不夜城

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不夜城の評価:

4.19/5点 レビュー 93件。 B ランク

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平均点4.19pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全186件 121〜140 7/10ページ
No.66
(5pt)

黒い物語

 血、半々、過去、夢、愛、裏切り
 この小説は二人の男女の内外に存在するこれら全てのものが複雑に絡み合い、変化していく様子をリアルに描いた物語だといえる。
 心が真っ黒に染まってしまった男と黒曜石のような目を持つ女が出会い、お互いに自分達が似たもの同士だということを認識する。信頼と嘘を繰り返すうちに互いに信じようという気持ちは生まれるのだが、そんなふうに生きてきていないためか、なかなかお互いを信じきれないでいる。
 そして最後に・・・。
 なにかと言ってきたがこの小説の最大の魅力は、やはりその全てが「リアル」だということに尽きると思う。物語の出来事自体は私達一般市民には縁のないことかもしれないが、その中で生まれる感情を私達に縁がないものだとは思わせない著者の心情描写は本当に素晴らしい。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.65
(5pt)

黒い物語

 血、半々、過去、夢、愛、裏切り
 この小説は二人の男女の内外に存在するこれら全てのものが複雑に絡み合い、変化していく様子をリアルに描いた物語だといえる。
 心が真っ黒に染まってしまった男と黒曜石のような目を持つ女が出会い、お互いに自分達が似たもの同士だということを認識する。信頼と嘘を繰り返すうちに互いに信じようという気持ちは生まれるのだが、そんなふうに生きてきていないためか、なかなかお互いを信じきれないでいる。
 そして最後に・・・。
 なにかと言ってきたがこの小説の最大の魅力は、やはりその全てが「リアル」だということに尽きると思う。物語の出来事自体は私達一般市民には縁のないことかもしれないが、その中で生まれる感情を私達に縁がないものだとは思わせない著者の心情描写は本当に素晴らしい。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.64
(5pt)

心が啼く

今から思い返せば、随分前、この本が出版されてすぐのころ、この映画の宣伝が出回っていたころの98年当時に読んだこの本は初めての馳作品。いまとなっては、映画を先に観たのか(トニーレオンのドクターマックの監督でもあることはあとから知った)小説を先に読んだのかぼんやりしそうなほど映画もよかった、が、私の場合(確か)小説から先に(ま、どっちからでもぜんぜん違うよさがあると)。さて、馳作品の何がいいのかということに対しては、人間に対する暖かなまなざしがあるところだと思う。どのような状況であれ、生というものが、程よい距離感でどの生もあたたかなまなざしで描かれているところだと思う。程よいというのは、つまり、それぞれにしっかりと添いつつ、しかし、その状況に対する怜悧な描写も忘れず、どのような状況の中でも存在する(すくなくとも馳ワールドでは)状況に左右されない、誰にも邪魔されないきわめて個な存在としての(広がりはいろいろな意味でもちつつ)ほんのちょっとの気がつかない人には気がつかないような言葉にならないような暖かさ・温かさが(あるいは傷が)、描かれているからだと思う。そうい状況がいいとか悪いとかいうことについて敢えて踏み込まずに(おそらくはいいとはもちろん思ってはいないわけだけれども)、しかし、それでも、そういうこともあるのだということを、そういう状況におかれているどのような人々にも(たとえば、ダークムーンを読むと捜査側も捜査される側の心理もいろいろにみえてくる)しかし、心が啼く瞬間というのはある場合もあるのだと、状況を越えて、あるのだと、このように描ける人はいそうでいない、と思う。そういう一瞬をしみじみ感じさせるのが、この“不夜城”だ。一晩で、一気に読んだ。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.63
(5pt)

心が啼く

今から思い返せば、随分前、この本が出版されてすぐのころ、この映画の宣伝が出回っていたころの98年当時に読んだこの本は初めての馳作品。いまとなっては、映画を先に観たのか(トニーレオンのドクターマックの監督でもあることはあとから知った)小説を先に読んだのかぼんやりしそうなほど映画もよかった、が、私の場合(確か)小説から先に(ま、どっちからでもぜんぜん違うよさがあると)。さて、馳作品の何がいいのかということに対しては、人間に対する暖かなまなざしがあるところだと思う。どのような状況であれ、生というものが、程よい距離感でどの生もあたたかなまなざしで描かれているところだと思う。程よいというのは、つまり、それぞれにしっかりと添いつつ、しかし、その状況に対する怜悧な描写も忘れず、どのような状況の中でも存在する(すくなくとも馳ワールドでは)状況に左右されない、誰にも邪魔されないきわめて個な存在としての(広がりはいろいろな意味でもちつつ)ほんのちょっとの気がつかない人には気がつかないような言葉にならないような暖かさ・温かさが(あるいは傷が)、描かれているからだと思う。そうい状況がいいとか悪いとかいうことについて敢えて踏み込まずに(おそらくはいいとはもちろん思ってはいないわけだけれども)、しかし、それでも、そういうこともあるのだということを、そういう状況におかれているどのような人々にも(たとえば、ダークムーンを読むと捜査側も捜査される側の心理もいろいろにみえてくる)しかし、心が啼く瞬間というのはある場合もあるのだと、状況を越えて、あるのだと、このように描ける人はいそうでいない、と思う。そういう一瞬をしみじみ感じさせるのが、この“不夜城”だ。一晩で、一気に読んだ。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.62
(4pt)

