(短編集)

マドンナ

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評判

マドンナの評価:

4.06/5点 レビュー 95件。 B ランク

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平均点4.06pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全172件 101〜120 6/9ページ
No.72
(5pt)

40代男性目線で捉えたサラリーマンの生き様―秀逸な作品群がここに集結!

 痛快感と爽快感に満ちた圧巻の作品群が所収されている、これが私の紛れもない読後感だ。『ガール』という作品が女性目線で描かれた小説であったのに対して、本書はそれとは逆の男性目線で綴られており、余計に親近感が湧いた。40代という各作品に共通した年齢設定も面白い。会社での肩書きも「課長」や「部次長」であり、守るべき家族がいるといった、何かと「背負うべきもの」が増える年齢のようだ。本書にもたしかそんな文章があった。妻や子供、上司と部下の視点も盛り込まれ、どの世代でもアクセス可能であり、楽しく読めるのが本書の魅力である。
 表題作の「マドンナ」と「ボス」という作品はとくに印象に残る作品であった。「マドンナ」は、新たに人事異動してきた20代女性社員に恋をしてしまう40代課長が主人公。彼女をめぐる部下との一騎打ちもなかなか笑えるが、あることを契機に、最後の最後で本当の彼女の心理・素顔を知ることになる。昔よく聴いた曲にあった、「振り向いた素顔は僕だけ知っていたい」という歌詞をただちに想起させられたが、課長はこうした経験を重ねることで、男の度量を鍛えてゆくのではないか。少なくとも無駄な人生経験ではない。「ボス」では、海外経験の豊かな女性が部長として着任し、部次長の自分との力量や思考様式・価値観の違いをまざまざと思い知らされるという内容。ある意味では、欧米対純和風という構図が透けてみえるが、その部長も一人の女性であることを発見するというシナリオも心地よかった。
 総じて本書を読んでいて感じるのは、価値観が異なる人間同士が遭遇したときの緊張感に溢れる張り合いが、実にリアルに描き出されているということだ。会社組織はそうした人間が集結したある種の道場にほかならない。人生模様も多種多様である。多様な価値観が共存し合う社会は強い。それは本書の内容にも通じる精神性ではないのか。多くの方に是非とも読んでほしい。
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.71
(3pt)

何となく自分にもあてはまるような情景

やはり表題の「マドンナ」がよかった。中年男性の勘違いと恋愛に対する期待とが、とてもよく書かれていて、なんか恥ずかしいやら、寂しいやら。だれでも一度は、こういう思いがあるんじゃないですかね。不倫願望とか。でも最後は、自分の老いと愚かさを思い知るだけ。人生こんなもんです。
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852
No.70
(3pt)

何となく自分にもあてはまるような情景

やはり表題の「マドンナ」がよかった。中年男性の勘違いと恋愛に対する期待とが、とてもよく書かれていて、なんか恥ずかしいやら、寂しいやら。だれでも一度は、こういう思いがあるんじゃないですかね。不倫願望とか。でも最後は、自分の老いと愚かさを思い知るだけ。人生こんなもんです。
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.69
(5pt)

サラリーマンが主人公の小説

40代の中間管理職(課長クラス)を主人公にした短編小説集です。
どの小説も実際にありうる話で、非常に面白く読めました。
中間管理職のことを描写している小説だと感じました。
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852
No.68
(5pt)

サラリーマンが主人公の小説

40代の中間管理職(課長クラス)を主人公にした短編小説集です。
どの小説も実際にありうる話で、非常に面白く読めました。
中間管理職のことを描写している小説だと感じました。
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.67
(5pt)

酒井順子の解説が泣かせる

奥田先生には、筒井康隆のような作品を期待してしまう。
しかし、この作品集はあまりにもまともだ。
でも、面白い。
なんだ、「書ける」じゃんと再評価させた作品集。
個人的には、「ボス」の続きがとても気になる。
作品には直接関係ないが、酒井順子の解説がはまっている。
こんなに作品にぴったりな解説もめずらしい。
この本をうまく締めくくっている。
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852
No.66
(5pt)

酒井順子の解説が泣かせる

奥田先生には、筒井康隆のような作品を期待してしまう。
しかし、この作品集はあまりにもまともだ。
でも、面白い。
なんだ、「書ける」じゃんと再評価させた作品集。
個人的には、「ボス」の続きがとても気になる。
作品には直接関係ないが、酒井順子の解説がはまっている。
こんなに作品にぴったりな解説もめずらしい。
この本をうまく締めくくっている。
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.65
(5pt)

