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龍時03-04
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龍時03-04の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.61pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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完結していなかったことが残念。消化不良です | ||||
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前作とは一点。試合、試合、また試合の連続です。 それも相手はかなり強豪。どうする龍時、どうなる龍時。 小説を読んで感心してしまうのが、対戦国の特徴とサッカーの歴史です。 こんなに調べてくれたんだと、驚きます。 | ||||
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図らずも作者の「遺作」となった一冊。特別な思いで読み始め、そして、読み終えました。 もうリュウジの活躍が見られないと思うと残念です。 何度目になるのか、また読み返します。 そういう作品です。 | ||||
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リーガで活躍するリュウジが、オリンピック代表に! 強豪国との戦いが非常にうまく描かれています。 サッカー好きにおすすめした小説です。 小説の中での日本代表くらい現実の日本代表も結果を出してほしいと思ってしまいました。 これを読み終わったあと気が付いたのですが、「龍時01‐02」と「龍時 03-04」の間に「龍時02‐03」があったんですね。 どこかで探しだして読んでみたいと思います。 | ||||
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これをライフワークにしたいとまで言っていた野沢尚だが、この続きは永遠に読めなくなった。 それでも、3部作として見ても完成度が高く、充分満足できる。 リュウジはオリンピック代表に呼ばれるが、今回もシステムの中の一つの駒として使われ、したいプレイを許されない。 監督の言いつけに背いたリュウジは、先発をはずされる。(いつぞやのワールドユースで監督に先発で使ってもらえず、途中出場で結果を出し続け、大会得点王に輝いたマリノスの坂田大輔も、こんな感じだったのかな、と思った) ベンチで代表の試合を見ているうちに、リュウジは自分の存在意義に目覚める。 日本の選手はミスを恐れるあまり、ミスをし、アグレッシブさを失う。 「だからこそ、このチームには俺が必要なんだ」。 実在の日本代表選手が多数登場。というか、リュウジと梶以外は、全部実在。 明神が、監督からはずされたリュウジをさりげなく慰めたり、リュウジが交代されそうな時に、負傷したふりをして交代枠を使わせなかった曽ヶ端など、おいしい役をもらっている選手がいる。 監督のエピソードが多いことから、この先があれば、この監督はリュウジにとって重要な人物になったのだろうと推測できた。 リュウジの父親がなぜここまでサッカーに入れ込んでいるのかが、私に残った疑問だった。 それも、この先で語られるはずだったのかもしれない。 韓国代表との試合にあたって、韓国が植民地時代に日本からいかに非道な扱いを受けたかの記述がある。それは韓国からの一方的な視点であって、それに関しては、自分で調べることをお勧めする。 | ||||
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こっちの世界では2006年のW杯の後、中田英寿が引退して、2007年中村俊輔がチャンピオンズリーグでマンUから2発フリーキックを決めて、2008年日本代表は日替わり弁当のようにメンバーがコロコロ変わり、興味がどんどん薄れています。 こんな時こそリュウジが必要だったんじゃないんですか? | ||||
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「我が魂よ不死を求むことなかれ。ただ可能の限界を汲みつくせ」 ギリシャ神話にあるという冒頭の言葉をめぐる監督と選手の心理描写を中心に,アテネ五輪において現実の日本代表が成しえなかったグループリーグ突破と,決勝までの道のりが生々しく描かれます。 選手二人と監督・コーチ以外の登場選手は,すべて実名。このサジ加減が絶妙で,簡単にイメージできる現実の選手に囲まれつつも,主要キャラを架空の人物にすることで物語の世界への感情移入をラクにしてます。オーバーエイジ枠で呼ばれた曽ケ端や明神がいい味出してます。 本作刊行直前に収録された中西氏との対談の10日後に著者が自殺。「龍時の引退後までこの作品を書き続けたい」と語った著者が死を選んだ意図は何だったのか。ケガとリハビリをテーマとし,中西氏をその気にさせた次回作,読みたかったな。。。 | ||||
