恋する検事はわきまえない

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恋する検事はわきまえないの評価:

4.43/5点 レビュー 21件。 D ランク

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平均点4.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全17件 1〜17 1/1ページ
No.17
(5pt)

前作『転がる検事に苔むさず』の脇役たちが主人公に --- そこには人情味ある人間ドラマが ---

『恋する検事はわきまえない』は、『転がる検事に苔むさず』の続編になる作品で、6つの物語の短編集になっている。本のタイトルになっている『恋する検事はわきまえない』は、3番目の物語の題名である。
 この作品では、前作の主人公久我周平検事だけでなく、前作では脇役として登場した人物たちが、スポットを当てられ主人公になっている。そして、物語ごとに主人公が変わっていく。
 2番目の物語『ジャンフルズ』の主人公は、若手女性検事の倉沢ひとみである。鹿児島に異動した倉沢検事が、シラスウナギの密漁取り締まりで一騒動を引き起こす。
 3番目の物語『恋する検事はわきまえない』では、特捜部初の女性検事常盤春子が主人公になっている。春子は特捜部着任早々談合事件を任せられるが、取調中に乱入してきた被疑者の幼なじみによって捜査は思いもよらぬ方向へ行ってしまう。久我検事が小倉支部に勤めていた時の上司でもある元福岡地検検事正常盤春子の過去のエピソードが明らかになる。
 タイトルにもなっている「恋する検事」というのはてっきり倉沢ひとみのことだろうと思っていたら、意外にも常盤春子であったのには本当に驚かされた。
 5番目の物語『健ちゃんに法はいらない』では、交番勤務の有村誠司巡査が登場する。そして、もう一人新たな登場人物、健ちゃんこと魚河岸の長谷川健介が大活躍する。
 もちろん、前作の主人公久我検事も、4番目の物語『海と殺意』では、組織の中で孤立しながらも事件の真相を求め暴力団に立ち向かう。小倉支部時代の久我検事の物語である。
 この作品は検察小説であるが、仲間との友情や恋愛ドラマもあり、人情味の溢れるわかりやすい内容なので、気軽に楽しみながら読むことができる。また、文章が平易で読みやすいので、サクサク読み進めていくことができる。そして、読み終えたあとには、不思議なことにほのぼのとした気持ちになり、心が癒やされる。人間に対する優しさがある作品に仕上がっている。
 この作品単独でも楽しめるが、前作の『転がる検事に苔むさず』を読んでからこの作品を読むことをお勧めしたい。面白さが倍増することだろう。
 著者の直島翔氏は、無実の罪で誤認逮捕・拘留された元厚生労働事務次官の村木厚子氏との『恋する検事はわきまえない』刊行記念対談の中で、「次は久我が活躍する長編を書かなければいけないと思っています。村木さんの期待に応えられるように、久我に頑張ってもらいます。」と述べている。
 シリーズ第3弾となる続編が楽しみである。
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4093866368
No.16
(4pt)

こんな検事がいて欲しい

検察内の人間模様、パワーゲームが面白い。
窓際検事の生き様に共感した。
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4093866368
No.15
(5pt)

心和む優しさ溢れた作品。次回作を待ってます

文書が優しく、登場人物も優しい。恋する検事の落ちも秀逸でジーンときます。
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4093866368
No.14
(5pt)

楽しく読めた

楽しく読めました。どこが、何が…巻末解説の方が全部書いてくれました。ちょっと悔しいけどそちらをどうぞ。
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4093866368
No.13
(5pt)

繰り返して読めば面白さ倍増!

面白かった!
登場人物たちのキャラクターがよくわかるエピソードが全編にちりばめられていて、読み終わったあとに「あ、これ、あのエピソードの裏側か!」とか「この人はそういう人なのか!」とか発見があって、もう一度最初から読み返したくなる――そんな面白さです。
著者のデビュー作『転がる検事に苔むさず』を読んだ方なら、さらに面白さが倍増! 前作からもう一度読み返して「
そういうことだったのか!」とニンマリできます。ドラマ化された『テミスの不確かな法廷』シリーズ同様、続編に期待したいですね。
ちなみに「直島翔」というペンネームは、編集者とのやりとりで出てくる「(原稿を書き)直しましょう」という言葉からとったのではないかと個人的に想像して、こちらもニンマリしています。
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4093866368
No.12
(4pt)

直島翔の佳作

テミスの不確かな法廷よりは落ちるが、佳作です。
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4093866368
No.11
(5pt)

「健ちゃん」最高!

