螢の河



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    初公開日(参考)1982年08月
    分類

    長編小説

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    蛍の河 (光人社名作戦記)

    2003年05月01日 蛍の河 (光人社名作戦記)

    第四十六回直木賞受賞作―本書は、芥川賞の純文学と、直木賞の大衆文学の壁を取り払った記念すべき作品と評価の高い名作。松本清張は「巧緻な文章で抒情を盛り上げた」とし、大仏次郎は「素直にヒューマンな作品」とたたえた。戦記文学の粋。(「BOOK」データベースより)




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    No.4:
    (5pt)

    軍馬の末路は?

    「蛍の河」
    満州事変、日中戦争、アジア・太平洋戦争で使役された馬の数(馬匹)は、軍馬と現地徴用馬をあわせ百数十万頭(うち軍馬は七〇万頭)とされる。しかし、これらの消息を記した戦史・戦記は皆無である。
    百数十万頭もの馬をどのように徴発し、どのように輸送し、飼養は、使役は、またその末路は。兵隊と同じように、戦闘死、病死、あるいは食用にでもしてしまったか、全き分からない。その貴重な体験の一端を記したのが伊藤圭一氏の本誌である。
    戦争中(多分支那事変)を背景に、馬をあつかっている兵隊の馬に対する愛情を美しく、こまやかにえがいたものである。水上勉著「兵卒の鬣」、「馬よ花野に眠るべし」とあわせ、馬好きでなくとも、ぜひ読んでいただきたい一冊である。
    螢の河Amazon書評・レビュー:螢の河より
    4769801831
    No.3:
    (4pt)

    真実

    作者 伊藤 桂一氏の本は、2冊目ですが、読むたびに、戦争の真実を知らされるようにおもいます。
    螢の河Amazon書評・レビュー:螢の河より
    4769801831
    No.2:
    (5pt)

    伊藤さん

    現在は時代小説を主に書かれている
    伊藤さんの、初期の代表作です。

    いわゆる戦記ものですが、深刻な内容
    ではなくユーモラスでさえあって、
    戦争は悲惨で嫌だったけど、笑って
    しまう出来事だってあった、という
    感じなのです。

    ですが戦争を肯定する意思はまるでなく、
    伊藤さんからすれば、だからこそ嫌なんだ、
    ではないでしょうか。

    伊藤さんは「悲しき戦記」が岡本喜八監督の
    独立愚連隊もの、「血と砂」の原作に使われたり
    して、古山高麗雄さんと共に異色の戦記作家として
    有名でした。

    今では限られた読者しか読まない作品に
    なりつつありますが、戦記ものなんかクラそうで
    つまんなさそうだな、と思ってる若い人に、
    最初の戦記ものチャレンジにうってつけだと
    思いますよ!!
    螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集 (講談社文芸文庫)Amazon書評・レビュー:螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集 (講談社文芸文庫)より
    B00JVLWMCS
    No.1:
    (5pt)

    静かなる穏やかさ。

    時に、本を読むと自分の知らない作家がまだまだ
    たくさんいることを思い知らされることがある。

    本書は、まさにそんな感じを与えてくれる作品群だった。
    表題二作をはじめ、どの作品にも貫かれているのが
    静かであること、そして穏やかであること。

    しっかりと抑制が効いた作品には、好き嫌いが分かれるかも
    しれない。
    でも、
    この穏やかさは、彼にしか出せない味なのだ。
    螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集 (講談社文芸文庫)Amazon書評・レビュー:螢の河 源流へ 伊藤桂一作品集 (講談社文芸文庫)より
    B00JVLWMCS



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