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遥かなインパール



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【この小説が収録されている参考書籍】
遙かなインパール (新潮文庫)

遥かなインパールの評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

愚かさと偉大さと

日本軍が行った、もっとも愚劣な作戦である、インパール作戦に従事した「祭」兵団の取材記。武器も食料もなく、疫病と闘いながら、現地の少数民族の助力を受けつつ、最善を尽くしつつ、壊滅してゆくさまが描かれている。

 筆者としては、「にんにく」や「カメレオン」などの「食」や、「靴」に関する記載が特に印象に残っているが、フランクルも言っているように、結局生還を左右したのは、「希望」の有無であった、というのがポイントであろうか。

 ただ、ノン・フィクションという性質のためか、文学作品としては今ひとつの観がなきにしもあらずだが、それは欲張り過ぎというものか。
遙かなインパール (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:遙かなインパール (新潮文庫)より
4101486085

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