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下手に居丈高



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【この小説が収録されている参考書籍】
下手に居丈高 (文芸書)
下手に居丈高 (徳間文庫)

下手に居丈高の評価: 3.54/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(1pt)

アマゾン様が評価したらよい

ご存じと思いますが、アマゾンで評価すると文字数が足りないとアマゾン様様によって弾かられます。
これはおかしいとチャットで訴えますと途中で終わってしまってお話になりません。
なので評価はできません。このような訴えがあったとアマゾン様様にお伝え頂いますと助かります。いかがでしょうか。
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No.12:
(3pt)

いまいち

個人的にはそこまで面白い話はなかった
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No.11:
(5pt)

気まま読みにぴったり。

週刊誌の連載をまとめたものです。
日常をつづっただけなのに、なんだか笑っちゃう。とまらない。
自分はこの本を鉄道旅のお供にしました。読むのに疲れたら閉じて、また適当に開いて読む。そういう読み方にぴったり。執筆時間は午後11時前後から明け方まで。ひと仕事終えたら晩酌ならぬ朝酌をして眠る、とか、
原稿用紙に書きつける前にノートに下書きをする。下書き時はふとんの上に腹ばいになる、だとか。
仕事中の様子が垣間見えるのも楽しい。肩の力が抜けた書きぶりなだけに、かえって西村氏の筆力の高さ、レトリックの巧みさが感じられて、私小説とはちがう楽しさがありました。
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No.10:
(4pt)

独特のリズムを持った文体が気持ちいいのは小説と一緒。

1つの話が短すぎるのが残念。毎回、あと1ページ読みたいと思ってしまう。
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No.9:
(3pt)

キャラが気になるなら買い

気になっているけど、どの作品を読んでいいか・・・
迷ったらこれかな。だいたいのイメージは掴めるような。
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No.8:
(5pt)

一気読み、やはり西村賢太氏は面白い

一気読み、やはり西村賢太氏は面白い、文章が苦手な自分でも、一気読み。気がついたら止まらない。
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No.7:
(2pt)

すごく普通。

週刊アサヒ芸能に連載されたコラムをまとめたものです。特に加筆・修正などはされていないようです。内容としては日常がメインのかなり軽いタッチのもので、個人ブログを読んでいる感覚になります。ビートたけし、石原慎太郎など有名人も登場します。表紙の左上の写真は31歳時のご本人です。
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No.6:
(3pt)

胸を張る無頼

タイトル通りの視点で日常生活を語る。ほかのエッセイ集ほど強烈な内容ではないが、なかなか読ませる。
筆者は古い私小説以外では、大藪春彦や横溝正史を愛読していたそうだ。これは一時期の私の好みとドンピシャリだ。
気が合うのかもしれない。おたがい根がロマンチストゆえに?
純文学ではなくエンタメを志して成功していたら、どんな作家になっていただろう。
本書を読んで気づいたのだが、筆者はコンプレックスを欠片も持っていない。
自己を語るときに、中卒・親が犯罪者・中年やもめという言葉が何度も出てくる。
小説の北町寛多は僻み根性の権化だが、西村氏本人は恐らく違う。心底から卑屈な人間は絶対に自分の欠点を認めたりしないものだ。

「趣味はなし」「自分の小説以外はどうでもいい」と言い切るのは、自信と強さの裏付けだろう。
ライフスタイルや人生観は正反対なのに、なぜか親近感を抱く。今後も愛読します。
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No.5:
(3pt)

ちょっとよそ行き

氏の著作はweb日記も含め大半読んでいるつもりだが
「アサヒ芸能」の連載を纏めた本書は、氏の随筆集の中では
比較的真面目?、というかややよそ行きな感じ。

普通に楽しめる。サイン会での出来事や、受賞前に書評を
書いてくれた同業者への想い等、読み手を思う氏の気持ちが
よくわかる。
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No.4:
(5pt)

