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神様の御用人6



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【この小説が収録されている参考書籍】
神様の御用人6 (メディアワークス文庫)

神様の御用人6の評価: 4.76/5点 レビュー 41件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

長屋王の母を渡来人(今でいう難民)にする必要があったのか?

1柱は、孝太郎に連れられ東京へ行くのだが、長距離バスと宿泊代を出してくれるからといって、
一緒に観光する予定もないのに、ほいほい「うまい話にのる」だろうか…。
2柱で、無料旅行の出資者が判明するが、そこまではよいとして、その背景は、できすぎ。
問題は、3柱の、宗像大社の、巫女が存在した。と、そこまでは良いのだが、
大陸(半島の可能性も感じられる)を転々としていた一族が、難破、宗像氏に救われた、
日本語もできない娘が、巫女にすえる(本人はいやいやだった)。とすると、
宗像氏が巫女の存在を重視してなかったか、
宗像氏の祖先が渡来人なので巫女も同族にしたかった、と推察できる。

さらに巫女にした、もと難民で日本語が不自由な娘を、天武天皇と娶らせた(実在の名前は尼子娘)となり、
皇統に、渡来人の血を入れようとした、ことにもなる(皇統簒奪)。
尼子娘と天地天皇の息子(高市皇子)は太政大臣になった、天皇にはならなかった(とされる)が…。
また高市皇子の息子は長屋王の変で自害、その子息は皇統に残っていない(ことになっている)が…。

神様もの、京都もの、歴史を絡めた現代ものとしても、よいシリーズと楽しんでいただけに、
言葉が判らない巫女を哀れむ神様を描こうとするばかりに、日本性の破綻に繋がるような設定は、
とても残念としかいえない。

それとも、どこぞから、大昔でも皇統簒奪は行われていた、を、流布するように依頼でもされたのか、と邪推。
神様の御用人6 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:神様の御用人6 (メディアワークス文庫)より
404892334X

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