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砂嵐に星屑



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【この小説が収録されている参考書籍】
砂嵐に星屑

砂嵐に星屑の評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(5pt)

関西TV局のくすぶり職員たちの短編集

TV局職員の何人かに視点を変えつつリレーする連作短編集。阪神淡路大震災の影も少し落ちている。パッとしないアナウンサー、ディレクター、タイムキーパー、ADと、TV局の話なのに全然キラキラしていない。人気タレントも出てこない。
 その代わり幽霊は出る、ボランティアの訳ありパペット漫才師は出る、イケメンのゲイも出る、とトリッキーな展開。「春」と「冬」が良かった。「秋」は性描写がきつい場面があって嫌だった。
 TV局の中で不適合を感じてくすぶっている人たちに焦点を当て、予想とは違う読後感。
砂嵐に星屑Amazon書評・レビュー:砂嵐に星屑より
4344039025
No.4:
(3pt)

大阪の震災以降の日常が書かれている。

春、夏、秋、冬に分けてテレビ局の中の人の細かな事が書いてあり、年代事の悩みや思い思いのこんなはずではなかった事が書かれていている。震災で起きたひとりひとりの傷を傷のままで良いと書いてあって共感出来る。
砂嵐に星屑Amazon書評・レビュー:砂嵐に星屑より
4344039025
No.3:
(2pt)

期待ハズレ

大いに期待して読んだのですが、あまり面白くなかった。ガッカリしました。正直言って~少し辛口過ぎるかとも思いますが、わざわざハードカバーを買って読むほどの作品ではないというのが正直な感想です。悪しからず~
砂嵐に星屑Amazon書評・レビュー:砂嵐に星屑より
4344039025
No.2:
(5pt)

愛で溢れる

主人公が皆、それぞれの心の檻を抱えていて、
それでいて愛おしくも必死に生きている。

不完全なまま物語は急激に進んでいく。

側から見たら哀れに思われるような人たちでも、
心の中で大事にしたい、その人の本質みたいなものに少しだけ触れる瞬間があり、それこそが生きていく力になるのだと気づけるお話です。
砂嵐に星屑Amazon書評・レビュー:砂嵐に星屑より
4344039025
No.1:
(4pt)

人生で上手くいかない時があってもまだまだこれから

TV局を舞台に働く人達の連作集。

20代~50代の登場人物それぞれが立場によってつまずいていても、少しづつ前を向く姿に希望が宿る。
一見華やかな業界でも働いている人はみんなそれぞれ悩みはある。
業界特有ということではなく、働く人みんなに辛さも先に進む力も共感を持てる構成に仕上がっている。

ただちょっと狙った感を感じる人もいるかもしれない。
そう思ってしまうと嘘くさく感じてしまうかも。

ハマる人には自分に置き換える部分もありジンワリと心に染みる良い話である。
タイトル「砂嵐に星屑」も本書を表している良いタイトル。
砂嵐に星屑Amazon書評・レビュー:砂嵐に星屑より
4344039025

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