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もう分かれてもいいですか
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もう分かれてもいいですかの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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結婚に対して思うところはあっても、なかなか周囲には話せないもの。 この本は、そんな思いを代弁してくれているようで、 『そう思ってるのは自分だけではないんだ!』とホッとさせてくれました。 | ||||
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読んでいてあまりにも今の自分の状態で心が苦しくなりましたが、よかった。 | ||||
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目の前のテレビリモコンを取るのに2階にいる妻を呼ぶ。酔っ払って 深夜にご帰還、鍵を持っているのにドアを開けさせる‥タバコ臭と歯周病と加齢臭のすえたような臭い‥そのくだりを読んでいて、あぁ私でも もう無理!と思った。 主人公の澄子さんはいつしか 夫の死を願うようになる。早く死んでくれと。これはミステリー小説 ではない。日本中にあまたいる、夫からの下女のような扱いに長い間 耐えている妻の悲鳴。夫源病を抱え 末期的症状の夫婦関係の泥沼にはまり、それなのに離婚できない50代の澄子さん。娘からも「父さんは母さんのこと 虫けらとしか思っていない」とまで言われても別れられない。それはひとえにお金がないから。離婚したら食べていけないから。その言葉に尽きる。 行き場のないドロドロした感情と夫への生理的嫌悪感、それ故の体調の悪化。もう別れちゃいなさい!別れた方があなたの健康のためにずっといい。お金なんかどうにでもなる、多くの読者はそう思っただろう。私もそうだ。でも同時に、同じ立場にいる妻たちは、あまりの「あるある」に、この本の内容に釘付けになるだろう。結末が知りたくて。 私は思う。澄子さんよりももっともっと 悪条件で、お金がないだけではなく、住む場所も、仕事も、手に職も、健康も、知り合いも全くないゼロの状態から離婚に踏み切った女性を知っている。その人は、晴れわたる青空のような、実に開放的な自由を手に入れて今も生きている、穏やかに。そう、それは私です! だからこの本を読んでいる澄子さんのような立場にいる女性たちに、どうか自分の気持ちに負けないで自分を開放する道を選んでとエールを送る。なんとかなる !一生懸命生きていれば必ず何とかなる、 女一人でも。それを教えてくれる一冊だ。 | ||||
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世界中で一番好きな人と結婚して、その人のことを死ぬまで大切にしたいと思っている私には、現実はこうなのかと寂しく思いました。これが結婚の現実かとつらくなりました。でも、街の中には幸せそうな老夫婦が手をつなぎながら散歩している風景があちらこちらに。夫婦のカタチはさまざまですが、ずっとずっと幸せに暮らしている御夫婦も少なからずとも、この世にはいるのです! | ||||
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この著者の他の作品にも共通していますが、ゴタゴタした現実的な話がありつつも、読後感が爽やかなところが好きです。 | ||||
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主人公の澄子さんは離婚したいと思いながらも苦悩します。 経済面、周りの反応、今後の老後生活など出来ない理由はあとからあとから出てきます。離婚するってこんなに大変なんだと驚く場面も。 特に何度も自分と向き合い葛藤する姿は、離婚がテーマの本だけれども今の現状を変えたい、と思っている人へのヒントになる本だと思いました。 | ||||
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夢中になって読みました。 現実的なストーリーで自分にリンクするところがとても多くて、フィクションすぎずどんどん吸い込まれました。 読んで良かったです! | ||||
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なかなか面白い小説でした。 内館牧子さんの老人三部作とも共通点があり、高齢化社会の大きな問題点を提起しているように感じました。 また、個人的には、還暦間近の女性が主人公ですが、読んでいて身につまされました。 夫婦間の意思疎通が図れるようにコミュニケーションを十分にしておくべだきだと自分を戒めました。 | ||||
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主人公は地方に住む子育ても終わった50代後半の主婦の澄子。 彼女が離婚に踏み切るまでの物語。よく言われる世間の壁をどう乗り越えるのかが面白い。 男の僕からしたら、旦那よ謙虚になれということです | ||||
