十角館の殺人

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評判

十角館の殺人の評価:

3.75/5点 レビュー 763件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.75pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全2,306件 2,141〜2,160 108/116ページ
No.166
(4pt)

たった1行で一気に謎解き

今から30年近く前、海外の推理小説を読みあさっていた頃よく読んだ、クリスティ、クィーン、ダイン・・・etc.中でも「皇帝のかぎ煙草入れ」(カー)は今でも大好きな1冊だが、これらメジャーな作家のニックネームをもった学生が次々に殺されていく。
非常にテンポが早く読み易い。ベースになったクリスティの「そして誰もいなくなった」もやはり短い。が、”十角館”の最後に用意されていた1行の衝撃は見事だ。たったの1行で一気にすべての謎を解いてみせる展開は少々の粗っぽさはあっても十分に楽しめる。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
406269400X
No.165
(5pt)

一言で全てが・・

確かに他の方が言われているとおり、人物描写が弱いところもありましたが、そのマイナス点などどうでも良くなるほどのトリックと驚きでした。とにかくおすすめです。あと、この本を読む方は、有名な推理小説作家の名前、コナン・ドイル(ホームズ)、モールス・ルブラン(ルパン)などを知っていた方がいいです。たくさんの推理小説作家の名前が登場しますので、これらの名前を知らなければ面白みが半減します。
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406269400X
No.164
(5pt)

「そして誰もいなくなった」?

「ミステリにふさわしいのは,時代遅れと云われようが何だろうが,やっぱりね,名探偵,大邸宅,怪しげな住人たち,血みどろの惨劇,不可能犯罪,破天荒な大トリック・・・。」
 半年前に凄惨な殺人事件が起きた「角島」。電話すら通じない孤島の十角館で,K**大学(大分県O市)ミステリ研究会の学生7人が1週間を過ごすが,1人,1人と殺されていく・・・。
 島で進む連続殺人と,本土で進む半年前の事件の解明とが並行して語り進められ,やがて,驚きの事実が判明する。
 学生の一人が語った冒頭の言のままの,破天荒な大トリックに驚いた一作。
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406269400X
No.163
(4pt)

若々しい

なにより実質的に著者の学生時代に本作が書かれたことに感心します。叙述式トリックをさりげなく散りばめた最後のドンデン返しは、冒頭の登場人物の「社会派ミステリはもううんざり」といったような台詞を思い起こさせ、若々しい爽快感にニンマリさせて頂きました。この作者は「霧越亭」で驚嘆させられ、「殺人鬼」で唖然とさせられ、今回はまた全然違うテーストで、毎回違った味で楽しませてくれます。次作も読ませてもらう心算です。
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406269400X
No.162
(5pt)

衝撃のトリック、傑作本格推理小説!

綾辻行人のデビュー作にして最高傑作。
推理小説の醍醐味は謎が解けたときの驚き。
あなたがそれを味わいたいなら、この作品はあなたを存分に
満足させてくれるでしょう。
推理小説好きの大学生たちが、無人島に渡り合宿しているうちに
殺人が起こる。しかし島からは出られない…、という本格推理
お決まりの展開ですが、しかしそのトリックはそれまでの常識を
覆す、革命的なものです。日本の新本格推理小説は、このトリック
から始まったのです。
謎が解明されたとき、私はまさに驚愕しました。
新鮮な驚き、知的な衝撃を味わいたい人には絶対におすすめ。
私はこの作品をまだ読んでいない人が、本当にうらやましいです。
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No.161
(5pt)

クリスティに読ませたい

と思ってしまう傑作だった。
鮎川哲也&島田荘司が見抜いたとだけあって、ラストの展開から大どんでん返しなど、もう本格推理ファンでなくてもよんでほしい。
内容こそ本格推理、としているが、次々に仲間が殺害されてゆく過程の緊迫感が漲ったものであり、一種のホラー・サスペンスともいえるのではないかと思う。
アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品だが、すでに「誰も」に匹敵する力を持っていると関心させられる。あ、コイツが犯人か?いや、違う・・・、でもやっぱり・・・?とどんどん読者は作者が仕掛けた罠にかけられ、ミスリードを起こしてしまうだろう。それだけにラストで特殊な意味での「真犯人」が明かされる場面での衝撃度は震度8.0!!!
さあ、次は「水車館の殺人」だ。
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406269400X
No.160
(5pt)

良質なデビュー作。

綾辻行人最初の一作で、後の「館シリーズ」の礎を作った作品です。
殺人事件にしか使えないような(苦笑)後の館と比べて、割とすっきりした建造物で好印象でした。
ただ、正多面形という形状ゆえに、何度も見取り図とにらめっこする羽目になる方もいるかも。
そして犯人、トリック、動機、そして「仮名」を用いたギミックに私は見事にしてやられました。
興味のある方には是非読んでほしい一作です。
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No.159
(5pt)

