの祝宴

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評判

儚い羊たちの祝宴の評価:

3.96/5点 レビュー 160件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.96pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全205件 121〜140 7/11ページ
No.85
(4pt)

短編集

「満願」の後の2作目です。
読む前から最後の1行が大事なんだよねってレビューつらつら読ませて
いただき、一応わかってました。

収録されているのは「身内に不幸がありまして」「北の館の罪人」
「山荘秘聞」「玉野五十鈴の誉れ」「儚い羊たちの晩餐」の5篇。

「身内に不幸がありまして」ナルホドね。この1行のために・・・ここまで
引っ張られて来られたのねって。何というか、それぞれの主人公及び周りの人間は
一風変わっていて、それは狂気に近いものを感じさせてくれて、面白いといえば
おもしろくて。まぁ一気に読んでしまいました。

現実感がないというか、それでいてどこぞの世界でもあるような、その世界では
まっとうで理にかなっているところもあり、殺人者には殺人者の論理?があるようで
奇妙なカンカクに襲われたり。主人公達が実に堂々としてるからかしらん。
「玉野五十鈴の誉れ」が唯一5篇のなかでは救いがあるようで、この後如何なるのかなと
想像してみたり、「山荘秘聞」の主人公もこの性格にして、こうなるよねーって途中から
何となくわかるような気もしてきて・・・あんまりどんでん返しを期待するようなことはなく、
読めました。「北の館の罪人」こちらのみ最後の1行の意味がよくわからず
後でもう一度読み返してみようとおもいます。

3作目にどれを選ぶか迷ってます。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.84
(5pt)

不気味さの中に魅力がある傑作

著者の作品を集めるきっかけとなった本です。 それまで読んでいた明るい作風の小説とは違い、終始漂う不穏な空気感に新鮮さを感じました。 上品で読みやすい文章、おそらく昭和初期ごろの時代設定が生み出す非日常感、 そして最大の特徴である、各編の最後の一行など、薄気味悪さの中にも様々な 魅力が詰まった傑作です。 3番目の短編「山荘秘聞」のミスリードにはまんまと引っかかってしまいましたが、巧みな情景描写と後半の緊迫した展開のおかげで、5編の中でも一番のお気に入りになりました。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.83
(5pt)

不気味さの中に魅力がある傑作

著者の作品を集めるきっかけとなった本です。 それまで読んでいた明るい作風の小説とは違い、終始漂う不穏な空気感に新鮮さを感じました。 上品で読みやすい文章、おそらく昭和初期ごろの時代設定が生み出す非日常感、 そして最大の特徴である、各編の最後の一行など、薄気味悪さの中にも様々な 魅力が詰まった傑作です。 3番目の短編「山荘秘聞」のミスリードにはまんまと引っかかってしまいましたが、巧みな情景描写と後半の緊迫した展開のおかげで、5編の中でも一番のお気に入りになりました。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.82
(5pt)

至福の5編

ダークサイドの米澤作品です。 ミスリードさせる罠が巧妙で、作者の手の平で踊らされる快感が心地良いですね。 何より、それこそが推理小説で必要な肝の部分なのだと、再確認させられました。 時代設定は、恐らく昭和中期ごろのイメージでしょうが、どちらかと言えば、和風ファンタジーのような、御伽噺として読むのが正解かと。 この作者の作品で言えば「満願」や「追想五断章」を面白いと感じた方にオススメです。 しかし、この作者は、作品ごとのカラーがガラッと変わるのに驚かされます。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.81
(5pt)

至福の5編

ダークサイドの米澤作品です。 ミスリードさせる罠が巧妙で、作者の手の平で踊らされる快感が心地良いですね。 何より、それこそが推理小説で必要な肝の部分なのだと、再確認させられました。 時代設定は、恐らく昭和中期ごろのイメージでしょうが、どちらかと言えば、和風ファンタジーのような、御伽噺として読むのが正解かと。 この作者の作品で言えば「満願」や「追想五断章」を面白いと感じた方にオススメです。 しかし、この作者は、作品ごとのカラーがガラッと変わるのに驚かされます。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.80
(5pt)

ミステリーとホラーの融合

ミステリーとホラーテイストを併せ持った短編集。各短編には設定上の繋がりがあるものの、ある一編だけ抜き出して読んでも差し支えない程度である。ただし、最後の一編『儚い羊たちの晩餐』においてはこの限りではない。ここでは、本作の鍵「バベルの会」についての説明が行われる、即ち前四編の伏線を回収するからだ。

いずれの作品にも突飛した転機は無く、緩やかな流れで物語が進行していく。しかしながら、そこはさすがの米澤穂信。洗礼されたその活字には、一切の退屈さを感じさせない。
良く練り上げられた文章は、伏線の秀逸な所からも垣間見る事が出来る。伏線を張るにあたって、あるいはそれを回収するに際して、無理なこじつけの無い滑らかさがある。

筆者の短編集といえば『満願』が名実共に有名ではあるが、それを凌ぐほどの魅力が、ここにはある。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.79
(5pt)

ミステリーとホラーの融合

ミステリーとホラーテイストを併せ持った短編集。各短編には設定上の繋がりがあるものの、ある一編だけ抜き出して読んでも差し支えない程度である。ただし、最後の一編『儚い羊たちの晩餐』においてはこの限りではない。ここでは、本作の鍵「バベルの会」についての説明が行われる、即ち前四編の伏線を回収するからだ。

いずれの作品にも突飛した転機は無く、緩やかな流れで物語が進行していく。しかしながら、そこはさすがの米澤穂信。洗礼されたその活字には、一切の退屈さを感じさせない。
良く練り上げられた文章は、伏線の秀逸な所からも垣間見る事が出来る。伏線を張るにあたって、あるいはそれを回収するに際して、無理なこじつけの無い滑らかさがある。

