■スポンサードリンク
秘密
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
秘密の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
剣術と医術を学んだ青年が正規の果し合いを斬殺と嵌められ、逃亡。そこから逡巡しつつ、最後は医師として生きることを決め、迷いから脱して旅立つ物語。 面白く多彩な人々が入りまじり、驚くなかれ、「雲ながれゆく」の主人公歌もその兄も、なかなかに重要な役で登場する。 ところでこの「大むら」、鬼平では主人一家奉公人すべてが盗賊に惨殺されてしまったのだが、いまだ暦をたどって突き合わせていない。 お歌の甥の代だったのだろうか⋯⋯。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浪人的な町医者の話です、主人公や出てくる登場人物の人柄が素晴らしくて、読む度に心が洗われました。こんな素敵な生き方をしたいものです。これからは池波先生の本を片っ端から読むことになりそうです、そのくらい感動しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語に引き込まれる。一気に読んでしまった。 池波先生の傑作のひとつだと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
池波先生の第ファンの一人です。 構成と情緒に富んだ構成。 小説の世界に引き込まれる内容。 私自身「市井物」が好きなので、面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の心の移り変わりが ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。池波さんの人柄が分かるような気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「なぜ、良かったのか?」と改まって迫られるとすこし、抵抗をかんじます。読後のご感想をお聞かせ頂けると嬉しいです。 ・・・・・・などと、は如何でしょう。 それはともかく、人間・社会・自然・文化についての考え方、感じ方、は、とても 優れていると思います。と言っても、むずかしいものでは決してありません。歴史小説本はたくさん読ませて頂きましたが、高い山に登って広い世界を見渡せるような喜びを本当に感じることができます。御薦め! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これまで、池波さんの小説で読んだものは、剣豪ものがほとんどで、傑作が多いが、この小説は市井生活を描いた最高傑作と言ってよい。立会人を立てた果し合いであったにもかかわらず、倒した相手が権勢を誇る家老職の嫡男であったがために不当にも仇討ちとして狙われる片桐宗春(武士時代は夏目小五郎)。 その宗春は医師として再出発しているが、逃亡して10年たつ頃から、その意思は微妙に変化して行く。それまでは知らなかった異母の兄、幼いころからの友人で医師の勝庵、武士時代に情交を交わしたお初、なじみの情婦おたみらのとの交友と、池波さんが得意とする料理ネタ等により展開するこの物語は、読む人を勇気づけてくれるものがある。 やはり、クライマックスは最後のところで、異母の兄が自分と間違えられて敵討ちに会うが、周辺にこれ以上の迷惑をかけないで、医師として生きるために、江戸を去る決心をする場面であろう。男として、こういう生き方もあるんだなという、さわやかな読後感が残る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
池波正太郎の時代小説は安心して読めます 文章にリズムが有って実に読みやすいですね ただこの秘密については、多少都合のよい展開が あってそこだけが首を傾げる所ですが・・・・ でも、やっぱり良いねぇ池波小説は。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ご存じ火付け盗賊改、長谷川平蔵の著者だけあってスリル抜群ハラハラドキドキ一気に読ませてくれます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
池波正太郎の時代小説は、本当に間違いがないなぁ。 この「秘密」は、敵討ちに狙われる一人の武士の物語りです。 追われることにびくびくするのは、正直読んでいても気持ちのいいものではありません。 ありがたいことに、後半、主人公は追われているにも関わらず、そのびくびく感から自分を解放して行きます。 そこらの潔さは、いずれ彼が撃たれるだろうということを予感させながらも、物語りを本来のモノにして行きます。 ここにはいい人、いい女、が登場します。その人たちの心根がとてもとてもいい。中には大店のご主人もいますが、 ほとんどは、庶民そのもの。市井の一人一人が、困ったものを助け、また助けられて素直に礼をする。 有り難がり、有り難がられる姿がとってもいい。 もちろん、悪い人、悪い女も登場しますが、どことなしか、芯まで腐ってない。そこにも人生を感じます。 活劇シーンあり、人情話あり、サスペンスに謎解きあり。更に、艶めいた挿話があり。 とてもとても楽しく読めた、池波の佳作です。 ではなんで、☆一個減じたのか。 それは、ここにはあらわれてないですが、文庫本のカバー絵です。 なかなか艶っぽくていいのですが、ちょっと艶っぽすぎでねぇ。 ブックカバーを付けないで通勤で読んでいると、ちょっとドキドキ、と言うか。なかなかいい絵なんですがね。 (ここに絵があります) [...] | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!