町奉行日記

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評判

町奉行日記の評価:

4.68/5点 レビュー 25件。 A ランク

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平均点4.68pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21〜24 2/2ページ
No.4
(5pt)

すべてが光る

武士たるものの美しさ! 
バラバラの話なんだけどどれもがいぶし銀の光をまとう芸術品。
町奉行日記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 町奉行日記 (新潮文庫)より
4101134308
No.3
(5pt)

この本を読んで周五郎を知ってください

周五郎の発刊する単行本で、私は個人的にこの作品が最高に好きです。
 単行本タイトルにもなる「町奉行日記」は、ドラマ化もされてご存知の方もいるかもしれませんが、江戸から新規に赴任した町奉行が、壕外という藩の権力が及ばない場所を、自らの力で浄化する、推理あり人情ありお笑いありの、痛快小説。
 どんな人でもきっと楽しめます。
 本書には全部で10の短編が収められています。どれも力作で、外れはありません。周五郎をあまりよく知らない人でも読んでみてください、きっと好きになります。
町奉行日記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 町奉行日記 (新潮文庫)より
4101134308
No.2
(5pt)

最高に美しい短編「落ち梅記」を読んでいただきたい

山本周五郎は当然時代小説なのだが、登場人物は現代的、少なくともワシらの親ぐらいの高度成長期、晩年の小津映画や植木等ものに通じる日本社会の秩序と義務感とモラルをキチンと背負った現代人を封建社会の枠組みの中で自在に動かしている事に魅力がある。というか、藩やお上や親方を会社・地域社会・家庭に置き換えると登場人物たちがリアルに迫ってくる。日本がまだちゃんと機能していた時代の大人たちの気持ち・悩みとしてむしろ、大正・昭和ぐらいの時代を感じるのはわたくしだけだろうか。そんなわけで、武芸の達人や豪傑・ヒーローはでてこないのだけれど、だけにエンパシーは深い。
ワタクシがおすすめしたい「落ち梅記」はこの短編集の中程に出てくる目立たない作品だが、青年時代からの決別と㡊??うか、大人になる事の喪失感をバックテーマにした美しい短編だ。あらすじを書くと長くなるので省略するが、登場人物、その相関関係、積み上げていくエピソードそして手鏡や梅の実一個にいたるあらゆる道具立て全てが完璧に美しく配置されている。この雰囲気は江戸時代というより大正ロマンの城下町がふさわしい。惜しむらくは主人公の金之助がお人好しにも程がある!ということだが、この無理を江戸の封建時代に設定を置く事で解消している。エンディングも見事!裁きをする側・される側に分かれた親友同士の結末はどう決めてもしこりが残ったであろう。ここを雨中を立ち去るヒロインの後ろ姿に落ちる梅の音(これは主人公の連想)になぞえて「……あの時も雨が降っていた」と結ぶこの余韻の深さ!評論家めい!た分析をしてしまったけど、ワタクシは本当に感動した
町奉行日記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 町奉行日記 (新潮文庫)より
4101134308
No.1
(5pt)

「ちくしょう谷」は、「罪」「許す」がテーマです。

この「ちくしょう谷」は、確かに「罪」「許す」がテーマですが、物語としても先が読めずどうなるのか
ハラハラしながら読んでいきました。短編ですので1日でよめます。
それと、教訓のような文章がいいです。たとえば「人間のしたことは、善悪にかかわらずあらわれてくる
もので、世の中のことは、長い目で見ていると不思議に公正に配分がたもたれている」とか「肝心なことは、
事が失敗するか成功するかではなく、現にそれを実行していることが重要です。」になどがあります。
また、花、月、風といった風景描写が実に格調高く美しい文章が多いです。心地よくなります。
【復刻版】山本周五郎「町奉行日記/ちくしょう谷」―山本周五郎全集(講談社版)第6巻所収 (響林社文庫) Amazon書評・レビュー: 【復刻版】山本周五郎「町奉行日記/ちくしょう谷」―山本周五郎全集(講談社版)第6巻所収 (響林社文庫)より
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