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堕天使堂: よろず建物因縁帳
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堕天使堂: よろず建物因縁帳の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
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こなれてきましたね。神秘的であり、恐ろしく、楽しい。いろんな味わいが堪能できます。でも、仙龍はどうなるのでしょうか。今後の展開が気になります。 | ||||
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主人公たちの恋愛模様が気になる方なら気に入るのかもしれませんが、ホラーものを求めているとちょっと肩透かしで終わってしまうかも 作家さんのシリーズものの悪癖というか、だんだん恋愛ものに変わっていってしまうのが残念です | ||||
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曳き家シリーズ最新刊。 今回は洋風の教会が舞台で、和風が続いたシリーズの中では異色作。ゴシック建築が好きな方は、聖堂や内陣の描写にわくわくするかもしれません。 今巻は春菜の宿敵パグ男に焦点があたりますが、厚かましさやいやらしさ全開で暴走します。 そういう作者が配置した憎まれ役だと思ってなまぬるくも微笑ましく見てたんですが、今回は傍若無人が過ぎるというか、パグ男を下げて春菜や仙龍を上げてる……?って勘繰りたくなるストレス描写にちょっとイラッとしました。 それでこそパグ男なんですが、最終章で「春菜ちゃんには貸しがあるしね。一肌脱ぐよ」と実はいいヤツなところを見せてくれるんじゃないかと期待してます。期待してますよ!(強調) 仙龍の春菜の恋模様は相変わらずじれったいです。 っていうか、仕事以外で会うことないって……さすがにメルアド交換はしろよ……してるのか?二人とも意地っ張りで奥手すぎるというか、傍から見れば両想いに近いのでじれじれします。 春菜の愉快な仲間たちも健在で、特にコーイチは株を上げました。 青虫を助ける優しさやクライマックスで身を挺しパグ男を助ける男気にじーんとした……「春菜はコーイチが大好きだ。」の一文には「私も!!!!」と力強く同意してしまいました。 コーイチと春菜と仙龍が三角関係になる展開はありえなさそうですが、コーイチにはどうか変わらずそのまま、春菜と仙龍の良き弟分枠でいてほしいです。 怪現象自体は結構陰惨でグロいのですが、教授・和尚・コーイチが揃い踏みするとコミカルな雰囲気で中和されスイスイ読めます。 「生き延びたい家が人を呼ぶ」って発想も面白かった。 このシリーズを読むまで曳き家の仕事を知らず、建築方面にも疎かったのですが、「建物の因縁を、多くの人の訪れによって浄化する」というのが素敵でした。 過去に起きてしまった惨劇は変えられなくても、今を生きる人々の祈りや信仰が書き換えることによって、建物が息を吹き返す。 その一端に携わる仕事に誇りを持ってる仙龍や春菜を見てると建物の延命と共に、嘗てそこに生きた人の縁も繋げたくなる。 職業小説としても含蓄深いです。 因縁物件の根幹をなすエピソードはどれもありきたりというか、どこかで聞いた話で拍子抜けなことも多いのですが、今回はしっかり読み応えがありました! プロローグのリンチ事件からスリリングでのめりこんだし、悪魔が関与する怪現象の数々と、神父一家を襲った惨劇の謎が絡んでリーダビリティの高いホラーに仕上がってました。 難点をあげるなら、表紙の写真の女性でしょうか。 妻にしては若いし、娘にしては大きいし……アンナのイメージならせめて子供を使ってほしかった。 最後に春菜に見えた仙龍の鎖ですが……コレ、増減の法則性がわからない…… 単純にデカいヤマを片付けたから鎖が一気に消えるってわけでもないし、「次は増えるの減るの!?」ってハラハラドキドキしますが、なんだかゲームっぽくも感じてきました…… 寿命を縛られてる仙龍や、彼の身を案じてる春菜にしたら不謹慎な話ですが、なにかしら法則性が見えてこないと手の打ちようがないし、そろそろ二人の恋愛の進展と共に余命への実際的な対処がほしいです。 好きなシリーズだけど、だからこそ引き延ばされてグダグダは嫌だなあ…… | ||||
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この著者が好きで、しかもなかなか書店に寄れないのでamazonで購入でき助かります。 | ||||
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浅間山荘事件?シリアの神殿発掘の邪神?うっわ、おどろおどろと面白そう。 という読み始め頃の期待を、裏切る面白さでした。このシリーズで洋物が出来るとは! ㈱アーキテクツの社員さんたちの描写が良かったです。轟さんはじめとして、それぞれの性格描写もよく書かれており、井之上部局長がパグ男からしっかりいただくのに、スカッとジャパン!じゃなくて、スッキリ!しました。 特に、パグ男がギャフンとなったくだりは痛快そのもので、作者も書いてて楽しかったのではないかと思います。いい気味だわ~と思ったのは私だけではないですよね。 洋物は、個人の怨念とかじゃなく、聖に対峙する絶対的悪とか邪だと思うので、鎮めるとか祀るとかでなくどう収めるのか?と思いながら読み進めました。 魍魎桜、鬼の蔵、憑き御寮と同等の秀作だと思います。 | ||||
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話にもう少し展開があるのかなと、思いました。 | ||||
