警察医の戒律(コード)
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登場人物への疑問は少しあるのですが、気になったのはボーリング場でした。英語で書くとbowlingですから、穴掘りborlingでは無くてカタカナでもボウリングと書いて欲しかったですね。 | ||||
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1つの短編で1つの事件で読みやすい。 個々のキャラクターが個性的。 各々の過去が見え隠れし、興味深い。 次回作が待ち遠しい。 | ||||
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「転がる検事に苔むさず」でデビューし、第3回警察小説大賞を受賞した著者の単行本3作目。検事が主役の過去2作と違い、本作は遺体の検視に当たる孤独な医師が主人公。サブキャラの捜査1課ジェンダー班の刑事たちと難事件の解決に挑む。奥付から経済事件が得意な分野か、と思いきや、「1課もの」も手際よくこなす器用さに感心。とりわけ解剖学や鑑識科学への知見にうならされた。引き出しの中身の多い作家だ。 本書は3つの短編で構成。主人公が抱える孤独が、各篇進んでいくことで浮き彫りにされていく。犯罪被害者の遺体が語りかけてくるものや情報に真摯に耳を傾け、事件解決のわずかな手がかりをつかみ、捜査員と協働する。被害者やその周囲の人物の抱える哀しみや取り巻く状況への温かい視線は、過去2作と同様な視座から発せられている。各篇に織り込まれている時代性も身近で楽しめる。万能なスーパーヒーローなど登場せず、地道な泥臭い捜査をこれほど軽やかに読ませ、読後も暗い気持ちにならずスッキリさせてくれる手腕はなかなかなものだ。 老舗旅館に連泊し3度続けて朝食をいただくと、少しずつメニューをかえて提供されるものの、その老舗が客に伝えたいベースの味もしっかり舌に伝わってくる。そんな滋味深さを堪能できる短編集です。全編描き下ろしとのこと。雑誌での発表がなかったのはもったいない。多くの発表機会を期待している作家の一人です。 | ||||
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死体の解剖を行う警察医と犯罪捜査に当たる刑事達の行動の両面を同時進行で描いたちょっと風変わりなミステリー。 登場人物の一人一人にそれぞれ強烈な個性があり、どんどん話に引き込まれていった。 物語があっちに飛びこっちに飛びにと複雑でちょっと読みにくかったが、犯罪の真相に迫る警察医と刑事のそれぞれの生き様が活き活きと描かれていて大変な意欲作だと感じ入った。 | ||||
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主人公の偏屈な性格が理解できず、最初はなかなか感情移入できなかったが、背景が分かるにつれて面白くなり、切なくなっていった。主人公が分かりにくい分、取り巻く登場人物たちがよく描けていて魅力的。特に、寄せ集めで作られた弱小チームが徐々に結束を固めていくところ、がんばれベアーズ的でよかった。悲しみを抱えて生きる人への、優しい眼差しを感じる作品。 | ||||
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