アットホームコメディー小説

人にはそれぞれの意見があって意見が衝突しあおうという気持ちがあるからこそ社会が成り立っているのだと私はおもう。それは会社でも家でもそうである。すんなり人の意見とか考えを受け入れるってのはおりこうさんだけどバカだとおもう。ようするにこれは自我が強い小説である。あと、どっかにあるんだけど普通にあきらめてる部分とか人間は必ずあるとおもう。それをちょっと頑張った人達のちょっとかっこよくてちょっと素敵でちょっとピュアでetc...
短編でありながら短編のような気がしなかった変な小説。ふつーにどこにでもあるような話だけれど1つ1つに、読み終わってからの気持ちの充実がある。優しいユーモアっていいですね。
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852
No.64
(5pt)

アットホームコメディー小説

人にはそれぞれの意見があって意見が衝突しあおうという気持ちがあるからこそ社会が成り立っているのだと私はおもう。それは会社でも家でもそうである。すんなり人の意見とか考えを受け入れるってのはおりこうさんだけどバカだとおもう。ようするにこれは自我が強い小説である。あと、どっかにあるんだけど普通にあきらめてる部分とか人間は必ずあるとおもう。それをちょっと頑張った人達のちょっとかっこよくてちょっと素敵でちょっとピュアでetc...
短編でありながら短編のような気がしなかった変な小説。ふつーにどこにでもあるような話だけれど1つ1つに、読み終わってからの気持ちの充実がある。優しいユーモアっていいですね。
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.63
(4pt)

日常の世界

サラリーマンでエリートコースを行く中間管理職の日常を垣間見た気がします。家庭でのポジションや社内的な立場等、エリートコースに行くために守るべきものがあるサラリーマンの宿命といったものが垣間見られます。短編集ですが内容は濃いです。そして読み終わった後、何となく勇気付けられたような気がします。
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852
No.62
(4pt)

日常の世界

サラリーマンでエリートコースを行く中間管理職の日常を垣間見た気がします。家庭でのポジションや社内的な立場等、エリートコースに行くために守るべきものがあるサラリーマンの宿命といったものが垣間見られます。短編集ですが内容は濃いです。そして読み終わった後、何となく勇気付けられたような気がします。
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.61
(5pt)

とにかく巧い

「マドンナ」はさらっと読めて楽しませてくれる、軽いといえば軽い短編集。
しかし、大きな事件が起こらない一見普通のささやかな日常のドラマを、
偽善にも説教にも俺様主義にも偏らずに書く、そして読者をふっと微笑ませる、というのは
とっても難しいことなのではないでしょうか。
爆笑や号泣って、結構簡単。
微笑ませたり、涙腺を刺激する(でも涙はこぼれない)、という感情の微妙なゆらぎへ導けるというのは、
間違いなくプロのワザだと思います。
奥田英朗は、まさにプロ中のプロ。
だからこそ、趣味=読書、ではない人も絶対楽しめます。
底力のある作家に出会えたことが本当に嬉しいです。
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852
No.60
(5pt)

とにかく巧い

「マドンナ」はさらっと読めて楽しませてくれる、軽いといえば軽い短編集。
しかし、大きな事件が起こらない一見普通のささやかな日常のドラマを、
偽善にも説教にも俺様主義にも偏らずに書く、そして読者をふっと微笑ませる、というのは
とっても難しいことなのではないでしょうか。
爆笑や号泣って、結構簡単。
微笑ませたり、涙腺を刺激する(でも涙はこぼれない)、という感情の微妙なゆらぎへ導けるというのは、
間違いなくプロのワザだと思います。
奥田英朗は、まさにプロ中のプロ。
だからこそ、趣味=読書、ではない人も絶対楽しめます。
底力のある作家に出会えたことが本当に嬉しいです。
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.59
(3pt)

日常のお話って難しい

40代サラリーマン男性の、仕事を含む日常を描いた短編集。
どの主人公も会社の中では比較的エリートの部類なので「ごく平均的」とは言えないかもしれませんが、
彼らをめぐる親や子、妻との関係は誰でも経験するような事柄で、共感できる部分もあります。
ただ、私が女性だからか、我が家がここに登場するような家庭・会社事情と異なるからか、
心から共感できて面白いとは思えませんでした。
日常の生活を切り取った小説って、感情移入しやすいようで
なかなか難しいなあ。
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852
No.58
(3pt)

