イオラと地上に散らばる光
評判
イオラと地上に散らばる光の評価:
4.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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イオラと地上に散らばる光の評価:
4.00/5点 レビュー 1件。 - ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
この小説では、視点人物が複数いるのですが、そのどの人物ともかかわりがあるのが岩永氏で、彼の行動や思想がストーリーの軸になっているといっても、過言ではありません。
彼は、本のタイトルにもある「イオラ」こと萩尾威愛羅(はぎお いおら)の事件を早々とAgoraに上げることに成功します。
でも、それはいっときのこと。
赤ちゃんを抱っこ紐におぶったまま、旦那の上司を切りつけた萩尾威愛羅について、事件のニュースをバズらせるはずが、興味の移り変わりが激しいこのご時世、そうは問屋が卸さない。
「何か」に阻まれていく彼の理想。
徐々にとち狂っていく様子が、今の時代を皮肉っていたように思います。
全体的にはネット炎上における「表の熱狂」と「裏の冷めた、いや、冷え冷えとした視点」を同時に表現しているように感じました。
あと、一番印象に残ったのは、やはり涼子さんが感じた子育ての苦悩でした。
読了後の今でも、いっとき視点人物でもあった涼子さんのその後が気になってしょうがない自分がいます。