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幸福御礼
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幸福御礼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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サイコーに面白い。復刊とのことだけど。そんなにベストセラーとかになって無さそうなの残念。読みやすく、面白く、ドラマティックに。林真理子の小説作法はすでに完成されている。 | ||||
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嫁姑問題に加え、ちょい倦怠期な夫婦の関係が面白かった。 少しずつ、政治の世界にひきずられていく嫁の変化が人ごとながら気持ちがはいりました。 | ||||
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林真理子さんの小説には珍しい地方選挙が舞台の話。姑と嫁の確執、地元の人々との駆け引きが何とも言えずおもしろかったです。読み始めは盛り上がりに欠けたのですが、後半の結末が気になり最後まで楽しく読めました。選挙で勝つことの難しさ、林真理子さんならではのタッチで最高です。 | ||||
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林真理子氏の著作を初めて拝見しました。35歳のしがないサラリーマンです。氏の作品は『不機嫌な果実』などの、「少しフェミニスト的で、少し淫靡なストーリー」なんて先入観がありました。しかし読んでみるとドンドン読み進める。読み進めるだけでなく、ぐいぐいその場面に引き込まれました。通勤時間があっという間に感じられました。“田舎の選挙”を知っている方もそうでない方も、田舎には東京には無い人間の田舎くさいしがらみがあったなぁと、なんか懐かしく思われる、熱血選挙物語でした。 | ||||
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おりしも国政選挙を控えた今偶然手にして読了。あいかわらずの語り部ぶりでたのしませてもらった。(10年前の作品だが)架空の北関東の市長選挙という設定。だが有力候補者の妻というのが上智大学出だそうで、そこはかとなく笑える。きっとどなたかから実際に聞いた話しを上手に脚色して作品化されたのであろう(地獄耳のハヤシさんだそうですから)。あることないことおりまぜて、そのころ和解した(とおもわれる)週刊朝日に半年間連載されたそうだ。 タイトルが内容とたしょうチグハグということ以外満点です。 「上智大学」についてはOGとしてちょっとかいかぶりすぎではないの、といいたい。 | ||||
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市長になることに大反対だった妻が、やがて選挙にのめりこみ、姑とのバトルを繰り広げつつ、いつしか「夫を国政の場に!」と考えるにいたる。「河童市」という、舞台となる市のネーミングからして笑いを誘うし、ユーモアあふれるさまざまな描写が、とにかく楽しい。 夫(息子)のために、どれだけ犠牲を払えるかを競う、嫁姑の戦争は、あの有吉佐和子氏の「華岡青洲の妻」をも髣髴とさせるほどだ。 選挙って、渦中の人間にとっては必死でも、はたで見ていると意外と喜劇なのかも。 | ||||
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すっごく面白かった!林真理子さんならではの男と女のお話じゃないけど、とっても読みやすかった。息子を何とか当選させようと必死になっている姑の描写はなんとも言えずおもしろい。電車の中で読んでいてもプッとふきだしてしまいそうになることが何度もありました(^^;)それを最初、とっても冷ややかで軽蔑の目で見ていた妻が、少しずつ選挙運動の波にもまれて、旦那が当選するためにわれを忘れて姑と一致団結していくあたり、面白くってスラスラと読んでしまいました。地方の選挙ってこんなに劇的で面白いんだ~と地方選に興味すら覚えちゃいました。みんなの必死さがなんとも笑えます!お勧め!! | ||||
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製菓会社に勤める志郎に、伯父で地方都市の河童市長がガンで余命いくばくもないという連絡が入った。代々市長を務める大鷹家の長男として市長選に立つ決意をする志郎だが、妻は立候補するなら離婚するとまで。母親の圧倒的な勢いもあって、河童市に戻り市長選に立候補した志郎であるが、ライバル陣営との激しい戦い、嫁姑問題と様々な選挙問題を交えユーモラスに描かれる物語。 全く冴えないサラリーマンが、家業ともいえる市長選に担ぎ出され、政治の汚い部分にも触れながら、嫁姑の戦いにも巻き込まれていく姿を面白く描かれています。物語の中では現金をバラまく場面など現実的でない部分もある反面、怪文書や対立陣営との探りあいなどもユーモアたっぷりに展開に盛り込んでいます。 | ||||
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