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烏は主を選ばない
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烏は主を選ばないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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雪哉がいきなり頭が悪くなってわがまま発言してドン引き。いきなり現代的な思考が乗り移ったような主張で意味不明。嫌悪感すら出てくる。一言でいうとアホになってしまった。若宮に消されなかったのが意外なくらい。武家の子とは思えない不忠義者。それ以外に、1巻の男サイド視点だと読んでいたら同じ場面すらない。あせびの裏の顔が分かった描写すらない。なんか続きを読む気が失せた | ||||
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漫画とアニメ、小説と手に取りましたが、おすすめは『漫画』です。 設定、ストーリーは面白いです。 この作者の文章が苦手です。無理に堅苦しい言葉を辞書で引いてきて使っているような印象を受けました。そのせいでか日本語がおかしくなっています。厳かな作風にしたいのかと思えばラフな言葉や文章であったり…チグハグ感もすごいありました。 解説に十二国記が並べられていましたが…一緒にしないでと思いました。 なんの賞もとってないコバルト文庫の作者の方が文章がまともです。 | ||||
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私にはまったくハマりませんでした。 レビューで評価が高いのと、十二国記などとともにオススメされている人がいたので、期待度が高かったのですが、読後はひたすらモヤモヤするものでした。 1巻を読み終え、たしかにどんでん返しがあったものの、「そうきたか!やられた!」感はなく、それは作者がズルくないか?というモヤモヤした読後感でした。 2巻目から面白くなるのかも?、とこちらの巻まで購入しましたが、他の方も指摘するように最後の種明かしで作者の後出し的な説明が入り(それが私的には許せない)、またもやスカッとするエンディングではありませんでした。 作者の意図がちらつき、世界観に入り込むことができませんでした。 私には十二国記シリーズと比べるのはとても酷なことだと思いました。 | ||||
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途中までは面白いんです。 謎解きまでは。 でも、なんだか、謎解き中に「騙してやった!どうだ!」という感じがしてきて、嫌な気持ちになるんです…。 もちろん作者さんが悪い訳じゃないんですが、(一生懸命、わからないトリックを考えてくれている訳だし…)、でも、でも、どうしても、信頼を裏切られたような辛い気持ちになって、私は落ち着かないんです。居心地の悪いんです。 その後謎解き後も、誰にも共感できないままばたばたと終わっちゃったし…。うーん、もやもやです。 まあでもすごく好きな人もいるし、わたしの友人もドはまり中なので、多分単に私の好みに合わないんだと思います。 残念だなぁ……… | ||||
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ずっと気になっていて、楽しみにしていた1冊目を一気読み。 結末に驚いていても立ってもいられず、続編が同時期の裏話だというのですぐに読んでみました。 結果的に、読了後もすっきりしませんでした。 分からないことがあるということでなく、読み終えても満足感や爽快感がないのです。 どちらも終盤に展開がひっくり返って、構成力が評価されているのでしょうが、「後出し」感が強い。 最後の最後で重要情報を出すのでは、読者が推理を楽しめず、作者が語るのをただ聞くしかない。 (途中にヒントがあるのは分かるのですが、それがどう事態に関わっているのかが推測しにくい) 一作目の「語り手」、視点の主の選定からして、作者が意図的に読者の意表を突こうとしている。 読者は語り手の視点で物語を追うので感情移入もしやすい、これが叙述トリックというものなのでしょうか、どうにも「(悪い意味で)だまされた!」と感じてしまうのです。 「どんでん返し」は、最後に真の悪が判明し、それが倒されてこそスカッとするので、2作目の裏話を期待したのですが、それも今ひとつ… 2作とも、何かしら自分が良しとしているもの、信じたものを裏切られる感覚だけが残りました。 ここのところライトノベルやジュブナイル小説を読む機会が多く、紆余曲折はあろうとも最終的には自分が「よい」と思っている(信じている)ものを肯定し、少なくとも「悪」を否定する結末に慣れていたので、あくまで個人的な感想に過ぎないとは思います。 推理小説ではなく謀略小説として読むなら、構成力も評価できるのかもしれません。 しかし、読み終わって爽快感があり、読んでよかった!と思えるのは、エンターテイメントとして重要なことではないでしょうか。 (過去、「文学」として評価されている作品には、エンターテイメントとはいえないもありますけれど…) ファンタジーとしても「烏」という設定がなくても書ける話ではないかという気もするので、一応続きも読んでみようとは思うのですが、少なくとも1・2冊目は「手元に置いて、たまに読み返す」本ではありませんでした。 | ||||
