■スポンサードリンク
FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんとなく次の展開が怖めてしまう感じでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の筆致は緻密で、読者を物語の世界に引き込む。 特に、捜査の緊張感や、主人公の心の葛藤がリアルに描かれており、読者は彼女と一緒に危険な任務に身を投じる感覚を味わうことができる。 また、サイドキャラクターたちも個性豊かで、それぞれの背景や動機が詳細に描かれているため、物語に深みを与えている。 本書の魅力の一つは、リアリティのある捜査手法と、緻密に構築されたストーリーライン。 著者は警察の内部事情や捜査の実際を丹念にリサーチしているのか?それが物語全体に非常に説得力を持たせている。 展開の早さや予想外の展開により、ページをめくる手が止まらなくなる。 本書は、緊張感溢れるストーリーと魅力的なキャラクター、そしてリアリティのある描写が融合した一冊。 警察小説やサスペンスを好む読者には特にお勧め。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
神奈川県警特捜一課班長、成瀬清花。 本庁の特捜一課となると、自宅へあまり帰れないほど忙しいらしい。小説での設定でも、離婚や一人暮らし、それもできず仮面夫婦の場合が多い。 この小説では、女性の場合を扱っている。夫は、同じ警察勤務だが、事務部門。妻が捜査一課に抜擢されてから、離婚の危機が続いている。一つには、ノンキャリア組の最高峰の一員として仕事に没頭し,家庭を顧みなくなったこと。夫は、激務を応援するどころか、自分より仕事を優先する態度や自分より数割多い給与に反感を持っている。二つ目に、娘の世話を義母に任せっきりで何もしなくなったこと。三つ目は、愛情がなくなったこと。ただの同居人と思っていた方が気分的に楽。 確かに、昼夜分かたず仕事に忙殺され、子供の面倒も見ず、夫婦の会話もない状態で、結婚生活が維持できるかと問われると、考え込んでしまう。この小説の独創的で共感を呼ぶ点は、このように従来の男女の役割を逆にして、どう思うかを考えさせる点だと思う。 問題を引き起こした後、左遷させられた部署は、半コールドケース部門。最初の事件は、連続児童神隠し事件。実は問題となった事件の被害者もまた神隠しに遭っていた娘の一人だった。そしてこれらの神隠し児童の家庭は、ほとんど全て崩壊家庭であり、DVや娘への性暴力で苦しめさられているが明らかにされる。 全体として破綻のない綿密な構成だと思うが、情報衛星に撮影された都合の悪い部分を削除申請できるなど、一般人では思いつかないし、その手続きすら分からないだろうと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現実的ではあるが、何処か幻想的に感じる世界観。内藤先生の非現実的な能力や現象を織り交ぜつつ、着地は非常なまでに現実を突き付けてくるスタイルは変わらずで最高の一冊でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前二つのシリーズを読み終えて、本作を読みました。今までのシリーズのヒロインは、年齢も経験も性格も、似ていたので、今回のヒロインのイライラからの失態を読んで、「おっ、違うぞ」と思いました。 自分の年齢のせいか、ルーキーより大人の女性、ウェルカムです。本作は、彼女が変化して行くところを見せる感が強かったですが、今後は、彼女の経験や優秀なところが活きるストーリー展開を期待しています。相変わらず、この著者の脇役達は、魅力的ですね。大好きです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相変わらず読みやすく、面白い。 ただ・・・個人的にグミのくだりが邪魔。 比奈子の時の七味缶は面白いと思ったが、今回のグミは何か素直に読めない。ぶどうとももの組み合わせがどうのとか邪魔。ひたすら邪魔。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今までの作品と違い、グロいシーンが無い為、少し物足りない感じがしましたが、 これはこれで読み進めるのが楽しい作品ですね。 あっという間に1冊読み終わりました。 次巻も楽しみです。 主人公がグミを愛食していますが、影響されて色々なグミを買うようになりましたw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋さんで見つけるのがとても大変、でもすぐ検索すると買えるので便利 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前の2シリーズが、主人公及びその他の登場人物、そして内容が大変良くて好きだったので、今回の主人公の性格がちょっと独りよがり気味の「私はこんなに頑張っているのに何で……」というところに共感できないでいます。しかし、この作者さんの他出版の作品でも、シリーズ1作目では共感できない主人公がシリーズを重ねていくうちに愛すべき存在へと変わって行ったりしたので(あくまでも私見ですが……)、事件内容やその他の登場人物は興味深いので、今後に期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良い | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公が気に食わない的なレビューがちらほら有りますが、私は好きです。