良質ミステリー小説

 どんでん返しにもつまらないものと面白いものがありますが、本書は後者です。ストーリーが綿密に練り上げられており良質なミステリー小説だと思います。後半は引き込まれるかのように読みました。読後の満足感でいっぱいです。
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No.158
(2pt)

損した

評価が高かったので購入したら激しく後悔した。
カップやら手首やら、全くセンスが感じられないし、
魅力のない登場人物、ベタすぎる動機などどれをとっても凡作以下。
肝心の「どんでん返し」とやらも完全に予想の範囲内というか、
読了してから「ひょっとしてアレのことか?」というレベルだった。
「そして誰もいなくなった」とは比較対象にもならない。
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No.157
(4pt)

オススメ。

事件自体は孤島で起こるのだが、視点が本土と島とを行き来するため、読者は島や館の雰囲気にどっぷり浸かるという感じではない。孤島独特の緊迫感を期待する読者には、この点は多少マイナスに働くのかも知れない。
しかし、この二つの視点によって事件が立体的に感じられるし、何よりも推理小説としての奥行きが増しているので、これは総合的にプラスに働いているだろう。
設定されているものは、動機なり、トリックなりで見事に消化しきっているし、文章も読みやすく好感が持てる。最初に読む本格推理小説としても十分にオススメできるものになっていると思う。
ただ、トリックの一部は、文中の要素で推理しきれるかどうか疑問ではある。
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No.156
(5pt)

面白い

十角館という、簡潔な構造の屋敷を舞台に用いているところが面白いと思いました。
また、大学のサークル仲間同士である登場人物達は、すべて有名ミステリー小説家の名前にちなんだ愛称で呼び合っていて(エラリー、ポー、アガサ等)、推理小説好きならほとんど一発で覚えられる名前ばかりです。
推理小説の場合、事件舞台の地理(屋敷なら構造)とか、当事者の名前とか、そういう基本的な部分が覚えやすいと、謎解きを楽しみ安いというメリットがあると思うので、その辺が本格推理ものとして非常に評価できるところだと思いました。
最後、動機の部分が少し弱いかなと思ったのですが、それでも、トリックとか面白かったのでオススメです。
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No.155
(4pt)

筋○ 趣味×

ミステリとしては
お勧めなんてものでなく,大お勧めです。
やられた〜〜とみなさんひっくり返りましょう。
なんて素敵なデビュー作なんでしょう。
大学サークルものと考えると,少し趣味にうげげというところもあります。
二人称「おたく」って使っているし・・・・
女子に炊事まかせっきりだし。
ヤニくさいし。
まぁ,昔の本ですしね。そこには目を瞑りましょう。
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No.154
(5pt)

おもしろい。

騙されます。ズバッと騙されます!
氏の館シリーズで最高傑作といってもいいのではないでしょうか。
物語終盤のあの一言には愕然としました。僕は見事に作者に騙されてました<汗>なるほど、映像化できないわけだ。てか映像化したら犯人わかっちゃう・・・・・っと、あんましいうとネタばれになるのでとにかくよんだことない方はよんでみてください!!!騙されますから!お勧めの作品です!!!
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No.153
(3pt)

途中までがどきどき

面白かったです。
『そして誰もいなくなった』を彷彿とさせるような運びで、一気に読み終わってしまいました。
ただ、最後の結末には少しがっかりしました。
トリックも少し無理があるように思えます。
犯人の動機も、最後の最後で少し語られるだけだったせいか腑に落ちず、些か消化不良な読後感となりました。
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No.152
(5pt)

本格ミステリの真髄……。

なんて書くと、大げさなんじゃないかと思われるかもしれません。
けど、この本は本当に面白い。何度も読み返しました。
どんでん返しが素晴らしい。
本格ミステリの面白さに改めて感動しました。
綾辻行人の作品を初めて読んだのはつい最近で……
実は、最新作の「びっくり館の殺人」が初めてだったのです。
最新作もとても素晴らしい出来です。
ぜひそちらも。
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No.151
(3pt)

