幸運は死者に味方する
評判
幸運は死者に味方するの評価:
3.75/5点 レビュー 4件。 D ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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幸運は死者に味方するの評価:
3.75/5点 レビュー 4件。 D ランク
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では、ネタバレのない範囲で検討する。
探偵役・・難病を患うが、沈着冷静で頭脳明晰なリリアン・ペンテコスト(ミズ・P)と、元サーカスの何でも屋で、ミズ・Pに雇われて探偵の研修をつんだウィロウジーン・パーカー(ウィル)。二人は親子ほど歳が違う。大変ユニーク。
事件・・製鉄会社の社長が自殺し、1年後にその妻が交霊会のあとで、水晶玉で頭を殴られて殺される。犯人は夫の霊なのか。大変ユニーク。
時代の雰囲気・・アメリカ人読者から見ると、時代の雰囲気は書けているのかもしれないが、日本人読者から見ると、空襲の痕のない1945年のニューヨークは、空襲の破壊から復興中の1946年のロンドンよりも不利である。復興のエネルギーも、戦争の終わった解放感(たぶん56頁の3行と、77頁の1行のみ)も、本書では乏しい。
アクション・・ウィルが活躍。なかなか豊富で面白い。
悪役・・スピリチュアルアドバイザー(交霊術師)のアリエル・ベレストレード。雰囲気あり、良好。
ストーリー展開・・この評価が難しい。第二の事件が意外だが・・ウィルのサブ(ラブ?)ストーリーが目立ちすぎて・・全体としては面白い。
論理性・・あると思う。
動機・・うーん。別の動機にしてほしかった。動機がオーケーとしても、動機に説得力を持たせるための雰囲気作りがちょっと足りない。
犯人・・意外な犯人だが、意外な犯人としてはこの人しかいないと、予想する読者も多いだろう。仕方ない。
次作・・次作も読みたい。