踏切の幽霊

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評判

踏切の幽霊の評価:

4.06/5点 レビュー 48件。 C ランク

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平均点4.06pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 61〜73 4/4ページ
No.13
(4pt)

哀しき真実

出版社の取材記者が、心霊ネタを追っていたところ、とある踏切の傍で発生した殺人事件に行き着く。

タイトルや装丁からかなりのホラーものかと思っていたら、身元不明の被害女性の正体を探るしっかりとしたミステリーでした。

一方で、それと幽霊譚らしい怪異とのバランスが絶妙でした。
踏切の幽霊 Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊より
4163916334
No.12
(4pt)

ホラー小説ではなく、ゴースト・ストーリー。

雑誌記者である主人公は2年前に妻を亡くしたことで、生きる気力や希望を失っている。
仕事に対する以前の様な熱意は見る影もなく、淡々と日々の業務を繰り返していると編集長から直々に心霊現象の取材を依頼される。
取材を進めていくと、東京の下北沢三号踏切に女性の幽霊が出没するという情報が。
幽霊となった人物は一体誰なのか。なぜその場所に出没するのか。どうして死んでしまったのか。

この謎を解くことが本作のメインストーリーとなってくるのだが、どの情報をどのタイミングでどこまで提示するのか、が完璧に管理されており我々読者はなかなか点と点を結びつけることができない。
この歯がゆさを解消したいという思いを胸にページを繰る手が止まらなくなるはず。
思わぬところに張り巡らされた伏線も随所にあり、ミステリー小説として非常にフェアで質が高いのだ。
「13階段」や「グレイヴディッガー」、「ジェノサイド」といった傑作を世に送り出した高野和明による11年ぶりの新作だけあって、期待していたが見事その期待に応えてくれた。

そして本作の特筆すべき点は、ゴースト・ストーリーでありながらも社会派ミステリーでもあるということ。
恐怖の対象としての幽霊ではなく、死者を悼む気持ちや社会から搾取され続けた報われない人々の存在を浮き彫りにするための幽霊なのだ。
そのため本作には恐怖よりも哀切な雰囲気が常に漂っている。
また、一人の人間の人生を追うことで、歪な社会の構図が見えていくという物語の構成は宮部みゆきの「火車」を彷彿させるだろう。
亡くなった妻を想い続ける主人公が辿り着いた幽霊の正体とは。
そして彼がそれを知った後にどう行動するかを是非見届けてほしい。
踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4) Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)より
4167924374
No.11
(4pt)

ホラー小説ではなく、ゴースト・ストーリー。

雑誌記者である主人公は2年前に妻を亡くしたことで、生きる気力や希望を失っている。
仕事に対する以前の様な熱意は見る影もなく、淡々と日々の業務を繰り返していると編集長から直々に心霊現象の取材を依頼される。
取材を進めていくと、東京の下北沢三号踏切に女性の幽霊が出没するという情報が。
幽霊となった人物は一体誰なのか。なぜその場所に出没するのか。どうして死んでしまったのか。

この謎を解くことが本作のメインストーリーとなってくるのだが、どの情報をどのタイミングでどこまで提示するのか、が完璧に管理されており我々読者はなかなか点と点を結びつけることができない。
この歯がゆさを解消したいという思いを胸にページを繰る手が止まらなくなるはず。
思わぬところに張り巡らされた伏線も随所にあり、ミステリー小説として非常にフェアで質が高いのだ。
「13階段」や「グレイヴディッガー」、「ジェノサイド」といった傑作を世に送り出した高野和明による11年ぶりの新作だけあって、期待していたが見事その期待に応えてくれた。

そして本作の特筆すべき点は、ゴースト・ストーリーでありながらも社会派ミステリーでもあるということ。
恐怖の対象としての幽霊ではなく、死者を悼む気持ちや社会から搾取され続けた報われない人々の存在を浮き彫りにするための幽霊なのだ。
そのため本作には恐怖よりも哀切な雰囲気が常に漂っている。
また、一人の人間の人生を追うことで、歪な社会の構図が見えていくという物語の構成は宮部みゆきの「火車」を彷彿させるだろう。
亡くなった妻を想い続ける主人公が辿り着いた幽霊の正体とは。
そして彼がそれを知った後にどう行動するかを是非見届けてほしい。
踏切の幽霊 Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊より
4163916334
No.10
(4pt)