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シリーズ第三作 アテネオリンピックが舞台です。現実の結果が本作のようだったら良かったのですが。 前二作同様、サッカー場面は非常に軽快で切れ味鋭い描写になっています。主人公はずいぶん大人になった印象を受けます。サッカー以外への内面の葛藤を振り切れた感じがします。主人公の内面へ向かう描写が、1作目、2作目と比べて「軽く」感じられるようになりました。 「そんなに生き急がなくても」という切迫感がやわらかくなっています。その後の著者の死を思うと矛盾する感じがするのですが。逆に次期代表監督となるであろうオリンピック代表監督夫妻の複雑な背景描写にずいぶん筆を割いています。この部分はずいぶん重い印象を受けます。おそらくこの監督と共に代表に入って、監督と共に主人公も成長していくという今後の展開が予想できるのですが...。 このシリーズとしては著者の遺稿となってしまったわけですが、成長の物語としては中途半端でも、本作は本作で完結できるクオリティを持っています。'04アテネ、'06ドイツと悔しい思いをしたサッカーファンは爽快な気分になれるのではないでしょうか? | ||||
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ドイツW杯、龍時のような選手がいてくれればとちょっぴり思いました。 続編が読めなくてとても残念ですが、とっても面白かったです。 いま、話題のスペインリーグでの話も出てくるし、GOODです。 | ||||
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龍時シリーズの最後となってしまったこの作品。 アテネオリンピックで代表に選ばれ、奮闘する龍時と代表監督の平義が話の中心として進んでいく。 この作品はオリンピック以前に書かれたため選出されている日本人選手も出場国も作者の考えで決定されている。 オリンピックということもあり今回の作品は試合のシーンがとても長いが決して飽きることなく読むことができどんどんと引き込まれていく。 そして作中に出てくる「我が魂よ不死を求むことなかれ。ただ可能の限界を汲みつくせ」という言葉はとても印象的です。 あとがきには次のシーズンはリュウジとケガとの戦いを書きたいと語っていた野沢氏の自殺は正直納得がいかないが、リュウジは永遠に生き続けてほしい。 | ||||
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シリーズ3作目ですが、今作も読み進めていくうちに、体を動かしたくなって来ます。これが遺作ということで、続きが読めないのは残念ですが、それぞれ読者がその後の龍時を自分や好きな選手に重ね合わせ、物語を紡いでいけるのではないでしょうか?それにしてももう少し早く、たとえば中学生の頃にこの小説に出会っていたなら、もう少し、レベルの高い次元でのサッカーができたような・・・。と自分の能力を棚に上げて思ってしまいます。うちのチビのバイブルになってくれれば…。2010には間に合いませんが。 | ||||
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ワールドカップを楽しむなら、この本がお勧め。 『眠れる森』や『破線のマリス』など名作を書いた、野沢尚さんの【龍時】 野沢氏お得意のサスペンスと違い、これは純粋なサッカー小説。 日本では限界を感じたストライカーが、単身海を渡り海外リーグに乗り込み、真のサッカーを見つける。 まぁそれだけ言ったらありきたりなんだけど、結構ハマります。 中田、大久保、梶など日本選手から、海外プレイヤーまで実名でリアルに登場。 選手のピッチでの心理や、裏舞台など臨場感溢れる文体でわかる気がする本。 サッカーバイブルとも言える作品。 | ||||
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「龍時」シリーズの最終巻です。 裏切られた気分がする・・・。いい意味でも悪い意味でも・・・。 作者が亡くなってしまい、シリーズは未完のまま終了を見てしまう。 リュウジの声が聞こえる。 「まだやれる!」 この巻ではアテネオリンピックが舞台。 1巻であれだけ日本のサッカーに絶望したリュウジが日本代表のユニフォームに袖を通す・・・。うれしかった。 僕はこのシリーズではマリアと親父が好きだった。 同じ時を生きている気がしていた、まさにその時の訃報だった・・・。 龍の刻は永遠に止まったまま・・・。 解き放たれる事無く、永遠に燻り続ける・・・。僕達に続きの夢を与えながら・・・。 | ||||
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野沢尚さんの龍時シリーズ 第3弾だ。 オリンピック代表に選ばれて、そのオリンピックでの活躍が描かれている。 選手の心の内の描写はスゴイのひとことにつきる。 おそらく、これまでのサッカーのノンフィクション物でも語られない部分も多くあるだろう。 試合中の駆け引きはみごとだ。 PKの際にキッカーに対して、何の気ない行動、発言でプレッシャーをかける。 貰うべくして、ファールをもらうとか。 これまで、選手の心理について知らない部分が明かされた感じだ。 これからの龍時の成長を見たいと思うのだが、これで終わりかと思うと非常に悲しい。 | ||||