泣き言を言っていいのは、堅気だけだ

主人公の劉健一かっこ良すぎ!
主人公から心の叫びを感じることができる一冊。
ヒリヒリと緊張し続ける世界感が、読み手をゾクゾクさせます。
ちなみに映画の方なんですが、佐藤夏美を演じた山本未来が
凄くエロかっこいいのに対して、
呉富春を演じた椎名詰平が単なる変質者にしか見えません。
主役を演じた金城武をさしおいて、
この作品をきっかけに結婚したと言われる2人ですが、
現場で何があったのか気になってしかたありません。
『泣き言を言っていいのは、堅気だけだ。おれは泣き言を言わない代わりに堅気から金をかすめとる。』本文引用
物語の大筋には関わらない文なんですが、
同じ根無し草として心に響いた一文です。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.61
(4pt)

泣き言を言っていいのは、堅気だけだ

主人公の劉健一かっこ良すぎ!
主人公から心の叫びを感じることができる一冊。
ヒリヒリと緊張し続ける世界感が、読み手をゾクゾクさせます。
ちなみに映画の方なんですが、佐藤夏美を演じた山本未来が
凄くエロかっこいいのに対して、
呉富春を演じた椎名詰平が単なる変質者にしか見えません。
主役を演じた金城武をさしおいて、
この作品をきっかけに結婚したと言われる2人ですが、
現場で何があったのか気になってしかたありません。
『泣き言を言っていいのは、堅気だけだ。おれは泣き言を言わない代わりに堅気から金をかすめとる。』本文引用
物語の大筋には関わらない文なんですが、
同じ根無し草として心に響いた一文です。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.60
(5pt)

悲劇小説の大作

馳氏には負けた。
読んでいる途中、そんな心境になる。とてもかなわない。
舞台は新宿歌舞伎町で、特段興味を惹きつける場所でもなかろうが、主人公を台湾人と日本人から生まれた半々としたことで、この作品が綺羅星のように輝やいている。何故か?「血」という人間が克服できぬ事実をチンピラの悲劇という形で素直に記しているから。
ストーリー展開も個性的な利害関係者が入り組んでいて素晴らしい。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.59
(5pt)

悲劇小説の大作

馳氏には負けた。
読んでいる途中、そんな心境になる。とてもかなわない。
舞台は新宿歌舞伎町で、特段興味を惹きつける場所でもなかろうが、主人公を台湾人と日本人から生まれた半々としたことで、この作品が綺羅星のように輝やいている。何故か?「血」という人間が克服できぬ事実をチンピラの悲劇という形で素直に記しているから。
ストーリー展開も個性的な利害関係者が入り組んでいて素晴らしい。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.58
(5pt)

久しぶりに、ゾクゾクするような小説にめぐり合えました。

この作品のレビューを書こうとして、何日も悩んでいたが、どうしても
上手く書けない。
下手な文書を並べても、この作品を言い表す事は出来ない気がする。
それほど衝撃的な作品です。
とにかく読め!としか言えない。
繰り返される嘘と裏切り。
仲間も女も、誰も信じない。
信じられるのは自分だけ。
まともな人間なんて、一人も登場しません。
人によっては嫌悪感を催すかも知れません。
だけど、引き込まれる。
久しぶりに、ゾクゾクするような小説にめぐり合えました。
大藪春彦以来です。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.57
(5pt)

久しぶりに、ゾクゾクするような小説にめぐり合えました。

この作品のレビューを書こうとして、何日も悩んでいたが、どうしても
上手く書けない。
下手な文書を並べても、この作品を言い表す事は出来ない気がする。
それほど衝撃的な作品です。
とにかく読め!としか言えない。
繰り返される嘘と裏切り。
仲間も女も、誰も信じない。
信じられるのは自分だけ。
まともな人間なんて、一人も登場しません。
人によっては嫌悪感を催すかも知れません。
だけど、引き込まれる。
久しぶりに、ゾクゾクするような小説にめぐり合えました。
大藪春彦以来です。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.56
(5pt)