日常のお話って難しい

40代サラリーマン男性の、仕事を含む日常を描いた短編集。
どの主人公も会社の中では比較的エリートの部類なので「ごく平均的」とは言えないかもしれませんが、
彼らをめぐる親や子、妻との関係は誰でも経験するような事柄で、共感できる部分もあります。
ただ、私が女性だからか、我が家がここに登場するような家庭・会社事情と異なるからか、
心から共感できて面白いとは思えませんでした。
日常の生活を切り取った小説って、感情移入しやすいようで
なかなか難しいなあ。
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.57
(4pt)

やっぱり奥田作品は素晴らしい^^

短編より長編が好きな自分としては、
期待してなかったと言うと語弊がありますがw
でもほんと面白かったです。
「あ〜、あるなぁw」って、読みながら夢想してしまったりw
「あ〜、あったなぁ^^;」って、自身の過去を思い出してしまったり^^;
男性読者にも女性読者にもお薦めです!
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852
No.56
(4pt)

やっぱり奥田作品は素晴らしい^^

短編より長編が好きな自分としては、
期待してなかったと言うと語弊がありますがw
でもほんと面白かったです。
「あ〜、あるなぁw」って、読みながら夢想してしまったりw
「あ〜、あったなぁ^^;」って、自身の過去を思い出してしまったり^^;
男性読者にも女性読者にもお薦めです!
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.55
(3pt)

ジャパニーズビジネスマンは、仕事以外もいろいろ大変

5編。それぞれが、40代のサラリーマン男性を主人公に、サラリーマン生活を描いている。
恋に落ちておろおろしたり、協調性のない同僚と息子の進路にやきもきしたり、総務の不正にじたばたしたり、女上司に反発したり、顔見知りの老人に優しいきもちになったり・・・。
家庭をもち、会社ではある程度の地位を得、どっしり構えて生きているだろう男性たちの、子どもみたいな嫉妬やプライドや正義感や感傷が、とても愛らしくてかわいい。
主人公たちだけでなく、登場人物みんなが等身大で、いかにも「いそう」でリアル。友人の「こんなことがあってさ・・・」みたいな話を聞いているみたい。
女性が読むと微笑ましく感じ、男性が読むとすごく共感するんじゃないかと思う。
なかでも「パティオ」はお寺と藤棚のエピソードがすごくうまくて、いい話、というだけでなく、よくできた話として感心した。
「ボス」の女上司の組織改革は、あまりにスムースに行きすぎだと思う!これだけは、強引なプロットに感じられて、私は不満。
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852
No.54
(3pt)

ジャパニーズビジネスマンは、仕事以外もいろいろ大変

5編。それぞれが、40代のサラリーマン男性を主人公に、サラリーマン生活を描いている。
恋に落ちておろおろしたり、協調性のない同僚と息子の進路にやきもきしたり、総務の不正にじたばたしたり、女上司に反発したり、顔見知りの老人に優しいきもちになったり・・・。
家庭をもち、会社ではある程度の地位を得、どっしり構えて生きているだろう男性たちの、子どもみたいな嫉妬やプライドや正義感や感傷が、とても愛らしくてかわいい。
主人公たちだけでなく、登場人物みんなが等身大で、いかにも「いそう」でリアル。友人の「こんなことがあってさ・・・」みたいな話を聞いているみたい。
女性が読むと微笑ましく感じ、男性が読むとすごく共感するんじゃないかと思う。
なかでも「パティオ」はお寺と藤棚のエピソードがすごくうまくて、いい話、というだけでなく、よくできた話として感心した。
「ボス」の女上司の組織改革は、あまりにスムースに行きすぎだと思う!これだけは、強引なプロットに感じられて、私は不満。
マドンナ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: マドンナ (講談社文庫)より
4062752638
No.53
(4pt)

心和む

40代のサラリーマン課長の日常を描いた短編集。私はまだ30代だが
かなり共感出来る点もあった。それぞれの主人公と奥さんのやりとりも
興味深い。私個人的には「パティオ」がよかった。
マドンナ Amazon書評・レビュー: マドンナより
4062114852