巡査たちに敬礼を



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初公開日(参考)2024年02月
分類

長編小説

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巡査たちに敬礼を

2024年02月28日 巡査たちに敬礼を

大好評『女副署長』シリーズの著者が活写する、逆境をはね返す警官たちの熱き魂。 バツイチ・子持ちの交通課係長、事故係に異動したばかりの若手巡査、昇任試験を控えた女性警官、警察学校在学中の青年、定年退職目前の署長——郊外の所轄・御津雲(みつくも)署に勤める、世代もキャリアもバラバラな彼らの前に立ちはだかる仕事と人生の壁。さらに、50年にわたり隠蔽された警察署の過去も明らかになってきて……。組織の悪しき枷(かせ)を打破した先に、進むべき道が見えてくる。6編からなる、リアルな人間味に溢れた連作警察小説。(「BOOK」データベースより)




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巡査たちに敬礼をの総合評価:9.33/10点レビュー 9件。Bランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.9:
(4pt)

警官の小説は、

短編集デス。其々警官になっての苦悩とかがサラリーマンと変わんないですね。内部の事は事細かく書かれて よく分かりました。
巡査たちに敬礼をAmazon書評・レビュー:巡査たちに敬礼をより
4101020744
No.8:
(5pt)

警察者としても、人間ドラマとしても…

巻末のあさの氏の書評にあるように、一口で警察ものと括ることはできないのかもしれない。世に多くの警察物は出ている。
舞台やストーリー展開も警察学校だったり、警察内部の官僚制だったりと様々である。
自分自身では本作は警察ものととらえる。

一つの警察署を舞台として、登場人物が思わぬところで成長した姿で現れたり、時には退職した者まで様々な警察官たちが、登場する。そういう意味では警察ものとはいうものの警察署を舞台とする群像劇という見方もできるかも知れない。

著者が元警察出身ということもあった署内の描写も細かい。
我々にはあまり縁のない警察内部の様子も説得力のある描写である。本作は読み手の年齢や立場によって、こんな部下がいたらとか、こんな上役いるいるとか色々と感想が持てるのでは無いだろうか。

女性の登場人物が印象に残った。
例えば、北元主任。とっさのある行動のせいで昇任を逃す。でも人間性は見ているから来年頑張れとエールを送りたい。
また若手の内野巡査、私は間違っていない!そうその通り。
一緒の職場なら、まっすぐこれからも育っていってほしいと思うところである。
事前の知識や先入観なしにタイトルに惹かれて読んだが、
(著者には失礼かも知れないが)掘り出し物であった。
巡査たちに敬礼をAmazon書評・レビュー:巡査たちに敬礼をより
4101020744
No.7:
(5pt)

良い短編の集約です

非常に良かった!
巡査たちに敬礼をAmazon書評・レビュー:巡査たちに敬礼をより
4101020744
No.6:
(4pt)

軽いけど面白いです

警察官に知り合いはいないし、いても守秘義務があるから喋らないだろうから、本当のところはわからないけど、結構実態を反映している内容だと感じました。しかも、単純ではない展開。上手いです。
巡査たちに敬礼をAmazon書評・レビュー:巡査たちに敬礼をより
4101020744
No.5:
(5pt)

著者・松嶋智左さんの思いが垣間見えます。

店頭推奨されていた松嶋智左さんの作品を発端に、
 『女副所長』『野路明良』各シリーズを巡って本作まで辿り着き、今週読み終わりました。
  …更に週末の今日、ラスト2編を味わい深く読み返しました。…

著者・松嶋智左さんが警察官出身とのことで、
 警察組織、キャリア警察官、ノンキャリア・巡査たちへの思いが香る作品です。
  その思いは組織に対する消化しきれない疑念、諦念と希望。
   個々の生活を営み、末端の立場で奉職する巡査たちへの理解(愛)とエール(激励)、
    と感じるのは私の独りよがりでしょうか??

日々の勤務で間違えのない迅速な対応・解決を結果として迫られながら、
 市民の信頼を損なわないために結果に至るための方法・過程にも間違えを許されず、
  一つの過ちで昇任が遠のき、時に退職を強いられる職務。
   日勤と当直勤務を繰り返す巡査たちのモチベーション、
    支え合う巡査たち、職員、関係者たちの気持ちを
     著者・松嶋智左さんは登場人物のセリフ・所作を通して散りばめています。

 「気休めを言っていいか 来年もある」
 「制服を着たお前達は、この先、どんな恐ろしい相手を前にしても…
   その場にとどまって相対しなくてはならない。」
 [一瞬、頭が真っ白になりかけたが体が自然と動いて、…突進した。]
 「我々警察官にとって最も必要とされることは、正しい判断を下すこと。
   …その時その場でもっとも正しいと思われることを選択しなさい。」
 「…小隊長も主任も、みんな捜している。絶対来てくれる。」
 「当たり前だ。後輩の難儀に頑張らなくてどうする。」
 「怖いと思いながらやっているんだ。…
   怖いという気持ちがあるからこそ、人の気持ちもわかるし、
    その人の哀しみを感じることができて頑張れるんだ…。」

これらのエッセンスは『女副所長』『野路明良』各シリーズ作品中にも示されてますが、
 本作では事件・事故でなく個々の巡査たちに焦点を合わせることで、
  著者・松嶋智左さんのこれらの思いをよりヴィヴィッドに表現されてると感じます。
   店頭購入ですが、充実した読後感を残したくタイピングいたしました。
巡査たちに敬礼をAmazon書評・レビュー:巡査たちに敬礼をより
4101020744



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