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祖母姫、ロンドンへ行く!
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祖母姫、ロンドンへ行く!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.70pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 61~71 4/4ページ
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Amazonからのおすすめに入っていました。なんとなく可愛い表紙とロンドンの言葉で買っただけでしたが、おすすめしてくれてありがとう!です。 最近はネット掲載から単行本化されたエッセイを読んで一度は面白いけど再読までは至りません。作家さんとしてのキャリアの違いでしょうか。久々に何回も読み直すエッセイに出会いました。一度読めば、途中から読んでも好きな場面だけでも心が楽しくなります。高齢者の経験や人生感に耳を傾けることは大切だなと教えてもらいました。 | ||||
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祖母の姫具合というか、大物感が堪らなく楽しく読めました。 | ||||
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初読者です 本を読むのが子供の頃から好きですが、最近では途中で結末が予想できたり、途中で飽きてしまう本が多くてつまらなかった(読んでる最中にメルカリに出品するような つまらなさ!) のですが、こちらの本は一気に最後のページまで読み終えました 買ってハズレなしです! 久しぶりに良い本でした どの世代にもオススメできます 本のストーリーも良いのですが、カバーの折り返しのところが、また粋なんです 読みながらちらっと目に入るチェック模様にイギリスを感じさせます 寝る前にベッドで読んでいたのですが、スコーンと紅茶を飲みながら読みたかったなぁ〜 | ||||
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祖母姫やCAさんやロンドンで働く人々(特にティム!)の矜持、それに振り回されたり力付けられたりする著者の目線が素晴らしい。振り返ればわかる愛おしさやありがたさは時を経ないとわからないものだし、どのように時を経たのかによって振り返った時に見える景色が違う。そんなことを思う一冊でした。そして最後は叫びたくなってしまいます。ティムー!!!!!!! | ||||
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上から目線だなあ、と思いますが。 とても綺麗なストーリーですのでネット版を最後まで読んだ方は買って大丈夫。 頭の中で映像化しやすくて、楽しい作品です。悪い人が出てこないのでノーストレスですが、主人公と一緒にグサグサ刺されます。 主人公よ…そのスペックで卑屈ってどういうことよ。 頭のいい方が書かれているのでここまで易しい文体になっているんだなぁ。と、しみじみ思います。 | ||||
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web連載がとても良いので出版を待ち望んでいました。 自分の分と三人娘の分、計4冊買いました。 | ||||
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気乗りしなかった祖母との外国旅行、祖母に振り回されっぱなしでドタバタなのに、楽しくてちょっと悲しくて、でも周りの人達がみんな優しくて… 読み終わったらロスを感じてまたすぐに読みたくなりました。 | ||||
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家族って旅行って、そして生活ってこうなのだってあらためて思いました。両親が老いてきている自分には戒めにもなる共感箇所が沢山あって、出会えて感謝できる一冊。 | ||||
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ずっと読ませていただいている作家さんの、初の本格エッセイ。とはいえすでにウェブ文芸サイトでの複数の連載を持たれていて、さらに以前から、ツイート発信を通じて保護猫に対する関心と知識と愛情を具に拝見してますので、ご実績は十分以上。 本書はウェブ文芸サイト上の連載の一部をふくらませたものですが、書籍化がとりわけ熱望されていたのも納得の名エピソード。隠し切れない育ちの良さや、一つ一つ戦いながら身に着けてこられたであろう豊かな世間知や、にもかかわらずあるいはだからこそ損なわれない誠実で綺麗な精神の核の原点を見せていただき、光栄な読書となりました。 小説もエッセイも、自身にとっての真実が何かを語る手段の一つであり、そこに本質的な差や上下はないと考えています。ただし手法はどうしても異なるので、どちらから入っても、味のなじんでない漬物感がどうしてもつきまといますよね。 あくまで自身をさらけ出していますという体のノンフィクションでは、ここまでは出しといて、ここからは言わぬが花、というフィクション特有のデリケートな線引きが、読む側に見えやすくなってしまうからではないかと。 本作の場合、ソウルメイトとのとてもプライベートなあれこれや、なかなか格式高そうなご実家の来し方行く末への「御几帳の立て方」がややぎこちない・・いやいや、最初から笑顔で「内緒ですがなにか?」などと居直らないのがこの作家さんの誠実さで、だから好きなんです。これがフィクションなら、お、次作への伏線ね!と一人合点して喜んでいられますが・・ということで、ぜひ、連載を続けて別のエピソード、また次のエピソードと刊行をシリーズ化していただきたく! ひとつだけ気づいた文中の誤用「きめこまやか」については、おそらくすぐに増刷がかかると思いますので、どうかその折に修正願えれば。 | ||||
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SNSで素敵な話として紹介されていたので、ネットの記事を一気読みし、書籍化を心待ちにしていました。 お姫様のように愛されていた自分の祖母との思い出が溢れてきました。祖母も脚が悪かったのでお出掛けする時は杖を使ったり、車椅子を押したり。母が結婚する前に祖母としたというヨーロッパ旅行の話を思い出しながらページを捲りました。大好きだった祖母を想いながら、私自身にとっても特別な英国のお話で、私自身が最も自己肯定感が低かった時に誰よりも認めてくれたのが祖母だったことを思い出しました。 作者の若さ全開の奮闘、優しく包み込むプロフェッショナルなスタッフの方々、全身で旅を楽しむお祖母様の姿、ミニシアターで上映される一本の映画のような作品です。 書籍化にあたり追加されたエピソードも素晴らしく、人が人を想うことの尊さ、これまでの経験がの挑戦への自信になっていくことを優しく教えてくれます。 お祖母様も空の上でお友達にこちらの本を自慢なさっているのではないかと思います。素敵なお話をありがとうございました。 | ||||
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おばあさま、カッコいい!! いえこれは椹野さんの見事な筆力によって描かれるエッセイだからこその感想で、実際これ、自分がこの方のお世話する係になっていたらと思うと……とてもそんなことを言える余裕はないです。大変。 とにかく、おばあさま、もとい姫は、趣味がお宜しい。茶道、華道、謡、小鼓、人形作りに能や歌舞伎の鑑賞などなど美しいもの伝統的なものをこよなく愛する姫は磨き抜かれた己の美学をもって周囲を振り回します。皆が右向けば右? それが日本人気質? いいえ姫は「わたくしが左に行きたいと言えば左なのよ!」と、おっしゃれる日本人なのです。お強い! そうなんです、とにかく自己肯定感がお強い。まるで生まれながらの貴族令嬢さながらです。なろう小説で見かけるなんちゃって貴族なんか目じゃありません。 読み手である私はやはり美しいものが好きで、姫が宝石を目を輝かせたり高級店でのお買い物を楽しんでる様子に「うん、うん」と一緒になって楽しませてもらったのですが、もう少し砕けたのがお好みの読者さんは、若かりし日の椹野さんのバッドガールっぷりのほうが共感できるかもしれませんね。煙だらけのパブ、エールの匂いまで漂ってきそうな、なんと楽しそうな若気の至り! 昨今、日本はどんどん貧乏になってきて、エッセイに出てくるような高級感あふれる物に触れる機会がとても少なくなってしまいました。お若い方ならなおさらでしょう。生まれた時から不況なのですから。 誇り高くあるとはどういうことか。本物を知るということはどういうことか。祖母姫、わがままに見えて、とても大事なことを教えてくれています。 読み終えたときにはきっと、思わず背筋をのばしてしまうことでしょう。 | ||||
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