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口づけは復讐の香り
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口づけは復讐の香りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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10年以上ロマンス小説を読まなかったが、久しぶりに読みたくなりこの作者の既刊本2冊を含めて何冊か購入した。 幼稚・自己中・半径3mしか見えていない視野狭窄の自意識過剰さ、何かといえば物を投げるわ壊すわの癇癪持ちのヒロインに1ミリも魅力がなくゲッソリした。 マフィアのドンである父親=敵=悪=刑務所にブッ込まれてめでたし、めでたし。ヒーローとヒロインの物理的・社会的に邪魔になる者はみ〜んな刑務所に入ったよ! どこまでご都合主義やねん。 最もヒロインが気持ち悪いのは、「お父様が悪い、わたしは無関係」という態度を貫いて恥じることのない内容。 おいおい、親が犯罪で稼いだ金で長く贅沢に暮らしてきて、文字通り自分の生活すべてが犠牲者の命の上に成り立ってきたことに罪の意識も贖罪の気持ちもないんかい。申し訳程度にボランティアをしている描写もあるけれども。道徳心や倫理観のあっぱれな欠如ぶり、正真正銘、くそマフィアの娘だわ。 物語の開始年齢が19歳という設定で若さを言い訳にしたとしても、エピローグにおいて数年後まで書いているのに何の精神的成長もなく、相変わらず自分のことだけで「わたし幸せ、幸せ〜。明日からファーストレディよ!」の状態。なんやねん、こいつ。 ヒーロー、この女のどこがよかったんや? まあ30男が19女にやられるという(時代錯誤な)精神年齢が低いヒーローなので仕方がないかもしれん。自分に直接害を加えたこともないのに、マフィア父から賄賂をもらっていたという脇役をさんざん脅して利用し、自分に累がが及びそうになると「暴露しない」という条件で自己都合に使ってきたのにあっさり反故にして警察に売るヒーロー、うん、お似合いやね、このふたり。 口が悪くなったが、ガッカリ感が大きかった故ご容赦いただきたい。 レビューがよかったので期待しすぎたのか、一人称小説が嫌いなせいなのか、ペラペラの人物像にご都合主義の非現実的ロマンスを楽しめない年齢になったのか…。 ただ、同時に買ったウォードの「蠱惑の堕天使」「永遠を誓う恋人」はそこそこ楽しめたからねえ。 「蠱惑の〜」の結末もバタバタしたご都合主義で、ヒーローのひとりは「結局、女悪魔からいいとこどりしてすべてを手に入れとるがな。女悪魔にカシラがおったら締められるんじゃね?」と敵側を心配したぐらいにシラけたけれども、ウォードはキャラクターがいいからねえ。 同作家の「愛は闇のかなたに」はもう少しマシなヒロインでありますように。はあ、気が重くなってきた。 | ||||
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ヒストリカルではなく現代モノですが、所々にそういう匂いを感じさせとても面白いです。 | ||||
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久しぶりに、一気に読んでしまいました。この作者の本を読むのは初めてだったのですが、ヒーローが私好みのドストライクでした。ヒストリカルが好きな私ですが、まるでヒストリカルを読んでいるような感覚でした。 夜に読み出したら、やめれなくなり朝まで一気に読んでしまいました。 もともと、「わたし」とかで書かれている本は好きではないのですが、これは良かった。あんまり良かったので、この作者の「愛は闇のかなたに」まで、購入して読んでしまいました。 この作者のほかの本も翻訳してもらいたいです。 | ||||
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もうこの作家さんは素晴らしいです。徹夜して読んでしまった。 この作家さんが書くヒーローは読めば読むほどに好きになって行く。 愛は全てを超えるね。ハートを鷲掴みにされます。 ヒーロー、ヒロインの心理描写、テンポのよさ、もう次の作品が読みたいです。 | ||||