テレビドラマ「テミスの・・・」を観て、直島翔の作品を全て読破。
久我検事は基より登場人物が良いですね。倉沢検事と有村巡査のその後や特捜にいった久我検事はどんな活躍をするのか気になります。是非続編を書いて欲しいですね。
本編の中では、常盤検事の心を掴んじゃった「健ちゃん」が最高です。
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4093866368
No.10
(5pt)

そこそこの状態です。

本日無事届きました。
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4093866368
No.9
(5pt)

孫はかわいいよ

学校から帰ってきて、制服のまま私の部屋にきて、「響け!ユーフォミアム」の劇場版見てる

4年生になったら、器楽部に入って、ユーフォ吹きたいんだって
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4093866368
No.8
(4pt)

検察組織に詳しくなれます 笑

読みやすい、気さくな内容です。
目をひくことがあるとするなら、検察下部組織がファンデーションになっているので、敏腕鬼検事だけのヒーローより、親しみやすく楽しめましたよ☺️
タイトル、今後が楽しみな二人です(ネタバレ 笑)
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No.7
(5pt)

次への継ぎが面白い

1話から2話へーと、最後まで読み、ひとまとめになっているので、なるほどと面白く読めました。
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4093866368
No.6
(5pt)

シリーズ化を期待します

読み終わってしまうのが惜しいと感じるほど、いい作品でした。シリーズ化に期待します!
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No.5
(5pt)

人間の不器用さを愛する優しい小説

検察というベールに包まれた世界を、これだけ平易で快活な文章で書けるのは著者が新聞記者だからでしょうか。登場人物全員にそれぞれどこかしら愛すべき不器用さがあって、人間に対する優しい眼差しを感じます。
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4093866368
No.4
(5pt)

健ちゃんがいい

元厚労省次官の村木さんが推薦したのは、検事という職業の人たちが良い人であれ悪い人であれ上手く描かれているからだろう。各編で主人公となる登場人物にそれぞれの魅力がある。単なる空想ではなく、実際にあった事件をモデルにしていて、法理や適用に悩む検察官の思考を面白く読めたかと思えば、社会を思う優しい目線にほろっとしたり。連作短編だけに前作のようなこってり感はないけれど、仲間との友情や恋のドラマもあって、ふしぎな味がある。法律家をバカ扱いする健ちゃんの活躍がよかった。誰それ?ってところから始まってよかった
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4093866368
No.3
(5pt)

欠点を跳ね返す純な大人たち

久しぶりに止まらなくなる面白さと出会えた。人物の造形や筋の面白さはもちろんのこと、文章がよいからするする読める。ひとこと「海へ行こう」で終わるなど、秀逸。
 検察が舞台だから、悪人もたくさん出る。一方純な大人もたくさんいることを思い出させてくれるから、自分もこれでいいんだと安心させられる。次作も絶対買います。
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No.2
(5pt)

弱い者の味方! 正義の味方! 登場人物たちの個性と人間味が面白い。

短編が6つ集まって一つの小説世界を創り上げている。
「シャベルとスコップ」のどちらが大きいか? 私も逆の理解をしていた。軽くジャブが飛ぶ。「ジャンブルズ」は少し重たいボディブロー。美人女性検事の倉沢ひとみが新任地鹿児島で暴れまわる。有村巡査との電話やり取りが面白い。3番目の「恋する検事はわきまえない」、特捜部初の女性検事・常盤春子の人間味を堪能する。もちろん、魚屋の健ちゃんの人情は秀逸だ。見事な左ストレートパンチ。4番目「海と殺意」では再びボディ攻撃。さらに「健ちゃんに法はいらない」で強烈なアッパーカットを見舞われた。最後の「春風」では桜並木の花びらの追いかけっこを楽しむ。
検事たちと若い巡査と魚屋さんが6つの短編の何処かでつながっていて面白い。心が癒される。この人たちがいれば、世の中、少しは良い方向へ向かってくれるにちがいない。そういう意味で、このシリーズに今後も期待したい。
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4093866368
No.1
(5pt)

さらにパワーアップした!

「転がる検事に苔むさず」の続編は、スピンオフ的な短編集であった。
 一押しだった倉沢ちゃんが冒頭作で暴れたり、「恋する検事」は意外な人だったりして、前作からさらにパワーアップしたおもしろさ!新キャラがまたエッジが立っていて、爆笑した。
 元・司法担当記者ならでは、豊富な法知識に感心するが、堅苦しさや難しさは感じない。行間から人への優しさがにじみ出ているようである。何より、笑いがふんだんにあるのが素晴らしい。宮崎出身の作者らしい、九州特有のネタはゆかりの人ならさらに楽しめるであろう。
 続きがあるようなので、早く読んでみたい。
恋する検事はわきまえない Amazon書評・レビュー: 恋する検事はわきまえないより
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