十角館で十箇年

いい作品だと思います。登場人物の名前が、有名推理作家からとってあって、これらの作家に多少意識がいきます。あえてアガサ・クリスティー「そして誰も〜」を意識させるところなんかからも、この作家の頭のよさを感じます。犯人のちょっとした小細工あり、どんでん返しありと、読者も翻弄されます。推理小説の醍醐味は、作家がいかに上手に読者を翻弄するかでしょう。裏を返せば、読者も心地よく翻弄されれば、よい作品ということになるわけです。ただ、犯人の動機に関しては、ありえるんだけど、ちょっと弱い気がしたので、二点減らしました。デビュー作ということですから、これも若さゆえ?でしょうか。
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No.150
(5pt)

『読む』ことでしか楽しめない面白さがここにある

 書店で平積みされていたこの小説の帯には、『映像化不可能』の
文字。ここ最近、映画などでも「映像化不可能とされた作品がつい
に映画化!!」などと言う売り文句がよく使われているので、眉唾に
思いながらも購入しました。
 絶海の孤島で脱出不可能、そこで巻き起こる連続殺人。と、悪く
言えば使い古されたような舞台設定ですが文章のテンポのよさと、
二つの舞台の同時進行など、構成の工夫でスムーズに読み込んでい
けました。
 肝心のトリックですが、まさに映像化不可能。確かに、どこかで
聞いた事があるようなトリックでしたが、『読む』面白さを十分に
堪能できる作品に仕上がっています。漫画化や映画化では、やはり
この面白さは半減でしょう。
 この、綾辻行人さんの小説はどれも、想像力を使う『小説』とい
うメディアを存分に楽しめる作品となっています。
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No.149
(5pt)

面白いです!!

今まで館シリーズはいっぱいでてるけど、最初の十角館を越えるものはないと思います!
いわくありの館・嵐の孤島での連続殺人・・・お約束です。舞台はそろってます!
全部忘れて0からもう一度読みなおしたい本です!
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No.148
(3pt)

私的には微妙

一冊の推理小説を読み進めるための原動力とは、何と言っても”解決への期待”これに尽きるでしょう。
そのために途中の文章も「ここにもまた何か隠されてるのかなぁ」などとわくわくしながら読むものですが、
この本はいざ読み終わってみると、「あれぇ、結構どーでもいいところ多くなかったか?」と思ってしまうのです。
これは決して無駄に長いと言うわけではなく、トリックと流れ上これぐらいの描写が必要なのは分かるんですが、
なんか一つ一つの殺人に意味付けが足りないというか、読み終わって少し損した気分に。まぁあれがやりたかったのだから仕方ないけど。
純粋に人が一人ずつ殺されていく恐怖に魅力を感じるという人にはたまらないと思います。
私はやっぱり、奇怪さに一々理由付けがないと駄目なんです。オルツィの手首なんかもほとんど意味ありませんでしたし。
あとこの作品の核となるあの評判のトリックですが、確かにいい。発想はかなり良かったのですが、
これ一本勝負で来られるとちょっと・・・・うまく言えませんが何かが物足りない。別の部分で「あっ」と言えるところがもっと欲しかった。
作中にも確か「知的な遊び」という記述がありましたが、多分”知的”刺激の感覚が私と少しずれてるせいでしょうね。
そのトリックも、勢いにまかせて一気に読める人はともかく私みたく読むのが遅く何か一々勘ぐりながら読んじゃう人はあまり驚けないかもしれない。
まぁ本格好きにも色々いますし、私のツボにはいまいちヒットしなかったということで。ただ仕掛けは新鮮だと思ったので★3つ。
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No.147
(2pt)

シンプルで大胆

こちらでの評価がとても高かったので、かなり期待して読み始めました。
著名な推理作家たちのあだ名で呼び合う登場人物たち。大学生がそんなあだ名使うかなぁ・・・という違和感も多少ありましたが、そこからもう作者はトリックを仕掛けていたんですね。見事に騙された、と言う感じです。しかし人物に深みがなく、どの登場人物の印象も浅くなりがちです。よって物語全体にも深みがなく広がりも感じにくい。トリックばかりに重点が置かれているように感じました。
この殺人事件のきっかけとなる肝心な事件も浅くしか描かれていないため、どうも入り込めないままで読後の印象も薄っぺらい感じが否めません。そのため読み直す作業も、ただトリックを確認するだけで楽しさはあまり感じられませんでした。
しかし綾辻さん自身あとがきで、この作品のあまりの下手さに逃げ出したくなった、全面改稿をすることも考えたが一部を直す程度にとどめた、と書かれています。これがはじめて賞に応募した作品だそうですから、それだけ思いいれも深くなるべく原型をとどめたままにしておきたかったのかもしれません。
そのトリックの大胆さは鮮やかでしたが、登場人物やストーリーに魅力を感じなかったため星2つにとどめました。
十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT) Amazon書評・レビュー: 十角館の殺人 (YA!ENTERTAINMENT)より
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