自分を一切飾らない。男の中の男が書いた随筆

他の方もレビューしていますが、まずファンの方にはとにかく面白いです。
大ファンである私はにやにやしながら全編を一瞬で読み切りました。

さすがです。相変わらず自分全開です。
読むたびに思う。自分を着飾ることのくだらなさ。つまらなさ。

ただのエッセイなのですが、私小説書きの著者だからこそ、
文学になっている。例えば好きな項に「ビールグラス」というのがあります。

ある日、ビールグラスを落として割ってしまい、そのビールグラスは、
キャンペーン賞品で、昔同棲していた女性(秋恵ですね)
と一緒にポイントを集めてゲットしたものだったことを回想する。
6個セットで、相手の方は処分してしまったから、
新しく3個目をおろすことにした。一つを11年使っていたから
よくもったもので、次のグラスを使うときは還暦近いし、
その次のグラスを使うときは命も朽ちているかもしれない。

といったことを綴っています。

本当に何でもないようなことなのですが、
しみじみとした気分にさせてくれます。

他にも好きな話がたくさん入ってました。

・玉袋筋太郎氏と酒を酌み交わして、知らない間に取っ組みあいの喧嘩になり
後日仲直りして雁首そろえてカステラもって店に謝りにいった。

・歩いて数歩で行けるところにトイレがあるけれど、腰に負担をかけぬように
ベッドにしびんを置いて放尿している。旅行した際、しびんをもっていかなかったけれど
やっぱり持っていくべきだったと後悔

そして彼がさらっと語った言葉。

「つくづくつまらぬ性分をもったものだが、しかし私にとっては、
この世に小説以上に大事なものはないから、どうにも致し方のないところだ」

かっこよすぎる。
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No.3:
(4pt)

崇高な・・・

表題まさに言い得て妙!的確に自分を客観視できている事が賢太氏の魅力。
中卒者の抗議の章・・レッキとした糞のくだりには笑い転げました。
自虐ネタの独特な言い回しには崇高ささえ感じます。(誰もが持ちうる)低俗な部分をエンターテイメントに変換してしまう文才は、談志の落語論「人間の業の肯定」に通ずるものがあり、芸とはこういうものであろう。
私小説のが面白いので星4です。
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No.2:
(4pt)

ファンなら面白い

西村氏の日記を綴ったもの。
偏屈な想いやわがままな意見が綴られていて、ファンならきっと面白いはず。
一日の分量が3ページ程度の内容のため、短時間で読了した。
私自身は全作品を読むほどのファンなので一気読みであったが、ファンではない方には絶対つまらないというのが欠点である。
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No.1:
(4pt)

西村氏の私小説では見えない部分を垣間見た

この本は2012年秋~2014年の春まで週刊アサヒ芸能に
掲載されたエッセイを一冊に纏めた物です。

本の帯には静かで激しい無頼の流儀と有りますが、
激しさと言うなら、私小説の方に激しい表現が多いと思います。
寧ろ西村氏が自分の身の回りで起きた出来事を
自分の心情を織り交ぜながら淡々と語っているように思います。

西村氏が子供の頃、日本ハムファイターズのファンだった事や
現在でも、一日に100本のタバコを吸うヘビースモーカーである事、
夏の暑い時期、冬の寒い時期における電気代のピークは、
独身者であるにも関わらず4万円程になる事、大の蕎麦好き、
嘗て睡眠途中で小便に行きたくなって目が覚めた時、立ち上がって
トイレに行く途中で何度かギックリ腰になった事から
トイレに行かずして用を足す方法など、西村氏の小説では見えない
私生活の一面が見えました。

またこの本で西村氏の人情に厚い面も見ました。
サイン会に来てくれた方々や、自分の本の書評を書いてくれた
方々に対しては深く感謝をしている事が良く伝わって来ますし、
三度目の候補で受賞した芥川賞に関しても、候補に挙がりながら
落選した一度目、二度目の選考の際にも只一人、自分の作品を
推薦し続けてくれた石原慎太郎氏にも感謝と尊敬の念を
持っているのが良く分ります。
下手に居丈高 (文芸書)Amazon書評・レビュー:下手に居丈高 (文芸書)より
4198638497

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