筆者の短編集といえば『満願』が名実共に有名ではあるが、それを凌ぐほどの魅力が、ここにはある。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.78
(5pt)

仄昏い少女の話

心臓捕まれる感じに面白い。 少女特有な昏さもあると思う。 カニバリズムとか、多くて話読み進めるうちに予測ついちゃうのは残念だけど、百合っぽくてかわいかった
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.77
(5pt)

仄昏い少女の話

心臓捕まれる感じに面白い。 少女特有な昏さもあると思う。 カニバリズムとか、多くて話読み進めるうちに予測ついちゃうのは残念だけど、百合っぽくてかわいかった
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.76
(4pt)

怖い

怖いからこそ、面白い。
人の内面を感じる、楽しい作品でした。
なにを言ってもネタばれになりますが、買って損はない作品だとおもいます。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.75
(4pt)

怖い

怖いからこそ、面白い。
人の内面を感じる、楽しい作品でした。
なにを言ってもネタばれになりますが、買って損はない作品だとおもいます。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.74
(4pt)

面白かった

短編でしたが面白かったです。最後まで説明しない突き放したラストも好きな感じでした。同じテイストの短編がまた読みたいです。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.73
(4pt)

面白かった

短編でしたが面白かったです。最後まで説明しない突き放したラストも好きな感じでした。同じテイストの短編がまた読みたいです。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.72
(4pt)

ダーク

氷菓シリーズを想定していたけど、かなりちがった。ぞわぞわする感じ。作家の本格的な実力がよくわかった。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.71
(4pt)

ダーク

氷菓シリーズを想定していたけど、かなりちがった。ぞわぞわする感じ。作家の本格的な実力がよくわかった。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.70
(4pt)

ミステリー好きのミステリー

ミステリーに詳しくない私は、google検索を片手に読み進めました。

羊という言葉がヒツジでない、オブラートに包まれた謎の表現に感心
世にも奇妙な物語のような展開にドキドキしながら。

ミステリー初心者の私にはハードルが高かったですが
楽しめた一冊でした。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.69
(4pt)

ミステリー好きのミステリー

ミステリーに詳しくない私は、google検索を片手に読み進めました。

羊という言葉がヒツジでない、オブラートに包まれた謎の表現に感心
世にも奇妙な物語のような展開にドキドキしながら。

ミステリー初心者の私にはハードルが高かったですが
楽しめた一冊でした。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.68
(4pt)

宣伝文句に異議あり。でも秀作。

「ラストの1行で覆される」という帯に惹かれて読んでみました。
5話からなる短編集ですが帯通りに「嗚呼!やられた!」と思ったのは『山荘秘聞』のみでした。

他の逸話は覆される…というより各話の真髄をグッと濃縮ような1行になっている。という感想です。
宣伝文句には騙された感はありますが、
内容は大変良かったです。

5話ともある共通点を持つ、上流階層のお嬢さん又はその使用人。の語り又は手記形式をとっています。
ので全体的にレトロで丁寧なほど丁寧で、優雅な雰囲気漂っています。書かれてる内容はどれもこれも歪んだ殺人の関わる黒い話なのですが優雅さや舞台の雰囲気と相まって大変芸術的な感じすら受けさせます。刑事ものや探偵ものミステリーは好きでないクチなのですがこの本は引き込まれました。

また5話とも共に別の話でありながらしっかり繋がっている所はやはり良いですね。短編ながら作り込まれた秀作だと思いました。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821
No.67
(4pt)

宣伝文句に異議あり。でも秀作。

「ラストの1行で覆される」という帯に惹かれて読んでみました。
5話からなる短編集ですが帯通りに「嗚呼!やられた!」と思ったのは『山荘秘聞』のみでした。

他の逸話は覆される…というより各話の真髄をグッと濃縮ような1行になっている。という感想です。
宣伝文句には騙された感はありますが、
内容は大変良かったです。

5話ともある共通点を持つ、上流階層のお嬢さん又はその使用人。の語り又は手記形式をとっています。
ので全体的にレトロで丁寧なほど丁寧で、優雅な雰囲気漂っています。書かれてる内容はどれもこれも歪んだ殺人の関わる黒い話なのですが優雅さや舞台の雰囲気と相まって大変芸術的な感じすら受けさせます。刑事ものや探偵ものミステリーは好きでないクチなのですがこの本は引き込まれました。

また5話とも共に別の話でありながらしっかり繋がっている所はやはり良いですね。短編ながら作り込まれた秀作だと思いました。
儚い羊たちの祝宴 Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴より
4103014725
No.66
(4pt)

興奮して眠れなくなる

そこまでの読書家ではないのですが、寝る前に本を読む生活をしています。こちらは短編のミステリーだということで、一日一話という調子で読んでいきました。その数日間はタイトルの通り、興奮して眠れない日々が続きました。

全編通してお嬢様風な手記であり、言い回しに独特な少し難しい単語や表現がありながらも、すらすらと読めてしまう内容です。どの話にもきちんとオチがあり、どんでん返しのような衝撃があるのですが、それを期待するよりも作品の世界観に浸ることのほうがいつしか楽しくなっていました。

また、全てを読み終えた上で解説サイトなども巡ったのですが、それぞれが色々な解釈をなされており、どれも興味深いものでした。読み手によって解釈の仕方が変わる部分があるのも、この作品の面白いところです。

米澤 穂信さんの作品、他にも読んでみようと思います。
儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)より
4101287821