ヒルダ・アダムスの事件簿
評判
ヒルダ・アダムスの事件簿の評価:
4.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ヒルダ・アダムスの事件簿の評価:
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看護婦だから、重病人がいるお金持ちの家に住み込みで勤めて、その怪しい家の内情を探る。今の日本では、ほとんどあり得ないようなケースですが、昔のイギリスではあり得たのだろうと思うと、自然に読むことができます。ヒルダ・アダムスの行動が、看護婦の仕事の部分は、わりと理にかなっていると言うのか、今でも基本的には同じ面があるからだろうと思います。
ヒルダ・アダムスは、看護士だから、常に落ち着いて行動しようとします。しかし、勇んで捜査に臨んで、危うい場面に遭遇するあたりは、役回りとしては、アガサ・クリスティーのトミーとタッペンス・シリーズのタッペンスのような面もあります。トミー役は、(結婚しているわけではないけれども)ミスター・パットン(パットン警視)ですが、公的な立場なので、捜査対象の家にやたらに入り込むわけにはいかない、というわけで、ヒルダが活躍したり、危ない目にあったりするストーリーが展開します。
この本に納められた作品に関しては、伏線もきちんと効いていて(納得できるもので)、当時の社会の暗い部分も描かれているとしても、読後感としては、すっきりした印象でした。