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絶対小説
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絶対小説の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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これは実に奇妙な小説だ。 部分的には伝奇だったり、SFだったり、ホラーだったりする。 だが全体としてみれば、『絶対小説』というジャンルだ、としか言いようがない。 なにしろ、どの個所をとっても、著者のあふれんばかりの小説愛に満ちているのだ。 これほど、登場人物の誰もかれもが、小説を偏愛している作品を読んだことがない。 そして、このいびつなまでの小説愛こそが、『絶対小説』のストーリーを駆動させている。 これは、418ページを使った、小説へのラブレターだ。 小説を愛する者なら、登場人物の誰かに自分自身を見いだすだろう。 そして、ページを繰る手をとめられなくなるだろう。 最後までたどり着いたなら、読者は深く豊かな充足感とともに、巻を措くことができるに違いない。 この作品を読むこと自体が、小説に魅入られたものだけに許される特権なのだから。 | ||||
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