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1巻目は「判断保留」とさせてもらって、2巻目の本書を読みました。結論としては、「面白くない」。 ミステリらしいと言えば言えるのですが、「真犯人」が次々と現れ、どんでん返しが続くタイプ。こういう、何度も「裏切られ」るのが好きなミステリファンにはおすすめですが、私はあまり好きでないので。ごめんなさい。 細かい伏線がいちいち謎解きされるラストも、ちょっとくどく感じました。 ただ、他の方もレビューされていましたが、「山内」の風景描写はとても素敵でした。キャラクターやストーリーは添えもので、作者はまずこの世界情景を描きたかったのかな、とも思います。今後この世界を舞台に、さらに奥行きある人物やストーリーを書き広げていかれることを期待いたします。 | ||||
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某メーターでおもしろかった!という感想ばかりでもやもやしてこちらのレビューを読んだらわたしと同じ感想の方が多くて安心しました…。 展開が気になって最後まで読めたので面白くないわけではないんですけど…。登場人物の誰にも感情移入できず、好感がもてず…そのせいで物語の世界に入り込めないんです。雪哉が主人公?若宮が主人公?どっちに肩入れすればいいのかわからないまま終わってしまいます。 最後の謎解きの場面は、普通なら、おお!そんな種明かしが!?と面白さのピークを迎えるはずなんですが、このシリーズの種明かしはそこから逆にテンションが下がっちゃうんですよね…。前作はそれで若宮の印象最悪だったし。流行りの嫌ミスというやつなんでしょうか?読後感が悪いという…。 十二国記と並び称されることもあるみたいですが、全然違います。比べるのは小野主上に失礼だと思います… | ||||
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「ラノベに分類するべき」という意見も見かけますが、はっきり言って、この作品よりずっとしっかり書かれてるラノベはいっぱいあります。ラノベに失礼です。 自分に読解力がないせいか、情景描写が全く頭に入って来ませんでした。序盤の、山の崖に橋が架かってて、下が谷で、谷の一方の側が山の側面で…というような場面、一生懸命説明してもらってる感じはするものの、頭に映像として浮かんでこない。一言ひとこと「えー、つまり、こうだから」と自分で紙に絵を描いてようやくなんとなくわかるような気になれる程度。 言葉選びも気になる箇所がたくさんありました。「とんでもございません」につっかかってる方もいらっしゃいますが、そこまで気になる方なら「とても」の使い方も気になっただろうし、私はそれよりも繰り返し使われた「ひとり以上は側におかない」が気になりました。これは「ふたり以上」の間違いでは? 「◯◯なようにみえて△△」というような部分も、「いや、◯◯なようには全然みえてないから!△△丸出し!毒っ気丸出しだから!」と突っ込まずにはいられなかったです。 作者がお若いということで、圧倒的に言葉の引き出しが少ないのかなぁという印象でした。個人的には、雪哉がよく使う「あんた」を「あなた」と一文字変えるだけでも、雪哉の性格や生い立ちがいかされそうな気がするのですが… 世界観自体は面白いと思います。その世界観やキャラクターを表現しきれていないのがもったいない。アニメ化したら受けそうな感じがします。 | ||||
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宮中での勢力争いを描くには、著者の人生経験も筆力も基本的な知識も不足しすぎている。 「(略)兄上ならば、さぞかし良い主君になっただろう。(後略)」 穏やかな言葉の裏に挑発を秘めた、妙にひやりとする発言である。息を凝らした周囲の中、長束も若宮に対し、真意の読めない微笑を返した。 「とんでもございませぬ。若宮殿下の行為を見て(後略)」 文庫版の112ページ。 最高権力者以下、有力者が勢揃いした紫宸殿で、若宮が自らの金烏たる地位をつまびらかにし、兄である長束に忠誠を誓わせる緊迫した場面です。 本来ならば、どきどきして読むはずの場面なのに、とんでもない間違いに一気にがっかりしました。 とんでもございませぬ? 文法的に間違いなダメ日本語の典型を、文春の編集部はなぜスルーしたのか。 とんでもないことでございます、と直すべきです。最近はドラマでも「とんでもありません」とか言ってるのをよく聞くけど、口語なら許せても、文章では許せない。 ましてや仮にも王朝風でしょ? もったいないをもったいございません、と書くのと同じで、ものすごくおかしいです。 行為? 目上の相手に対して、「あなたの行為は・・・」なんて失敬な表現、社会人は絶対にしませんよ。 あげくの果てに、最後の台詞が、 「どうぞ勝手に死んでください」だと? そんなことを若宮に言えるほど、雪哉と若宮は仲良しになってたのかもしれませんが、誰を相手にしたって、そんなこと言っちゃダメでしょう。 世界観を壊すどころの話ではないです。人として最低。 こんなすごい若宮の誘いを蹴ってエキセントリックなことを言う雪哉って格好いいだろ、と作者はドヤ顔なのかもしれませんが、読者は唖然です。嫌悪感すら覚えます。 完全に中二病。 これは年若いからとかいう問題ではなく、著者の特性としか考えられない。 全体的に言葉が若すぎ無礼すぎ崩壊しすぎで、最近の20代ってこれが普通なの?と暗澹たる気持ちです。 さらに、著者は早稲田大学大学院文学研究科に進んでいるそうですが・・・。まずは一生懸命に学んでから、商業作品を著すべきです。 このままではどっちつかずになるでしょう。 まともな表現力がつくまで文学賞なんか与えるべきではないわけで、想像力は豊かなのに描ききることができない著者を、編集が無理矢理かかせてるんじゃないかとさえ思います。 ここの星1つのレビューのほうが、よほど的確な表現力やユーモアがあって、読んでいておもしろかったです。 | ||||
