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(短編集)
たまごの旅人
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たまごの旅人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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添乗員はずいぶん我がままなお客さんと対応しているな。薄給ならばそこまで対応しないでいいようなものだが、日本人ではお客様は神様が残っている感じだ。これに対して思うところはあるが、けっこうリアルな仕事ぶりで面白かった。 | ||||
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「旅人は、卵の中から世界を見てるみたい。ヒビが入って傷だらけで」。この表現はとても好きだった。 旅行に限らず、どこか新しい世界に飛び込む時はそんな感覚になる。でも、ビビが入ってるからこそ、割れて外に出られるかもしれない。 少しストーリーの中でちょっとした社会問題に触れようとしていて、中途半端な気がしたが、そこまで気にならずに読み進められた。 | ||||
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流石、としか言いようがない。 無駄のない簡潔な文章がスッと頭にはいる。 情景が鮮明に思い浮かぶ。 何度でも読みたい。 | ||||
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好きな作家さんだけど、この本はおもしろくない 新人添乗員が、性格の悪いツアー客にふりまわされる話の連続 すっきりもほっこりもしないままストーリーは終わる 作家さんが出かけた海外旅行を、取材費として経費処理するために書いた本ですか? | ||||
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他の作品も好きで購入しました。 共感できる言葉が多く、仕事に悩んでいる女性に読んでほしい1冊です。 | ||||
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面白くて、するすると読めます。一気読みするの、もったいない、でも、止まらない! 主人公の心に刺さる、小さな棘のようなものに、共感しかないです。外国の知らない地名を検索しながら読み進めるのも、楽しかった。最後のお話は、まさに、今、このコロナ禍でのお話。希望が見えてくるラストで、よかった。 | ||||
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添乗員が主人公の連作短編集。 著者は旅好きであり『スーツケースの半分は』という旅絡みの作品も良かったが、この手の明るい作品が向いていると思う。 サクリファイスシリーズも最初は良かったけど、段々単なる心の内面の暗い描写が中心で読んでいて楽しくなかったが、旅が絡むと前向きな気持ちで先を読みたくなる作品になる。 短編でもあり読み応えとか、主人公への感情移入という面では弱いが、それでも読みやすいし万人受けするスタイルである。 | ||||
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コロナで自宅待機の今こそ 読んでほしいとラジオで言ってて迷わずネット注文した。 正解だった。早く旅行したい。 | ||||
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人生を旅するのは当たり前かも知れないですが大変ですね。いろいろな国、見たことのない景色は読んでいて楽しかったです。ラストはちょっとせつなくて現実的ですが少し前向きにさせてくれるようでした。 | ||||
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ツアーあるあるが懐かしかった 同じ客なのに、こっちが若いと当り前に「接待」を求められる状況…「親切」のつもりでいたら、なんか段々図に乗ってこられて、ムカついたから「あら、海外旅行に慣れてらっしゃるって伺ったのに、こんな事も知らないんですか?」とマウンティングで報復した若かりし頃を思い出してみた 「悪い天気なんかない、悪いのはお前の服装だ」 っていいな。旅程中ずっと雨だと確かに滅入るが、ちょっとだけ雨が降ると得した気分になったモンだっけなあ。雨具は面倒臭いけど 大変楽しく読みました | ||||
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新人の旅行添乗員を主人公にした連作です。リュブリャナ、レイキャビク、パリ、西安などを舞台に、主人公が味わう、さまざまな想いが描かれます。 辛い事や、怒りを覚えるような事も多々ありますが、そんな中で見つける、かすかな希望や救済が、とても気持ちいいです。 | ||||
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近藤史恵さんの、サクリファイスを読んでから自転車ロードレースを見始めました。 最近のスロベニアの選手はとても魅力的で、いつか私の行ってみたい場所になっていた為、本屋で観光案内の本を探したけれど、クロアチアがメインでスロベニアはおまけ程度にしか載っておらずがっかりしていたところに、この本と出会いました! 読んでますます、スロベニアに行ってみたくなりました。 | ||||
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旅をテーマにした近藤作品としては、『スーツケースの半分は』という良作があったが、本作はツアー旅行の新米女性添乗員の奮闘記といった内容である。世界の有名観光地の風景や、ご当地グルメなどの描写に、読みながらの海外旅行気分が味わえる。また格差、偏見、ハラスメントなどの、誰もが日常のなかで出くわす社会問題の陰影を、登場人物たちの横顔に散見させ、読み手の“あるある”感を揺り起こしながら、物語に引き込んでゆく軽妙な筆致はあいかわらずの巧みさだ。さらに最終話では、コロナ禍で旅行業界が受けた大打撃から、職を失った主人公が、新たな旅立ちに挑んでゆくという展開も、実にタイムリーで、リアルな納得感を覚えさせる。 ただ、帯に大きく“日常の謎”と書かれ、いかにも日常の謎をあつかった謎解き推理ものを想像させるコピーになっているが、本作には、ほとんど謎解きミステリ色はない。著者の『ビストロ・パ・マル』シリーズが『シェフは名探偵』というタイトルでテレビドラマ化され好評放送中のため、それに寄りそう形の宣伝コピーにしたのだろうが、ゆめゆめ本格謎解きミステリを期待して、本書を手に取ることはないようご注意を。 | ||||
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