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読み始めたら止められないパワーがあります。作中の『不道徳で、生々しく、痛みを伴う物語』という表現が正にぴったりなロマンス。素晴らしい作品に出会えました。 歴史物を現代に置き換えたような枠組みの中、マフィアの娘として囚われの人生を送るフランチェスカがウルフとの出会いで1人の人間として立ち上がり成長していく様が痛々しくも勇ましい。 舞台を狭い世界に限定し、メインの二人をじっくりと描写しているからか独特の世界観に引込まれます。誇り高く、復讐に人生を捧げてきたウルフが愛に屈服していく過程は反発を覚えつつも泣きそうに。 二人を見守るミズ・スターリングは読者の投影みたいな役割ですね。あの立場になって物語を覗いてみたい。 | ||||
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5点満点星★★★★★! 一番の魅力は復讐に燃えるアルファ・メール(傲慢で尊大な男)がひざまずくカタルシス!といえばよくあるダーク系ヒーローかと思いきや、違いました。冷酷非情で危険な男なのに所々に品格が滲み出る(上院議員という)、振れ幅がハンパないから魅力もハンパない。そんなヒーローがラストで(というよりも中盤から)ひざまずく(ひざまづき続ける)カタルシスを目一杯味わえる作品となっていました。 他方のヒロインもただの令嬢ではなく、まだ19歳なのに気骨のある姿が清々しい。というH/H双方の魅力も凄いけど、心情や背景について多くは語らないままストーリー展開で見せていくことでスピード感を保ちつつ濃密なロマンスを作り上げる作風が超現代的で、まるでロックミュージックを感じました。大枠では古典的ロマンスの形式をふまえつつ、表現法が現代的。 内容も、一見かわいらしいおとぎ話風だけど、所々でロマンスの王道パターンが叩き壊され、地に足がついた痛みすら感じる現実味との狭間で読者として振り回される快感がありました。希望、情熱、若さゆえの破滅的衝動、嫉妬、裏切り、そして、勇気など。 それに、凝った文体も魅力的。読めば読むほどに細部から味が出てくる噛みごたえのある文章なので何度も楽しめました(すでに3回読みました)。 シェンさんの作品にはいつもハイセンスな音楽を感じます。このサウンドトラックに収録されている曲も小説の世界観にぴったりで素敵でした。 エピローグもたっぷりあってハピリー・エヴァー・アフターが実感できて大満足です。 | ||||
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コンテでありながら実はヒストリカルっぽさがベースにあったりしてニューアダルトとジャンル分けされるのも納得の作家さん、いや凄かった!!!!シェン先生お得意なのか、これまた恋人にしたいとは思えないのに残酷で優しいセクシーヒーローに何度も眉をひそめながらも結局は好きーーーー!!てなりますw ヒーローは上院議員なんだけど、途中であれ?マフィアの息子じゃなかったよね?てくらい危険な香りプンプン匂ってます。でもとことん洗練された紳士にもなれる、やばいです、惚れますw | ||||
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愛と憎しみと嫉妬、、とにかく激しいロマンスだった。いい意味で。 愛って奥深いものなんだと改めて感じました。そして、母に対する子の思いは特別なんだと。 本当に素晴らしい作品です、文句なしに満点評価です。 マフィアの娘フランチェスカと復讐の為に結婚するウルフ。モンスターという仮面をつけたヒーロー、 でも本当はすごく孤独で寂しくて辛い過去と戦っていて、、それが世のため人のため、国家の為、。 最後には愛するフランチェスカのためと。本当にウルフにもっていかれました。 フランチェスカは人生経験はあまりないものの最初とラストでは見違えるほど成長します。 成長のためにウルフという存在が必要だったのだと感じます。 それから、もっとも心打たれたのはミズ・スターリングです。彼女は本当に素晴らしいです、その 理由が分かるラスト。涙しながら読みました。ウルフの優しさとミズ・スターリングの優しさ。 はぁ、本当に感動しました。 それから、ロマンスのラストとエピソードは本当に良かった。余韻が今でも残っています。 再読したい作品です。こんなに素晴らしい作品を翻訳して私達の元に届けてくれた二見書房さん、藤堂さん、L・J・シェンさん ありがとうございます | ||||
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