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剣客商売 番外編 ないしょないしょ
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剣客商売 番外編 ないしょないしょの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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少しの焼けがあるが、汚れや破損もなく、読みやすい文庫本より一回り大きいサイズであった。価格も非常に安く送料の方が高かった程。星5でも良かったが、やはり色焼けがマイナスとした。十分満足領域です。 | ||||
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最近池波正太郎に凝りはじめまして。どの本も面白い。 | ||||
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剣客商売の番外編であります。出だしのお福の話から引き込まれています。 正太郎さんの創作力と言ったら半端じゃない。先が楽しみです。 | ||||
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剣客商売の第七巻までを読んでこの番外編を読んでみました。 推理ものではなく、お福という女の生涯を描いた物語です。その中に秋山小兵衛が脇役として登場します。 お福がそうであったように、人との出会いによって人生は大きく変わるものだと思います。それは分かるのですが、「憎しみは愛情に変わる」という作者の見解には全く同調できず、そのせいか現実味のない話になってしまい残念でした。 | ||||
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不幸な生い立ちの少女お福。好意を受けた人間の死を経て成長して行く、健気なその姿。見守り支えるのは、「剣客商売」の秋山小兵衛。池波作品の他のキャラクターもカメオ的に登場。幸せな思いのまま消えて行くお福の最期。 「剣客商売」のディープなファンには、同じく番外編の「黒白」ほど物語に関わらない小兵衛は物足りないかもしれない。しかし、本作は少女の成長物語。小兵衛の比重は粋で絶妙だと思います。お福に人殺しをさせない小兵衛の気の配りようが胸をつきます。 | ||||
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剣客商売スピンアウトシリーズ。同様にスピンアウト企画の『黒白』よりは時代が進んで小兵衛がすでに鐘ヶ淵に移っている。 女性が主人公で運命に翻弄されながらも、逞しく成長していく姿を描く。ラストのシーンは感動的で思わず涙ぐんでしまった。 ものがたり冒頭いきなり、主人公が奉公先の剣術士に強姦される場面からはじまる。その奉公先の主人や自分の親しい人、次の奉公先の主人などが同じ侍に殺されることから手裏剣による復讐を誓い、秋山小兵衛の手助けによってその復讐をとげる物語。少女だった女主人公がお店の女主人の変わっていく姿がある種感動的。 | ||||
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本屋を数件回ったが売っていなかった、と言う母の為に注文しました。 母はパソコンを使わないため自分でウェブショッピングは出来ないけれど、本を買うのに便利だと喜んでいます。 読み始めたシリーズ物の続きなどすぐに買えるのは楽しいですよね。 また利用します。 | ||||
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衝撃的なシーンからはじまるお福の一生。 それに沿う形で、私達が人生のさまざまな場面で味わう「言葉にならない、白黒つけられない思い」にスポットライトを当て、それを巧みに描写する池波正太郎の力量に圧倒されました。 剣客商売を読んだことのない人や時代小説を読んだことのない人が最初に読む本としてもおすすめです。 | ||||
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お福は 両親をなくし 不遇な中で 新発田の町道場ではたらき、 理不尽にも 乱暴される。 その町道場主 神谷弥十郎は あるオトコ 松永市九郎 に ころされる・・・・。 五平とともに お福は よるべなき ところで 成長していく。たくましく そして どっしりと。 しかし、いつも不幸なのだ。 男たちは 最後のともし火をかがやかせ 安らかに死んでいく。 三浦平四郎、五平、倉田屋半七の人生が切り立つ。 老いてのち どのように 人生を生きていくのか 「人は死ぬために生きる」という 池波正太郎の言葉が 重く それぞれの人物が 死 に直面し、命を落としていく。 小兵衛の 卓越した 人生観が お福を 不幸から救い出す。 池波正太郎は オトコの律儀さを描きつつ そこに登場するオンナは じつに 輝いている。 いや 輝かせている といった方がいいのかな。 たくましい生命力を感じさせる。 | ||||
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紙が焼けていて茶色であり、品質悪い。がっかりした。これでは次に頼む気がしなくなる。 | ||||