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文章は安定していて読みやすかったです。 夫の孝男がステレオタイプとありますが実際にいると思います。 主人公の澄子ですが、彼女の煮え切らない態度に何度かイライラしました。ただ、経済面を考えれば躊躇してしまうのも納得です。30年も我慢していたらもう少しイケるんじゃないかと思うのも理解できます。 話は平坦で劇的な盛り上がりはありませんが、様々な人と関わることで価値観が変わっていく彼女の姿は「あるある」と共感しましたし、化学変化を見ているようで楽しかったです。 終始澄子視点ですので、夫側の視点があったらより世界は広がるかなと思いましたが、かと言って澄子が一方的に被害者ぶっているわけではないので読んでいて不快にはなりませんでした。 レビューで「夜の生活の描写が抜けている」と指摘している方がいますが無くていいと思います。 澄子からしたらありえないだろうなと容易に想像できますし、孝男も澄子を下女としてみているので夜の営みは無いほうが自然かと思います この著者をこの書籍で初めて知り、初めて読みましたが、出会えてよかった作品でした。 他も読んでみようかと思います。 | ||||
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自分の言葉にできないモヤモヤを言葉にしてくれた小説だと思います。ただ、同じ作者の「あきらめない」のほうが共感できて好きかな。 | ||||
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家事をする男性が読んでも共感できるし、しない男性にはもっと読んでほしい。 | ||||
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人は、1人の人間として、尊重されたいんだよね。 1人の人間として、愛されないこと、尊重されないことは、どれほど心身を傷付けていくのか。 それを、本当に上手に掬い取って描き出している。 どうして多くの男たちは、こうも、自分の妻という1人の人間を蔑むことができるのであろうか? 男たちも、会社組織等の中で、上から蔑むれている中で、暴力か連鎖しているのか? ともあれ、主人公が、自分の尊厳を取り戻すべく、新たな行動に移して、人生を歩み始めたことには拍手を送りたい! とともに、まだまだ、夫の悪口に埋もれているだけで何の行動にも移さない、女性たち対しても、人はそれぞれの選択があると、自分と同じ「離婚」を押し付けないのも、見ていて清々しい。 1人の女性の心の成長を見させていただく、素晴らしい書籍です。 著者の垣谷美雨先生には、心からお礼をお伝えしたい。 素晴らしい本を生み出してくださり、本当にありがとうございます。 | ||||
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同年代の夫として、恐る恐る手に取りました。最近、仕事の奴隷から解放された身としては、家庭内奴隷の状態から解放される爽快感に同感です。 | ||||
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中年の夫婦の離婚、特に、女性目線で夫に疲れはてて第二の人生を歩むかどうかの葛藤を描いた興味深い作品。ダメダメな夫に興味はなくなりますよね。生活していける資金さえなんとかなれば。 | ||||
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ずっと読みたくて、購入。1日で一気に読んでしまいました。読みたい人に譲りましたが、他の人の生活と比較するわけではないけど、男の人は大半がこんな感じなんだと思うと今の生活はそれほど悪くないなと思えるようになりました。 | ||||
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著者と同世代という事もあり、共感することも多く殆どの出された本は読んでます。 励まされたり、ハッと気づかされたり、楽しく読めて読後爽やかです。 | ||||
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この状況が本になることに、更に世間に受け入れられた事実に驚きます。だったら自分も書いたのに、と。 ヒットしたということはそう思う女がいっぱいいるということでしょう。 頷きすぎて首が痛くなるほど、読み終わるまで同調し続けました。そして自分ごととして読み進めたあと、結末が自分の現実と違うことを痛感しました。 一言で言えば羨ましい。 なだけに痛快でした。 | ||||
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面白かったです。自分の境遇とは違いますが、モラハラする旦那さんのもと、専業主婦やパートなので強く出れなくて結婚生活を我慢している女性って世の中たくさんいるんだろうなと想像出来ます。やはり女性も経済力を付けないと対等に話合いすら出来ないんだなと痛感します。しかし、経済力があっても、イクメンではない夫を持つと主人公の次女のように苦労します。名古屋での出来事のその後が1番好きです。自分なら怒り狂って離婚を勧めるだろうなと思ったが、子供の夫婦関係には口出ししない方が良く、でも言いたい事をしっかり主人公が娘婿に言ってくれたおかげで後半は気持ちの良い展開でした。 | ||||
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中古品を待てずに新品をを買ってしまいました(笑い) | ||||
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