いいじゃないですか、人間臭くて。清花さんにはセカンドチャンスを土井さんと共に是非ともつかんで欲しいと思います。 おもてうらの作者あとがきに次の物語は色々な場所に行くと言ってたので、例えば長野に行ったら春菜、仙龍やコーイチが出てきたり、埼玉ではフロイト、ヲタ森やペコが出てきたりして。 そしておもてうらの最後に特捜地域潜入班の試し読みが載ったということは、すでに猟奇犯罪捜査班とおもてうら交番が繋がったことを考えると、その内比奈子、恵平と清花の物語が繋がるのかなと期待してしまいます。今後の展開が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オレたちと仕事、どっちが大事なの? 子どもにとって、家族と一緒にいることは幸せなのだろうか? たとえ、どんな親でも。 子どもが子どもである時間は、意外に短い。 今しか出会えない、今しか体験できないことがある。 子どもが幸せになるために、保護者にできることは、何だろう? ときに、距離を置くという選択肢も。 地域で、社会で、みんなで、子育てすることは、以前ならば、いたって普通のことだったのに。 時代の流れ、意識の変化により、横のつながりが、希薄になり、孤立感が。 家庭内の事情は、外からは見にくい。 だからこそ、集団で子どもを守り、育てる文化には、意味がある。 ミスをしない人はいない。 問題は、素直に失敗を認める。 謝罪すべき点は、謝罪し、感謝すべき点は感謝する。 人間ながくやっていると、変に意固地になったり、変化を怖れたり。 自分の弱さを見せても、ときに甘えたっていいんだよ。 こんな簡単なことができないのは、単にやりたくないんだよね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待して読んだけど、ヒロインに感情移入できず… ただヒステリックなだけにしか感じなかった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東京おもてうら交番シリーズが終わり新シリーズ開始 が、今までと何か違う 展開も雰囲気ゆっくりでキャラクターも大人し目 途中、富樫倫太郎のSROシリーズを読んでるような錯覚に陥る まぁこういう内藤了氏の作品も良いのかもしれない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
罪を憎んで人を憎まずと云うが、罪を産み出すのは人であることに間違いはなく、彼女は罪を憎むあまり犯人を追い詰めて、逆恨みから窮地に陥れられてしまう。彼女の刑事としての葛藤に追い討ちをかける彼女自身の家庭の問題が重苦しく、読み進めるのに思いの外時間がかかってしまったが、この物語の当たり前の刑事モノのように逮捕も送検もしない犯罪を暴きたてる捜査をしない、むしろ犯罪を未然に防ぐと云う趣向がこれからどんな物語を産み出していくのか楽しみである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
犯罪の被疑者を憎むあまり取り調べの場で相手のプライドをズタズタにし、挙句に強烈なしっぺ返しをくらって神奈川県警捜査一課主任のポストを追われた主人公。ついでに家庭の方も崩壊寸前(両親の不和を察知した幼い娘の気遣いが健気)。斯様に第一章は、主人公・鳴瀬清花が本書のタイトルにもなっている「警察庁特捜地域潜入班」に所属するまでの話である。当然架空の部署だし、そもそも警察庁にそんな組織が作られるのも変なのだが、都道府県をまたいで広域に活動させるための工夫だろう。少なくとも、刑事時代の主人公は独りよがりの正義感を振りかざす「嫌な女」。彼女にとって「罪を憎んで人を憎まず」なんて絵空事らしい。「大丈夫か、こんなんで?」と思って読んでいったが、本書のエピローグまでで大分落ち着いてきたようで、なんだか挫折と再生の物語という趣き。次回作に「新生鳴瀬清花」を期待したいところだ。 前作『東京駅おもてうら交番』のあとがきに著者自身が述べているように、新シリーズはいろいろな意味で人を救う話。まず救われたのは主人公だったわけだが、著者のこれまでの作品と違って猟奇的な犯罪が出てこないのが新鮮だ。陰惨な話ばかりではいい加減胃もたれしそうなので、この調子で続けて欲しいね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
東京おもてうら交番の完結編を読み終わったあと、引き続き読みました。 藤堂比奈子シリーズや堀北恵平シリーズは、若い新米警察官が主人公でしたが、こちらはそれなりに経験を積み重ね、色々あって日陰部署に飛ばされた、女性警部補の清花が主人公です。 ストーリーは前半が『色々』の部分、後半が異動になってから初捜査の児童神隠しの話です。事件そのものは、現実にもありそうな話だなあと思いながら読み進めました。 しかし、このシリーズも周りのキャラが良いですね。 班長の土井さん、勇くん、そして万羽さん。 しかし、私が名脇役だと思ったのはキャンプ場管理人の阿久津さん。 ただの田舎キャンプ場の管理人かと思ったら、観察力が素晴らしい。 次回作が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!