前作とはまったく違う世界だが悪くない

11年振りの長編というのはびっくりした。前作のスケールの大きな想像力は本作では見られないが、地に足のついたというか、落ち着いた書きぶりはこれはこれで魅力的ではある。元来、生真面目な書き手なのだろう。その分、やや予定調和的な結末になるが、そういえば前作の結末もそういうきらいはあったなと思い出した。佳作です。
踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4) Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)より
4167924374
No.9
(4pt)

前作とはまったく違う世界だが悪くない

11年振りの長編というのはびっくりした。前作のスケールの大きな想像力は本作では見られないが、地に足のついたというか、落ち着いた書きぶりはこれはこれで魅力的ではある。元来、生真面目な書き手なのだろう。その分、やや予定調和的な結末になるが、そういえば前作の結末もそういうきらいはあったなと思い出した。佳作です。
踏切の幽霊 Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊より
4163916334
No.8
(5pt)

今の時代だからこその視点

一気に読んでしまった。ただこの視点の作品とは思わなかったので驚いた。最後の主人公の葛藤には社会的弱者に寄り添う作者の誠実さを感じた。それまでの不誠実な描写にも納得できた。時代設定は平成だが令和だからこその作品だと思う。女性に読んで欲しい。
踏切の幽霊 Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊より
4163916334
No.7
(4pt)

ハンターハンターも連載されている

2022年は貴志祐介と歌野晶午と高野和明が本を出すという奇跡が起きました

私たちは買って感謝の意を示さねばなりません
踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4) Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)より
4167924374
No.6
(4pt)

ハンターハンターも連載されている

2022年は貴志祐介と歌野晶午と高野和明が本を出すという奇跡が起きました

私たちは買って感謝の意を示さねばなりません
踏切の幽霊 Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊より
4163916334
No.5
(5pt)

著者久しぶりの長編

超自然的な存在である幽霊の謎を常識的科学的なジャーナリストとカメラマンが解明してゆく物語。
幽霊が物語の中心に据えられると、それが当たり前の世界観になりがちで、私たちが普段生活している世界とは異なる様相になりがちだが、本作はそのバランスが素晴らしく、謎解きとして興味深く読み進めることが出来ました。
1994年の冬という設定で、自分はその頃、そこら辺で何をしていたか?と思い出しながら読む楽しみもありました。
著者のこれからの活躍に期待させるに十分の久々の長編です。
踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4) Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)より
4167924374
No.4
(5pt)

待ってました、高野さん。

「13階段」以来、どれほど待ったことか。
高野さん独特のあの展開は他の作者にはないもの。
本当に感謝感謝です。
踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4) Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)より
4167924374
No.3
(5pt)

待ってました、高野さん。

「13階段」以来、どれほど待ったことか。
高野さん独特のあの展開は他の作者にはないもの。
本当に感謝感謝です。
踏切の幽霊 Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊より
4163916334
No.2
(4pt)

思わず買い。

待ちに待った新作である。
「幽霊」?そうきたかあ。
何よりも今年の装丁大賞でしょう。写真は著者ご本人が撮影したものでしょうか?やられました、素晴らしい。怪談流行りの昨今、それに慣れている方は、物足りないというかもしれない。とても正当的なストーリーで逆に新鮮でした。
佳作。
踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4) Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊 (文春文庫 た 65-4)より
4167924374
No.1
(4pt)

思わず買い。

待ちに待った新作である。
「幽霊」?そうきたかあ。
何よりも今年の装丁大賞でしょう。写真は著者ご本人が撮影したものでしょうか?やられました、素晴らしい。怪談流行りの昨今、それに慣れている方は、物足りないというかもしれない。とても正当的なストーリーで逆に新鮮でした。
佳作。
踏切の幽霊 Amazon書評・レビュー: 踏切の幽霊より
4163916334