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ドールズ 月下天使
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ドールズ 月下天使の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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最初題名を見ていた時は、人形の怪奇現象かと敬遠していたのですが、読んでみて全然違うストーリーで続く章を読むごとに面白さにはまりました。 | ||||
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新本のように綺麗です。昔読んだ本がまた読むことができました。 | ||||
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The story turns into the another genre. This is not a detective story anymore. Lots of action, and fantasies. What has happened to the author? I enjoyed this story but it is different what I expected from first book I red it long time ago. I liked antique things. 骨董の話ではなくなりましたね。アクション活劇です | ||||
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前作まで全て読んでいて、月下天使が発売されてから なんとなく数年が経ってしまっていました。 結論から言うと、とても面白かったです。 読む前にここの評価を見ました。 低評価に、“章につながりがなく” とありますが、それは全くもって違いました。 むしろ三章で一本の物語です。 本当の地名を使い、本当にありそうで無さそうでありそうな展開。 全てを現実に結びつけず、ドールズの世界観を持って 読み進めていけば、“ヒロイン持ち上げすぎ”ともなりません。 買って読んで損はしません。 ただ、この作品から読むのはおすすめしません。 特異な設定ですので、この本からですと理解しにくいと思います。 今時のネット時代の、流行ってるからどんどん流行るような作られた評価に騙されず こういう作品を読んでいただきたいです。 二章の犯人たちの言葉ですが、私もほぼ同じ事を考えることがあります。 戦争も原発も無くならないし、動物たちは人間の持ち物のように扱われ増えたから減らす……なんて。 この日本にも、人間世界にうんざりします。 作者も同じ事を考えるのでしょうか。 まあ、とにかくドールズ読者なら読んで損はしません。 大丈夫、しっかりドールズです。 | ||||
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人気の人形師伝奇シリーズ第4作。短編推理物の様相だった2、3、とは変わって、本作では一本の柱で貫かれ、急転する。ダークヒロインの人気がとても高いようだ。シリーズ中の最高傑作と評する声も多い。読み応えは確かにある。 | ||||
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怜くんの体にやどった目吉の活躍には大変楽しく読むことができました。このシリーズ全部読みます。 | ||||
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高橋克彦さん大好きです。目に見えない世界の不思議ばなしは、現実世界の疲れたおばさんをぐんぐん引き寄せます。 そして密かに癒してくれるのです。 | ||||
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きれいな本をお安く買えて、ご機嫌です。基本、本は気分よく楽しんで読めれば満足です。以前高橋勝彦先生のドールズを2冊読み、ずいぶん時間がたってから続きがあるのを知って、注文しました。こういう買い方があるのを、最近知ったところです。満足です。 | ||||
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レビューは苦手なので、簡単に。 とても面白かったです。 高橋克彦さんの世界観がとても好きです。 | ||||
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連続短編3つが載っています。 「使命」 喫茶店「ドールズ」にアルバイトに入った聖夜という名の端整な顔立ちの若い女性。 華奢で物静かな雰囲気とは裏腹に婦人警官の護身術の指導教官もしているという。 小学3年生の少女「怜」に宿った江戸時代の人形師泉目吉は、彼女が連続殺人事件の犯人ではないかと疑い始めるが……。 「神の手」 怜の通う小学校に、女優の「椿有子」がテレビ番組の撮影にやってきた。 ところがテレビ番組のスタッフ達が小学3年生の怜達のクラスの女子と「椿有子」を人質として小学校に立てこもってしまった。 立てこもり犯の目的は?怜達は無事に解放されるのか? 救出に単身乗り込んできた聖夜の活躍と、人形師泉目吉の冷静な判断が面白いです。 「導きの道」 西洋で言うところの「悪魔」が岩泉のある集落の「箱神」といわれる神に宿っているらしい。 聖夜の両親の事故死を調べているうちに「箱神」がその遠因ではないかと思われたが、目的の集落にたどり着く前に次々と不可解な妨害が入り……。 聖夜と言う名の、余命3ヶ月あまりの若い女性がお話の中心の本。 「使命」連続殺人にかかわる推理や目吉の説教が面白い。 「神の手」前の話とは一転、人質救出に動く聖夜のアクションが楽しい短編。 「導きの道」現実と幻想のハザマで、読んでいるほうがクラクラする不思議な短編 今までのドールズとはちょっと違った雰囲気の本です。 | ||||
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他の方が仰る通り従来の「ドールズ」とは色合いを異にします。 少女に偶々取り憑いてしまった江戸時代の名人形作家目吉。 その目吉だったればこその目線で紐解く事件の謎、目吉の存在が呼び寄せてしまう同類の危険など飽くまで作品の中央には目吉先生が座っていました。 しかし本作では中央に座っているのは目吉先生ではありません。 それだけでドールズファンには不満を覚えるかもしれません。 また犯罪者を美化しているような描写も人によっては違和感を覚えるかも知れません。 それでも高橋作品を多く読んだ読者にはドールズが他の高橋作品に近づいたという印象を抱くのではないかと感じます。 筆者は必ずしも犯罪者を賛美するものではありません。法を破ってでも護らなければならない矜恃というのもあるのではないか、と考えているのだと思います。 実際他の作品でも昨日まで極一般市民であった人物が不条理に巻き込まれ人を殺すというシーンが多々あります。 それらも違和感が無いわけではありませんがフィクションですし万一自分が同じ立場なら等と想像すれば表現の一つとしてありだと感じます。 本書の中心人物は究極の美人で武術に極めて長けており冷静で理知的であり優しく全ての男性にとって憧れの的と高橋作品の登場人物らしい欠点の無さ加減が「天誅」の名の下に行われる殺人への感情移入を難しくしているとも感じます。 法的に道義的に正しいかどうかという論証ありきではフィクションは描けません。 ハードボイルド作品に違法行為のない作品などないのと同義だと感じます。 ですので本書はドールズの世界観の中で表現したハードボイルド作品なのではないでしょうか。 そういえば高橋作品にハードボイルド物はみない気がしますね。 | ||||
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久々の「ドールズ」シリーズです。 今作品でも目吉センセー/月岡怜が大活躍します。 それに今回のゲスト・キャラクターとも言うべき「月下天使」として金森聖夜が登場し、いつもの登場人物たちと一緒に大活躍します。 連作の第一作は「使命」。 突如登場した聖夜の謎を目吉と恒一郎が解き明かして行きます。 その裏で起こる事件は、悪徳有名人の連続殺人です。 第二作は「神の手」。 学童を人質に国家そのものに要求を突きつける若者たちに、その人質の中にいる怜が目吉として、それに聖夜が加わって、事件を無事に解決します。 第三作は「導きの道」。 この作品は、従来の「ドールズ」の枠を超えた作品になっています。 どちらかと言えば、作者の「総門谷」の雰囲気一杯の作品になっています。 従って、「総門谷」が好きな読者には堪らない本でしょうが、従来の「ドールズ」の雰囲気の好きな人にはちょっと裏切られた感じが残るかも知れません。 特に、ラストの箱神との闘いが長いだけに、その感が強いと思います。 | ||||
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