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野沢尚氏があの世へ旅立ってもうすぐ一年がたつ。 先日、図書館でこの本を見つけて読んだ。借りる時ためらった。自殺作家の作品だからではない。装丁からサッカー物であるのは歴然で、サッカーに詳しくない自分が流れについていけるか不安だったからだが、読み始めて瞬時にそれは一掃された。情景が生き生きと頭の中に再現されてくる。テレビの中継より、スタジアムで観戦しているより、遥かに鮮やかなイメージだった。100%志野リュウジになりきっていたと言っても過言ではなかったろう。アテネオリンピックのサッカーの話になったら、この話の通りを事実として人に伝えてしまいそうなくらい、一遍の小説ではなく一遍のドキュメンタリー、フィクションでなくノンフィクションと誤解してしまいそうなのリアリティーだった。確かに、読んでいてサッカー用語は随所に出て来た。イメージしがたい表現は多々あった。でも読むスピードは最後まで落ちなかった。氏の文才に圧倒されるとともにその死を、初めて知らせを聞いた一年前の当時とはまるで違う感覚で捉えている自分に気付いた。 巻末の謝辞も読んだ。日付は二〇〇四年五月。亡くなる一ヵ月前。文中には、現実のオリンピック代表の八月の戦いを見届けて、このシリーズの続きをじっくり考えたいと書かれていた。氏はあきらかに次を考えていた。なのに・・・。僕は前ニ作を読んでいない。次が読みたかった、志野リュウジのこれからが。それだけに氏の自殺は残念極まりない。あり得ないことだが、なんとか氏が冥土から続編を送り出してくれないかと無理な期待を抱いた。 「わが魂よ、不死を求むることなかれ。ただ可能の限界を汲み尽くせ。」 本作品のキーワードとも言えるこの言葉を氏は死の間際どう捉えたことだろう。氏は可能の限界を汲み尽くして逝ったのだろうか。 | ||||
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試合に関しては、プレーを追うだけですので、正直つまらない感があります。 しかし、人間模様が面白く描かれています。前作よりも強く書かれている印象を受けました。 試合前後の監督と主人公の心境などについては、関心や納得、驚きなどあり、今作は一気に読める作品です。 | ||||
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Numberに連載していたころからの龍時FANです。 ついにオリンピック日本代表まで上り詰めた龍時の活躍が楽しめます。 すごい活躍をするのですが、ドイツW杯最終予選まで取っていて欲し かったなぁというのが本音です。…が龍時の活躍がこれ以上読めない 今となっては、この終わり方で良かったかも知れません。 野沢さん、安らかに…。 | ||||
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本書は3部作の最終作。今回はアテネオリンピックを舞台に日本代表が活躍する様子を描いている。グループリーグ突破がかかる大アウェイのギリシャ戦。決勝トーナメント1回戦は宿敵ヴィクトルロペス率いるスペイン。準決勝はパクのいる韓国。そして決勝の相手はカナリヤ軍団ブラジル。リュウジは全試合に出場し活躍する。 リュウジが初めて日本代表に招集されたのは23歳以下のアテネオリンピック代表。しかしその招集の裏には平義監督のある思惑が隠されていた。ドイツでシステマチックなサッカーを学んだ平義と華麗でトリッキーな動きが信条のリュウジはまさに水と油。従順を装いプレーするリュウジだが、スペイン戦での劣勢を前に監督の指示を無視して攻め上がり、見事に日本を逆転勝利へと導く。だが平義は次の韓国戦でリュウジをスタメンから外す。やはりリュウジと日本サッカーは平行線を辿ってしまうのか!? 平義監督の隠された思惑とは!? アテネオリンピック後に本書を読んだので溜飲が下がった。著者が本書を書いたのが最終的なオリンピック代表が選出される前ということで、代表選手や対戦国、戦績が現実と違っている。しかし、まるで実際にプレーしたのを見てきたかのように大久保のボレーシュートが、田中達也のドリブルが、平山のポストプレーが、阿部のフリーキックが、石川の突破が、闘莉王のスライディングが、茂庭のヘディングが、曽ヶ端のセービングが鮮明に頭に思い描かれてくる。手に汗握る戦いの連続に、読後は心地よい疲労感が残るほどだ。こうなるとリュウジのA代表でのプレーを見てみたかった。それが叶わないことだというのは非常に残念である。 | ||||
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日本からスペインでの少年リュウジの奮闘を記した01-02、スペインで生活し、恋もして、また選手としても認められていく02-03に続く03-04では、オリンピックに至ってついに新しいリュウジが覚醒した試合シーンを中心に話が進みます。 サッカー以外の要素が薄かったのが残念で、リュウジがどのように人と関わっていくか、そして成長していくかをもっともっと追い続けたいと思いました。 どんどん残りページが少なくなって行くにつれて、もう新しいリュウジには会えないのか…、と本当に寂しくなっていきました。 オリンピック後のリュウジは本当にとてつもない選手になっていくはずだったのでしょうね。残念です。 | ||||
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01~02、02~03も読みました。今回はアテネが舞台。いきなり五輪予選の最終戦からでとまどったりしたけど、おもしろくて1日で読んじゃいました!サッカー好きなら読むべき!!龍時の続きがもう読めないのはだいぶショックです(T_T) | ||||
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