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絶対小説
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絶対小説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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なんだか内輪ネタのような感じがして、おいてけぼりになった自分は最後まで読みきることができませんでした……。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 新人ライトノベル作家と,謎だらけの美人女子大生とのやり取りを中心とした展開は, それこそラノベのようで,彼女と繰り広げる奇妙な冒険もまずまずに楽しめる印象です. 反面,現実と虚構の狭間の奇妙な世界や,入れ子構造のメタフィクションをはじめ, 実は自分は物語世界の…など,小説とは,小説家とは,などの作品ありがちな構成は, 稚拙や軽く感じる部分が多く,今ひとつそれらに対する思いは響いてはきませんでした. また,少しSFチックで,小説と大事な女性への愛が交差する終盤には惹かれたものの, 全体的に誰に向けたものなのかがわかりづらく,『書く側』の物語だとは思うのですが, 『読む側』のこちららは掴みどころを図りかね,その世界に浸ることはいささか難しく…. このほか,権利などの問題なのか,実在する企業などの伏せ字やもじりがが中途半端で, なぜ,講談社はOKなのに,講談社タイガはNG(作中ではツイガ)なのかが気になりました. | ||||
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これは実に奇妙な小説だ。 部分的には伝奇だったり、SFだったり、ホラーだったりする。 だが全体としてみれば、『絶対小説』というジャンルだ、としか言いようがない。 なにしろ、どの個所をとっても、著者のあふれんばかりの小説愛に満ちているのだ。 これほど、登場人物の誰もかれもが、小説を偏愛している作品を読んだことがない。 そして、このいびつなまでの小説愛こそが、『絶対小説』のストーリーを駆動させている。 これは、418ページを使った、小説へのラブレターだ。 小説を愛する者なら、登場人物の誰かに自分自身を見いだすだろう。 そして、ページを繰る手をとめられなくなるだろう。 最後までたどり着いたなら、読者は深く豊かな充足感とともに、巻を措くことができるに違いない。 この作品を読むこと自体が、小説に魅入られたものだけに許される特権なのだから。 | ||||
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