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EVIL 東京駅おもてうら交番・堀北恵平
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EVIL 東京駅おもてうら交番・堀北恵平の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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一気読み | ||||
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最終章に向けて必要な鍵は含まれているものの、過去の巻より事件のインパクトが薄く感じられた。 | ||||
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いつもの事だけど面白く読ませていただきました | ||||
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ずっとシリーズを読んでいて けっぺいちゃんが好きです 今回も面白かった。次を御待ちしてます。 | ||||
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今まで各巻のプロローグに出ていた永田がついに物語の主要部に出てき始めたって感じですね。 この巻で起きる二つの事件は大した謎もなくあっさりしている感がありますが事件の性質が永田を知る上で重要なものが含まれているのかなと思いました。 裏交番との関係も新たな可能性が示唆され更に入り口の工事によるタイムリミットが迫ってきて益々目が離せません。 余談ですがコロナ禍においてもダミちゃんのお店や靴磨きのペイさんがしっかり営業していてよかったです。 | ||||
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恵平がとても好きです。このシリーズを最初から読んでおりますが、恵平の周りの仲間、平野、桃田さんたち、靴磨きのペイさん、メリーさんたちの絡みがとても温かいです。このドラマのストーリーが興味深いです。この続きは、もしかしたら、永田哲夫の犯罪を炙り出すのでしょうか。柏村さんが、裏交番から天国に行けるでしょうか | ||||
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東京タワーの竣工からこのコロナ禍の現在、物語はちょうど自分がこれまで生きた60年と云う年月を挟んで並走して語られる。そして物語は佳境に入る!恵平が配属された交番前で発生したいかにも現代的な通り魔無差別殺人と、交番に遺失された臓器から割り出された昭和レトロな宗教殺人の有り様に打ちのめされたとき…恵平達はうら交番にたどり着くが柏村巡査の不在を知る。やがて巡査の追っていた昭和の事件と現在の事件の加害者のDNAが一致したとき、双方の時代をまたぐ恐るべき犯罪が姿を現す! | ||||
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私は本作(本シリーズ)を含む作者の作品は初読だが、本作の出来栄えには感心した。書き下ろしの本作の目玉は恵平が「おもて交番」の巡査として赴任した事。その恵平と先輩の平野とが時空を越えて恵平の恩師の柏村が勤務する昭和の「うら交番」と行き来するという設定自身がロマンティックかつ霊的雰囲気を醸し出している。それでいて、「恵平vsサイコ・キラー」という構図は崩さない上に、「『うら交番』へ行ったものは1年以内に死ぬ」(このため柏村は"死神"と呼ばれている)という言い伝え(?)を気に掛けて恵平が平野の事を心配している(恵平自身の事は心配しないという設定も可笑しい)という構想が秀逸。そして、本作のもう1つの目玉は恵平たちが柏村の捜査手帳を入手して柏村の秘密に迫る点。どうやら、柏村は殉職時に未解決事件を抱えていて、その証拠品の毛髪と爪を恵平たちに託したらしい(恵平たちが「うら交番」へ行った際にDNA型鑑定の事を話した故)。尚、冒頭で柏村のかつての部下の永田が幾つかの殺人を犯し、遺体をバラバラにして、処理し切れなかった部位を土葬型墓地に埋めようとしている事が示される。 そして、"ワカミヤサマ"という祟り神に取り憑かれた通り魔が「おもて交番」付近に出現し、恵平が必死で撃退するのだが、その際、"心臓"を入れた木箱が置かれていたという衝撃的展開。こうしたダークなシーンと軽いユーモア・タッチで描かれる恵平のプライベート・シーンとの激しいギャップを読者に無理なく読ませる作者の筆力にも感心した。ここで、切羽詰まった恵平と平野が「うら交番」行きを決行し、不在だった柏村の代りに恵平の祖父から事情を聞き、柏村の未解決事件とは永田の件である事を示唆した(こちらは最後まで解決されないが、恵平たちとは逆に、永田が過去から現代へとタイムスリップしたというアイデア)上に、上述した"心臓"の置き主のヒントを与えるという巧妙な創り(この真相は背筋が凍る程に怖くおぞましい)。そして、"死神"から逃れるための恵平たちに残された時間は三ヶ月を切った...。 これに加え、恵平たちが利用する「うら交番」への入り口がもう少しで取り壊されるという設定といい、永田の件が未解決のままである事といい(シリーズ中の何処かで解決されるのだろう)、番外編という趣きが強いが、作者は現在から振り返った過去、過去から見た将来への展望といった人生の在り方にも踏み込んでいて文学性も高い。霊的雰囲気が充満しているホラーの王道でありながら、緻密な構成で人生の在り方にも踏み込んでいて文学性も高い傑作だと思った。 | ||||
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シリーズを通して読んでいて、次回作がある事を前提に星5つです。 物語がだんだん進んできて、そろそろ終わってしまうのかな?と少し寂しい気もしますが、今回の作品で一気に確信に迫ってきたように思います。 次回作が待ち遠しいです。 前後編の前編みたいな感じでした。 | ||||
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星5つが圧倒的に多くてびっくり。恐らくこのシリーズをずっと読み継いできたファンなのだろう。でも今作は「インターミッション」という感じで、さっぱり面白くない。 ヒロイン・堀北恵平が見習い期間を終えて晴れて警察官となり、自覚と決意を新たにして……、それでこの話はおしまいである。いやさ、続き物と承知で読んでる人はいいけど、偶々本書を手に取った一見さんならどうだろう。「なんじゃこりゃ?」ってなると思うぞ。着任地の交番の真ん前で白昼通り魔殺人が起き、同時に交番前にあった遺失物から人の心臓が出てきた、あらびっくり。でも2つの事件に謎らしい謎は全くなくて、被疑者の倒錯した心理が明らかになるだけ。いやいや、まるでミステリになってないじゃないの。「東京駅うら交番」の謎だけはいよいよ錯綜してきて、回収されたものは何もなし。読者への甘えが過ぎるでしょうよ。勘弁してよね。 | ||||
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ビックリするくらいあっという間に読み終わってしまいました。毎回ハラハラするし切なくなるけど、今回は更に切なさが強かった…。きっぺいちゃんの一所懸命さが周りを優しくさせる、本当に素敵だなと思います。 | ||||
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シリーズをずーっと読んでいるので、発売を楽しみにしていました。 おもて交番前で起きる通り魔事件と、心臓の落とし物事件、そして、うら交番の柏村巡査についての調査。 以下、少しネタバレになります。 恵平と平野がうら交番(昭和30年代)に行けるということは、逆に令和にやってくる人がいるかもしれないと恵平が気付くのですが・・・ 恥ずかしながら、私も全く気付いてませんでした。 ただ、気付いてから、もしかしてあの事件のアレは伏線か?とか、もしかしてあの人は令和に来ているのか?とか、色々想像したら続編がさらに楽しみになりました。 次回は、柏村巡査の養子の息子さんの行方が少しは分かるのでしょうか・・・ | ||||
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