七度狐

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評判

七度狐の評価:

3.80/5点 レビュー 15件。 B ランク

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平均点3.80pt

Amazonレビュー一覧

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全29件 21〜29 2/2ページ
No.9
(4pt)

芸への執念

2003年に出た単行本の文庫化。
 落語シリーズの第2弾となる長編ミステリである。
 今回のモチーフはタイトルのとおり「七度狐」。これを見立て殺人にしていくのだが、ストーリー構成やトリックと緊密に絡み合った「謎」となっており、最後まで楽しめる一冊であった。
 もうひとつポイントとなっているのは、落語という「芸」にかける執念である。登場する落語家たちがみな異常なほどで、ここまでやるかという感じ。
 落語好きにはもちろん、良く知らないというひとにも楽しめる佳篇と思う。
七度狐 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 七度狐 (創元クライム・クラブ)より
4488012922
No.8
(4pt)

落語サスペンス

大学卒業後、希望の出版社に就職できたものの、今まで無縁だった落語に関する専門誌「季刊落語」編集部に配属され、毎日が修行に明け暮れることになった間宮緑。突然、上司の牧に春華亭古秋一門会の取材を命ぜられ、静岡の杵槌村に向かう。とてもとても辺鄙な村だ。その1軒どうにか残った宿で、名人古秋とその息子の落語家3人の一門会が行われ、雑音に惑わされることなく、跡取りを決めるのだという。宿で行なわれている稽古の緊張感は半端ではない。ところが、会の開始直前、村は豪雨に襲われて文字通りの陸の孤島と化してしまう。そして、雨の中、1人目の惨殺死体が発見される。村の駐在は頼りないことこの上なく、緑はどうにか通じる電話で牧に事情を説明して指示を仰ぐのだが、そんな中、2人目の犠牲者がでて、これは見立て殺人ではないか?と、緑たちは恐怖に震える。犯人は?
そして
作者のデビュー作「三人目の幽霊」は、緑と牧が、寄席でおきた不思議な出来事や、生活に密接した事件を解き明かしていく、どちらかといえば楽しいミステリー短編集でしたが、本作品は、何人も惨殺される本格ミステリーとなっています。横溝作品をも髣髴とさせるシーンもあり、また落語がきちんとキーになっていて、非常に満足できました。
私は落語に詳しくなく、落語についての知識がないのが非常に悔やまれますが、知識がなくても十分楽しめる推理小説だと思います。変な言い方になりますが、本格推理小説には、文脈の流れを断ち切るように突然辞書にもでてこないような難解な単語が使われていたりして、時に日本語のぎこちなさを感じるものが多いのですが、作者の日本語はとてもスムーズに流れ、とても読み易いです。
七度狐 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 七度狐 (創元推理文庫)より
4488470033
No.7
(4pt)

落語サスペンス

大学卒業後、希望の出版社に就職できたものの、今まで無縁だった落語に関する専門誌「季刊落語」編集部に配属され、毎日が修行に明け暮れることになった間宮緑。突然、上司の牧に春華亭古秋一門会の取材を命ぜられ、静岡の杵槌村に向かう。とてもとても辺鄙な村だ。その1軒どうにか残った宿で、名人古秋とその息子の落語家3人の一門会が行われ、雑音に惑わされることなく、跡取りを決めるのだという。宿で行なわれている稽古の緊張感は半端ではない。ところが、会の開始直前、村は豪雨に襲われて文字通りの陸の孤島と化してしまう。そして、雨の中、1人目の惨殺死体が発見される。村の駐在は頼りないことこの上なく、緑はどうにか通じる電話で牧に事情を説明して指示を仰ぐのだが、そんな中、2人目の犠牲者がでて、これは見立て殺人ではないか?と、緑たちは恐怖に震える。犯人は?
そして
作者のデビュー作「三人目の幽霊」は、緑と牧が、寄席でおきた不思議な出来事や、生活に密接した事件を解き明かしていく、どちらかといえば楽しいミステリー短編集でしたが、本作品は、何人も惨殺される本格ミステリーとなっています。横溝作品をも髣髴とさせるシーンもあり、また落語がきちんとキーになっていて、非常に満足できました。
私は落語に詳しくなく、落語についての知識がないのが非常に悔やまれますが、知識がなくても十分楽しめる推理小説だと思います。変な言い方になりますが、本格推理小説には、文脈の流れを断ち切るように突然辞書にもでてこないような難解な単語が使われていたりして、時に日本語のぎこちなさを感じるものが多いのですが、作者の日本語はとてもスムーズに流れ、とても読み易いです。
七度狐 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 七度狐 (創元クライム・クラブ)より
4488012922
No.6
(3pt)

