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メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談



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【この小説が収録されている参考書籍】
メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談

メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談の評価: 4.86/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(5pt)

万年筆をテーマにした短編集

万年筆は主役ではないものの内容に関わってくる小説なので楽しく読ませてもらった.万年筆仲間ができて私も感化されてしまって本書のような小説やエッセイを探したところ出会えた.残念なのは私の所有する銘柄の万年筆は取り上げてもらえず,ただインクが普通品の10倍するというところでのみ言及された.続編を書いて私の持っている銘柄も何らかの形で取り上げてほしい.
メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談Amazon書評・レビュー:メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談より
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No.6:
(5pt)

万年筆は面白い

万年筆の知識は全くなかったですが、それでも楽しめました。インク一つでもたくさんの種類があって、奥深いなと思いました。主人公の悩みながら進み続ける姿にも共感を覚えました。
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No.5:
(5pt)

読んで良かった

あっという間に読み切ってしまいました。続編が出るなら、ぜひ読みたい。
あまり書くとネタバレしてしまいそうですので、文具好きの人、そうでない人でも楽しめる一冊だと思います。
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No.4:
(4pt)

万年筆の知識が無くても読める、逆にあると物足りない

万年筆沼に最初の一歩を踏み入れたくらいの内容で、万年筆の知識が無くてもお話として読み流せます。
ストーリー自体は平坦で、ネットで有名なアレな人とかも出てきて、さほどのめり込むことはありませんでした。でも文章自体は読みやすく、すっと読了してしまいました。
逆に万年筆に詳しい人からは物足りないと言われるかも……。

万年筆の描写に関しては、なんとかして実物の写真をカラーで使って欲しいところです。現物を知っていれば文章を読んで「ああ、あれか」と連想できますが、知らない人にはモヤモヤが募るでしょう。

万年筆沼・インク沼にハマっている人ほど、「自分の好きなあの一本をもっと出して」と思うことでしょう。
万年筆一本ごとにフォーカスした続編を期待です。
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No.3:
(5pt)

万年筆小説としては現状No1

万年筆にハマり、万年筆関連の小説を色々と読みました。
現状、この作品が一番面白かったです。
神戸の『Pen and Message』にガッツリ取材を行っており、万年筆愛に溢れています。
とにかく色々な万年筆が登場し、デザインが伝わるように描写されています。
気になる人はググりながら読むのも面白いと思います。

また、ある程度万年筆の本を読むこんだ人間でも知らなかった発見があると思います。
(左利きの書き方等)
登場する万年筆も、スタンダードなものからマニアックなものまで幅広く登場します。
中でも海外メーカーのペン先を長刀研ぎに加工した製品には驚きました。
ホントに好きな人が知識を作品に落とし込んだ作品です。

これを読んで万年筆が気になった人は聖地巡礼を兼ねて『Pen and Message』を訪れることをオススメします。劇中と雰囲気が同じ店です。
自分は、愛用の2本を吉宗さんに研いでもらいました。
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No.2:
(5pt)

万年筆好きさんにおすすめ

万年筆好きなので万年筆の描写がある話が好きで時々探して読んでいました。
舞台も神戸で万年筆にまつわる話、また人生を変えるというのも、若い女の子がワイワイしてる感じも良く、楽しく読みました。
ただ、どこかタイトルがとっつき難い感じがして、これが万年筆を題材とする小説と認識して購入に至るまで時間がかかったので、もっとペンクリニックとか入学祝いの万年筆とかわかりやすい方が良かったのではと思います。
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No.1:
(5pt)

万年筆クラスタにはあるあるが沢山

万年筆を集め始めてからまだそれ程本数は持ってない私ですが、twitterでおすすめされているのを通りすがりに見て、さらに作者の出身地に住む者として興味を持ちこの本を購入しました。

「万年筆界隈」を住処とするなら、きっと「その気持ち分かる!」の連続です。
特に「万年筆を選ぶやり方にはその人の性格が出る」にはドキリとさせられました。

私の手許にある、脈絡のないように思える万年筆のラインナップは「なかなか手に入らないマニア向け」のものばかりです。だから無理をして定価より高く購入しているし、ただ人から羨ましがられるだけの品々の上、メーカーもバラバラで統一感がありません。ネットでいう「マウントを取る」以外の目的でこれらの万年筆を人に見せることもないでしょうから、同じ趣味を持つ友達もできそうにない(作れない)。
それでも万年筆愛好家の端くれとして、やはり万年筆の話題は楽しくて、それが小説になっているのは好ましく、登場人物の心情にも共感するところです(主人公が日常的に疎遠な親に仕送りを無心する部分は、就職氷河期時代を生きた元苦学生の私には、若干イラっとしましたけど)。

他の作家さんの話で恐縮ですが、チョ・ナムジュ氏のベストセラー小説「82年生まれ、キム・ジヨン」の映画では、万年筆が非常に印象的なアイテムとして登場しました。
仲の良い家族でも、家父長制の色が濃い文化が影響すると父親が子供に贈る万年筆は「男子(主人公の弟)のもの」です。書くことを最も欲しているはずの主人公なのに、女性であればこそ、万年筆は縁のないものなのです。
ジヨンが洗浄中の万年筆を見るシーン、私は女性としてこの描写が心に刺さってしまい、それ以来万年筆集めに拍車がかかったのでした。

そうした「苦しみ」が、この本「メディコ・ペンナ」の主人公になくて良かった。あったかもしれないが性別を理由とした理不尽なシーンは極めて少なかった。今の若い方の「実際」が反映されていて欲しいと心から思います。
「女性にも持ちやすい大きさの万年筆」だとか、「男性にも使いやすいお色」だとか言って、万年筆を売ってる側も良くおすすめしてこられますよね?
全くクソくらえですね。
クソデカで激重の、溶岩でできたビスコンティの灰色がかった黒の万年筆が、私は大好きです。
溶岩ですよ?イタリアメーカーは最高です。

ネット注文をしたアウロラのピンクのペンが届くのを待ちながら、そうそうやっぱりアウロラの美しさは格別だよねなどと思いつつ、楽しく読み終えました。
これ、シリーズでもいけるんじゃないでしょうか。
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