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※姫たち贔屓の意見です。 一作目が面白かったのですが、こちらは姫たちが出ないらしい、とあらすじで知り読んでいませんでした。うん、読まなくてよかったな。 あらすじの通り、雅やかな四季の描写、着物、お姫様、は出てきません。 若宮の印象も特に変わりません。雪哉は若宮と同じ(賢いのがぼんくらのふり)なので若宮あんまり。。な私は飽きてしまい、飛ばし読みしてあらすじだけ確認作業でした。 でも次からは少し一作目のキャラが出るようなのでそちらを読みます。 | ||||
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多くのレビューに二巻まで!と書いてあり、まぁそこまで書かれているならばと読んでみました。が、なおさら駄目でした。 小説の魅力はやはり登場人物によるところが大きいと思います。シリーズものでやるなら主人公は統一し、外伝などで別の視点が入るのが定石ですが、このシリーズに関しては主人公がまったく新キャラで、何故か、主人公でもない若宮を軸に話が進むので、読み手は傍観者さながらなんの感情も動きませんでした。 ミステリ部分や伏線にしても、一巻でもっとうまく練り込めば一冊に収まったのでは?という内容。欲張りすぎて盛り込みすぎて、誰の何を書きたいのか釈然としません。 「実はすごい奴」設定も、若宮とゆきやなど、被ってるなぁと思います。(カッコいいキャラ書きたいんだろうなぁと) それと、実際問題、殺されそうになったくらいで付き人を使わないなんて、世界観の規模からして無理なのでは…。 ただ文庫の表紙イラストとお話の世界観はとても合っていてそれだけなら★3つくらい。 三巻まで読むと謎が解けるそうですが、なんとなく答えはCMのあと!感があるのは否めない。 | ||||
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一作目、二作目と読みました。 一作目で不可解だった若宮の言動が二作目で少し整理されます。元々一つの作品で構想を練っていたと後書きにありましたが、片方だけ読んでも不可解な部分が多いため、二作とも読まれた方がよいと思います。 その上での感想は、世界観や設定が非常に魅力的だということと、人物描写があまりに幼いということです。登場人部の中で、一人としてしっかり思い描ける人がいませんでした。表現、発言に違和感が残る。歴史や世界観の設定が細かいにも関わらず、登場人物はその設定を軽んじるような言動が多いのです。非常に勿体ないと思います。 正直なところ、書き方は十二国記を彷彿させる部分も多いように感じられました(謎解きの部分で「○○ではなかったか。」という書き方などは、あからさまでした)。 松本清長賞を受賞し、「この物語はホンモノだ」と帯が付き、本格派としてマーケティングされているからこその残念感です。筆者が若いことが後書きで何度も書かれていましたが、だからこそ、まだ受賞すべきではなかったのだと思います。ご本人にも酷です。ライトノベルならこんなに裏切られた感じはしなかったでしょう。 ただ、表紙のイラストが好きで、続きを買ってしまいそうです。出版社の方は良い描き手をお選びになったと思います。続編で筆者の人物描写が改善することを切に願います。 | ||||
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このシリーズが楽しく面白くワクドキしながら読めるよう、修行します。 前作の「単」も酷いものでしたが、シリーズ二巻目ですから稚拙な文章もまともになったのかと期待しましたが、誰の台詞やら誰目線の情景やら餅を食い逃げしたのは誰なのやら、一読しただけでは頭に入ってきませんでした。本を投げつけたい衝動に駆られましたが図書館からの借本なので思い止まりました。 刊行されてるシリーズ全作を読めばハリー・ポッター並のハイ・ファンタジーが楽しめるらしいですがなぜ一巻から楽しめないのでしょうか。そんなに耐えねば得られぬ楽しみなら私は無理です。他の本を読みます。 | ||||
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単と主、2冊読みましたが、『ライトノベルを超えた』は褒め過ぎでしょう。 書評の人の絶賛は、その人の底の浅さが露呈したというべき? 世界観はまあいい出来と言えるかもしれませんが、ありがち。 登場人物の言動はしつけがなっていないと感じさせ、その原因は、作者の語彙の貧弱さからきているのでは?と思います。 また、若い人の書いたものらしく、理屈っぽ過ぎです。『論理的』なのと『説明する』のはちがうのでは? 最後のほうの謎解きが、説明文か論文みたい。 でも、ライトとしては楽しんで読みました。 単行本の値打ちはないので、文庫か、図書館で借りるべき。 | ||||
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前作で散々ないわれようだった若宮ですが、私はわりと好きです。前作のラストを思うと今回彼が使った偽名にきゅんとします。ただし話はつまらない。ですが。 | ||||
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