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細かい描写、説明には意味がある。色々な謎を含めつつどう進んでいくのか本当に楽しみです。今回のお話はいつもとはまた違った切り口で面白かったです! | ||||
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建物因縁帳、新刊を何時も楽しみにしてます。因縁の悲しい過去や、春菜が抱く仙龍への気持ちを思うと心温まったり悲しかったり。 仙龍の寿命は本当に変えられないのか次回作も凄く楽しみです。 | ||||
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とにかく内藤氏の中でもお気に入りのシリーズで、読んだ後次を楽しみにしてしまう。今回は、悪魔という突拍子のないとこまで行くな、と思いましたがいつもながら読みやすく、一気に読めました。だんだんみんなの個性がでてきておもしろいですが、特に大好きな主人公は、ハッピーエンドにしてもらいたいと次に期待します。 | ||||
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6ヶ月に一度出ていたシリーズが8が月に一回になり…。楽しみに、楽しみにしていた本書です。ちょっと他のシリーズに時間割いてないでこっちを早く出してよ!って感じです。 民俗学的な見地から障りを解読する所が好きで読み始めたこのシリーズですが、純粋に春菜と仙龍の恋模様が好きです。今回は悪魔。西洋の悪魔との対決は、意外にも単純ですが、風水みたいな、何か自然を見方につける、というアニミズム的な手法。穢れた場所での怪異をもう少し丁寧に見たかった気もするけれど、今回は人の心に取り付く悪魔!って事で、解決法はシンプルに。 更に建物がシンプルなので、「憑き御寮」とかの難解な間取り説明は無し。 シリーズの中でどれがいいか…何て私にはナンセンスって言えるくらいどの作品も素敵です。春菜への好感度も高くなってきました。 ちょっと小野不由美さんのゴーストハントシリーズみたいになってきたけれど、ホラー謎解き、純愛、今回も楽しませていただきました!次は来年夏だって…待ち遠しすぎるわ。 | ||||
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最初はエクソシスト・ドミニオンみたいで面白かったけど、最後があっさり過ぎて悪魔に失礼だと思う。 著者は、基本的なカトリックとプロテスタントの違いが分かってないらしく、読んでて疑問が湧く。 他のシリーズでも、英国人なのに米語を使ったり、フランス語圏なのにアメリカンスラングをわざわざチョイスしたりするのはなぜなんだろう? それと友人の同じ愚痴を聞き過ぎてうんざりする様に、本を読んでて春菜のパグパグにはうんざりしてしまった。 | ||||
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今回曳家さん達の前に現れるのは西洋の悪魔です。 このお話しは、どの回も悪いものとの対峙の仕方を具体的に示してくれるので、とてもありがたく思っています。 次回作も楽しみです。 | ||||
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あっさり白旗揚げちゃったよ。震えて悲鳴あげて逃げ出しちゃったよ……怪異の前に。 一千万以上、ポンと支払っちゃったよ、怪異にビビって。 相手が、自分が(少なくとも服に関しては)ステータスだと信じている舶来ものだったから? だったら、西洋コンプレックス丸出しで何か情けないぞ、パグ男。 まあ、これが帯にあった『雪解け』ってのの意味かも知れないけど。 この人、一見縁起がいいけど、音読みしたら、その、色々、子供なんかが無邪気にからかいかねない 名前だし(日本中の同名さん、ごめんなさい)。 もし今回、命名に怪しい占い師とか、霊能力者とかが絡んでいて、成長過程で、 「俺は、縁起だの神だのオカルトだの絶対認めない!そんなもんに1円たりとも払うか! 少なくとも、俺の関わる建築界からは、そんな無駄なもん追い出してやる!」 なんて固く決意した過去の、一つや二つでもあったって話が出て来たなら、そして今回も絶対に信じ ないって立場を貫いていてくれたなら、 「縁起や因縁の完全否定こそ、彼にとっては自らの悪縁を断つ方法だったのだ」 とか言われて主人公チームに何となく納得されて、これからも大手を振って守銭奴街道爆走出来たろ うにな〜と思うと、一寸残念w でも、こんな素人の思いつきの方が、逆にありきたりなので作者避けたのかなあという気もする。 | ||||
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まだ読んでいませんが、家族みんなで楽しみにして居ました。 | ||||
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登場人物、エピソード、そのどれもが魅力的でたまらない。 内藤 了さんの作品はどれもが、おどろおどろしく、そして優しい。仙龍と春菜が幸せになれますように。と毎回祈る。そして次の作品を待ち遠しく思う私です。 | ||||
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怖さも最後の解決も今一つピリッと来ない。 仙龍の問題も先は長そうで、だらだらとシリーズ化しそうだが、シリーズ最終作だけ追ってもいいかと思案中。グロさは増してるが、作家仕様か。このシリーズはグロさよりも心霊的恐怖感押しかと思っていたが、常道の方が楽かもしれない。個人的には面白さは憑き御寮が一番かも。 | ||||
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