これはグレイト

映画は見たが、実は原作は読んでいなかった。
結論から言うと、これはグレイトな小説だということだ。
馳が、いかに21世紀の小説界に影響を与えたか、この1作を読むだけでわかる。
劉健一のひりひりする内面世界が、研ぎ澄まされた文体で描かれている。ラストについては知っていたので、驚きはなかったが、たのむからまだ小説世界にいさせてくれという気分にさせられた。
未読の人はとにかく読んでほしい。
私が言ったことを同じように感じるだろう。
おすすめする。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.55
(5pt)

これはグレイト

映画は見たが、実は原作は読んでいなかった。
結論から言うと、これはグレイトな小説だということだ。
馳が、いかに21世紀の小説界に影響を与えたか、この1作を読むだけでわかる。
劉健一のひりひりする内面世界が、研ぎ澄まされた文体で描かれている。ラストについては知っていたので、驚きはなかったが、たのむからまだ小説世界にいさせてくれという気分にさせられた。
未読の人はとにかく読んでほしい。
私が言ったことを同じように感じるだろう。
おすすめする。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.54
(5pt)

この本は。。。

馳星周の原点であり到達点であり、越えられない壁であると思う。
何作読んでも彼の作品で本作より面白いと感じるものはなかった。
このページにアクセスした方、他の本は別として、馳の本で買うべきは本作です。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.53
(5pt)

この本は。。。

馳星周の原点であり到達点であり、越えられない壁であると思う。
何作読んでも彼の作品で本作より面白いと感じるものはなかった。
このページにアクセスした方、他の本は別として、馳の本で買うべきは本作です。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.52
(5pt)

どもまでも黒い

主人公が黒い。
ヒロインも黒い。
黒くない人物がいない!!!
すえた匂いが行間から漂ってきそう。
どこまでも硬質。
普通、一般のハードボイルド作品は主人公が事態を好転させようと動く。でもここでの「好転」はあくまで世間のモラル、
一般常識に合わせた「好転」だ。麻薬組織の壊滅とか凶悪犯の逮捕とか。
ところが本書の主人公の「好転」はあくまで自分にとってのものだ。
自分が生き残るためにどうするか。生き残るためなら、友を売る、嘘をつく、人を傷つける。なんでもする。
主人公はラストまで自分のスタンスを変えない。
悪党のまま物語はおわる。
またヒロインも同じだ。他人には理解できない枠枠組みを引きずって、
悪女として物語を一層黒くしている。
最高におもしろかった。
エンターテイメントってこうじゃなくちゃいけないと思う。
最近読んだおもしろい小説は?と聞かれたら、向こう1年くらいは「不夜城」と答えます。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.51
(5pt)

どもまでも黒い

主人公が黒い。
ヒロインも黒い。
黒くない人物がいない!!!
すえた匂いが行間から漂ってきそう。
どこまでも硬質。
普通、一般のハードボイルド作品は主人公が事態を好転させようと動く。でもここでの「好転」はあくまで世間のモラル、
一般常識に合わせた「好転」だ。麻薬組織の壊滅とか凶悪犯の逮捕とか。
ところが本書の主人公の「好転」はあくまで自分にとってのものだ。
自分が生き残るためにどうするか。生き残るためなら、友を売る、嘘をつく、人を傷つける。なんでもする。
主人公はラストまで自分のスタンスを変えない。
悪党のまま物語はおわる。
またヒロインも同じだ。他人には理解できない枠枠組みを引きずって、
悪女として物語を一層黒くしている。
最高におもしろかった。
エンターテイメントってこうじゃなくちゃいけないと思う。
最近読んだおもしろい小説は?と聞かれたら、向こう1年くらいは「不夜城」と答えます。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.50
(5pt)

シリーズすべての『副題』は『黒色夢中』

筆舌しがたい馳さんのすばらしく高いスキルが滲み出た作品。
常人が搾り出してやっと出てくるような表現がいたるところに網羅されている。
表現力のレベルの高さに恐れすら感じる作品。
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.49
(5pt)

シリーズすべての『副題』は『黒色夢中』

筆舌しがたい馳さんのすばらしく高いスキルが滲み出た作品。
常人が搾り出してやっと出てくるような表現がいたるところに網羅されている。
表現力のレベルの高さに恐れすら感じる作品。
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017
No.48
(5pt)

It's cool!

映画を観て、是非原作を読もうと思っていたのですが、それから大分経って、本書を読みました。
やっぱり、「劉健一」カッコいいですね!
映画でもそうでしたが、やっぱり原作がいいです。
It's cool!
不夜城 Amazon書評・レビュー: 不夜城より
4048729837
No.47
(5pt)

It's cool!

映画を観て、是非原作を読もうと思っていたのですが、それから大分経って、本書を読みました。
やっぱり、「劉健一」カッコいいですね!
映画でもそうでしたが、やっぱり原作がいいです。
It's cool!
不夜城 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 不夜城 (角川文庫)より
4043442017