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神の子の密室(イエス・キリストの密室)



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神の子の密室(イエス・キリストの密室)の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

世紀の離れ業

1997年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 イエス・キリストの復活について、ミステリ仕立てで考えてみたという本。
 試みとしては面白いと思う。当時の政治的状況や宗教的慣習を掘り起こして、キリストの復活という「世紀の離れ業」について、もっともらしい解決が示されている。また、形式、構成、結末にも従来のミステリへの挑戦的な態度が見られ、興味深い。
 しかし、全体としては物足りない感じが強い。まず、小説としての魅力が乏しい。登場人物、ストーリー、捜査の進行などに惹き付けられるものがない。また、歴史ミステリとしては説明や証拠が不充分で、読んで納得できるものに仕上がっていない。
 まあ、失敗作と思う。
神の子(イエス・キリスト)の密室 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:神の子(イエス・キリスト)の密室 (講談社ノベルス)より
4061819534

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