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【一穂ミチ】
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ツミデミックの評価:
3.95/5点 レビュー 22件。 C ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点3.95pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
一穂ミチの“才能ショーケース”のような短編集
微妙
コロナのパンデミックにからめた犯罪小説集である。ゆえに『ツミデミック』。このタイトルからしてうまい。
6編を収めた短編集で、各編はそれぞれ趣が異なる。
ドス黒い犯罪もあれば、犯罪小説なのに読後感が温かいものもある。
本書自体が、「どんな小説でも書けますよ」という、一穂ミチの“才能ショーケース”のようだ。
最後の「さざなみドライブ」だけは思いっきり「コロナ小説」だが、他の5編ではコロナはアクセントとして用いられている程度。
「コロナ・犯罪・家族の三題噺で面白い短編小説お願いします」と、編集サイドからオファーがあったのかどうかは知らないが、全体としてはそんな感じ。コロナ禍をフィルターとして家族のあり方を問う小説集でもある。
6編のうち、私は「祝福の歌」がいちばんよかった。しみじみうまい。