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神谷も五平も三浦も同じ松永に殺されてしまうところが運命のいたずらというか。。正直、神谷を許すのは…男性作家さんだからかな~と思ったりしました。人の死にかかわりすぎて、平凡とはいえない人生を送る事になったお福。悔いのない人生だったのかな。剣客商売シリーズは大好きで、終わってしまったのが残念だったので、番外とはいえ秋山小兵衛が出てきたのは拍手喝采!もっと読みたかった | ||||
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面白かったです。剣客商売が最終巻近くなってから、内容に間延びみたいなのを感じてしまいましたが、この巻は、剣客商売には脇役とも取れるお福の人生にスポットライトを当てたものでした。強いて言うなら、本巻にもお福が登場してたら、もっとイメージが膨らんだかと(*^^*)一気に読みました!面白いのでお勧めします(^-^)/ | ||||
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とうとう最後の「ないしょないしょ」まで読んでしまった。退屈することなく読んでいて楽しい。 | ||||
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シリーズ完読のために購入。 とりあえず完読。 シリーズが肌に合うので楽しく読み終えられました。 | ||||
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迅速に入手でき、程度も良いものでした。今後も利用したいと思います。 | ||||
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複雑な女心を女性以上によく分かっていらっしゃる池波先生に感服しました。 主人公お福の健気で勇気ある生き方。 あんなに恨みに思っていた人のもとに旅立っていくラストシーンはなんだか泣けてしまいました。 素敵な作品です。 | ||||
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この作品では、お福の波乱に満ちた生涯を描いている。神谷弥十郎に陵辱され失意の どん底にいたお福だったが、神谷の無念の死が彼女の運命を大きく変える。新発田から 江戸へ出てきたお福は、偶然神谷を殺した松永市九郎を見つける。彼女は、手裏剣の腕を 磨き、松永を討とうとする。そんなお福の仇討ちを手助けしたのは、若き日の秋山小兵衛 だった。そのほかにも、おなじみの人物があちこちに顔を出す。剣客商売シリーズに登場 する人物の別の面を垣間見るのは、読んでいてとても楽しい。人びとの何気ない日常の 暮らし、勧善懲悪の爽快さ、そして人生のはかなさや切なさなど、さまざまなものもこの 作品にはちりばめられている。読み応えのある1冊だった。 | ||||
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実に面白かった。 池波正太郎と言う作者は、剣劇もの、時代物が多いだけに男性を主人公とする作品が多いが、 本作は、池波が表したいくつかの女性を主人公をした名作と言うことができる。 剣客商売番外編とあるように、秋山小兵衛父子を主人公にした名シリーズの関連小説だが、 剣客商売を読まないでも十分楽しめる。そして、剣客商売の(全てではなくとも)1,2作を 読んでおくと、更に更に楽しめる作品である。 新潟は新発田の下女「お福」の数奇な運命を縦軸に、主に江戸の町を飾る剣客、市井の商売人 など、多彩でかつとてもとても人間の出来た人たちの毎日が横軸に織りなしつつ、そこはやは り番外とは言え「剣客商売」の流れだから、立ち回りアクションありで楽しめる。 人の情と活劇、市井の人々の日々の暮らしと言う時代劇に必要欠くべからざる要素をちりばめ た実に面白い作品でした。 剣客商売フアンの読者の方々も、登場場面は少ないながら、肝心要のところでこれはと言う働 きをして下さる秋山小兵衛に、思わず「待ってました!」と声を賭けることでしょう。 | ||||
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剣客商売の番外編であるこの作品は、お福という女性の波乱にとんだ半生を描いています。秋山小兵衛は最後のほうに出てきます。したがって、小兵衛ファンには少し物足りないかもしれません。 | ||||
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池波正太郎と言えば、鬼平シリーズをはじめ、剣客商売、梅安シリーズが有名だが、この本「ないしょないしょ」は数少ない「女性」が主人公なのである。その主人公「お福」は、波乱の人生を送るのだが、その主人公を助けるのが若き日の秋山小兵衛というところが池波ファンならたまらない設定であろう。 もし、池波正太郎を知らない人で、「ないしょないしょ」を読み始めるのなら、剣客商売をまず一通り読んでから読まれることをお勧めする。なぜなら、秋山小兵衛は「剣客商売」の主人公でもあるからである。またこの本は、一女性を主人公にしたことでより身近に感じられる存在となっている。それゆえに、読み終わったあとは何とも言えない悲しさが込み上げて人生のはかなさが身にしみる。しかし、それと同時に「お福」の逞しくもしなやかな人生に、元気がわいてくるのである。そこが池波正太郎の不思議なところであり、魅力なのである。 | ||||
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