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もうひとりのぼくの殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
もうひとりのぼくの殺人

もうひとりのぼくの殺人の評価: 4.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

人間の描き方は逸品

以前に読んだ「眠りをむさぼりすぎた男」の続編。といっても、共通するのは探偵役のメルヴィル・フェアのみ。しかし、主役は彼ではない。
ジェフリーが本当に別の人格を持っているのか、それとも罠なのか。
ジョン・ブレイクが犯人ではないというのは、確たる理由は分からなかったが、途中で何となく持った疑問がそのまま答えだった。
メルヴェル・フェア氏は、あちこちでジェフリーの前に姿を現すが、実は彼が「眠りを〜」の探偵役であることをすっかり忘れていたので、怪しい男だと思っていた。
登場人物の過去や感情をやたら掘り下げているのは前作と同じで、おかげで誰が犯人なのか迷ってしまう。
トリックそのものは目新しくないが、やはり人間の書き方がうまいし、参考にすべき点が多々あるだろう。
もうひとりのぼくの殺人Amazon書評・レビュー:もうひとりのぼくの殺人より
456203291X

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