まあまあかな

いわゆる「雪の山荘」ものです。落語が題材のちょっとかわったミステリーです。ストーリーは、練られていて、それなりに面白いんですけど、ミステリーの部分を期待して読むと、どうかな。まあ、落語にちょっと興味がわいたので、こんど、落語をきいてみようかなっと。
七度狐 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 七度狐 (創元推理文庫)より
4488470033
No.5
(3pt)

まあまあかな

いわゆる「雪の山荘」ものです。落語が題材のちょっとかわったミステリーです。ストーリーは、練られていて、それなりに面白いんですけど、ミステリーの部分を期待して読むと、どうかな。まあ、落語にちょっと興味がわいたので、こんど、落語をきいてみようかなっと。
七度狐 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 七度狐 (創元クライム・クラブ)より
4488012922
No.4
(3pt)

やり過ぎが裏目

物語の終盤に突如現れた探偵役がいきなり見つけた「手掛かり」、なぜ戦後数十年間も店晒しになっていたのでしょうか。作者が設定した世界の中でも、警察・マスコミは一生懸命活動しているはずです。「閉ざされた空間」ができ上がるのも、見立てで人殺しが行われるのも結構ですが、こういう形でのリアリティがないのにはどうかと思います。謎解きそのものはスムーズであるのに、物語にコクを出すための設定が裏目に出たと言えましょう。
七度狐 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 七度狐 (創元推理文庫)より
4488470033
No.3
(3pt)

やり過ぎが裏目

物語の終盤に突如現れた探偵役がいきなり見つけた「手掛かり」、なぜ戦後数十年間も店晒しになっていたのでしょうか。作者が設定した世界の中でも、警察・マスコミは一生懸命活動しているはずです。「閉ざされた空間」ができ上がるのも、見立てで人殺しが行われるのも結構ですが、こういう形でのリアリティがないのにはどうかと思います。謎解きそのものはスムーズであるのに、物語にコクを出すための設定が裏目に出たと言えましょう。
七度狐 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 七度狐 (創元クライム・クラブ)より
4488012922
No.2
(5pt)

面白い!

傑作短編集『三人目の幽霊』の続編にして、待望の長編作品。非現実的な舞台設定やメタ推理などの過度な<実験作>が跋扈する中、あくまで古風な「ものがたり」にこだわり、『獄門島』を彷彿とさせる昔ながらの、しかし新鮮なミステリを書き上げた著者に、心からの敬意と感謝を表したい。
七度狐 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 七度狐 (創元推理文庫)より
4488470033
No.1
(5pt)

面白い!

傑作短編集『三人目の幽霊』の続編にして、待望の長編作品。非現実的な舞台設定やメタ推理などの過度な<実験作>が跋扈する中、あくまで古風な「ものがたり」にこだわり、『獄門島』を彷彿とさせる昔ながらの、しかし新鮮なミステリを書き上げた著者に、心からの敬意と感謝を表したい。
七度狐 (創元クライム・クラブ) Amazon書評・レビュー: 七度狐 (創元クライム・クラブ)より
4488012922