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ポルシェ太郎
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ポルシェ太郎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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ポルシェの購入を予定している人、既に所有している人が読んでも、残念ながらその楽しさや夢は膨らまないと思います。 | ||||
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小説初心者の私には少し難しかったです。 | ||||
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フェラーリやランボのようなちょっと非現実的なスーパーカーではなく、小金を得ることができるようになった小さなイベント会社のオーナーがふと購入しようと思ったポルシェ911。 所有者となる事で色んな心境の変化や周りの人達の付き合いの変化等を時に冷静なようで冷静ではなく流されて行く主人公の物語。 野心家の人は胸が痛くなるが、ポルシェ911と言う魅力的な車にも興味のワク内容でした | ||||
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ポルシェを起点としたジェットコースターのような読み応え。いい感じで没入感があり楽しめた。ストーリーとしてはありきたり。 | ||||
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自称野心家の人が一度は遭遇する、そんな心理が見える作品。 友達で太郎(主人公)みたいなヤツ、いるわ あぁそうそう、こんな感じだよね…ってなんか妙に納得。 途中からポルシェのようなスピード感のある表現に引き込まれて、 え?え?何??ってなります。 | ||||
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車好きにはいいのでは。911ターボSに乗ってるので買ってしまいましたが、面白かったです。 主人公が酷い目に合いそうに途中感じて読むのやめようかと思ったりしましたが、最後まで読んでよかったです。著者の最高傑作では...車好きには。だけどそんなにRRだからと言ってその乗り心地の表現はそこまではと。まあ、私のはターボなんで、でもねー。 | ||||
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小金を持った男がポルシェを買う話。 ポルシェを買って良くなることもあるけど、反社的な人の使いっぱしり(本人はアウトロー気取り)にされたり、彼女だと思ってた子はお金目当てだったりと痛い目にもあう話です。 何だか救われない感じもあるものの…総合的には面白かったです。 | ||||
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レビューの全部を読んだが、半数以上の人間がどうも分かってねえなって感じだ。本を読んでも、判らない奴から酷評されるんだから、作家というのも難儀な仕事だな。ま、そんなことに拘ってたらやっていけないんだろうけど・・・ ポルシェに対して、みんな特別な感情を抱き過ぎじゃないか、まあそれがポルシェのポルシェたる所以であるが。視線を集めるというのはあるが、いつか慣れてしまって何とも思わなくなる、しかし自分と同じ世界に住む人間同士でなければ、爪弾きにされるので注意が必要だ。 さて、本書については題名がストレート過ぎて面白いので手に取った。作者の本は初めてである、導入部は稚拙な文章が羅列されていて、まさか芥川賞作家とは思わなかった。中盤以降は流れるような展開で、ぐっと読みやすくなる。 業界の内部事情、ポルシェに纏わることなど良く取材されている。ストーリー展開は想定の範囲内だったが、それでも感情移入は容易で読ませる内容だ。世の車好き、ポルシェオーナー、これからスポーツカーを買おうと思っている者、金と女に目がなく一旗揚げてやろうという若者、全てに読んでもらいたい本だ。 | ||||
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ひょっとして出版者から提案された企画物ではないだろうか。ポルシェの所有者や興味を持っている人々が購入する可能性は高い。私も乗せられた。 ポルシェの取材というかインプレッションについては十分自分で運転し、女性も乗せて反応を見たのだろう。ほぼ的を得ているように思う。ポルシェ乗りの心情を捉えているところもある。 この作家の本は初めて読んだが、非常に読みやすかった。芥川賞作家の文体はこだわりがあって読みにくく、返って印象に残るのものだが。それが企画物じゃないかと思った所以だ。 物語は分かりやすく、あちこちにリアリティらしさや危機感の山場もあり、小説として私は面白かった。ポルシェ乗りとしてはストーリーよりも車をもっと突き詰めた表現が欲しかったが、それは無理というものか。 | ||||
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びっくりするぐらいの低レベル作品だった。ポルシェはもはや大衆車レベルであるが、それより上のスーパースポーツなど若くして買えるのは基本おバカなボンボンぐらい。いわゆる金持ちを終始ディスるわけだが、それがこの作者の嫉妬心や見栄からくるものと常に感じられ、その事にあきれてしまった。 テレビにたまに出てたから、見透かされちゃうのよね。オタクっぽさからも。 こんなのが芥川賞作家とか...賞の権威も地に落ちた気がしました。 いろいろ書いてはいるが、小説としての中身もペラペラでした。 | ||||
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図書館で借りて読み、よかったら購入しようかなと思ってましたが、購入はしないことにしました。 適当ですが、感想を。 いわゆる青春小説なんだと思いました。 主人公が35才。そうなんだ、現代の青春って35才なんだという発見ができました。 この小説の20才周辺の登場人物たちは、皆搾取され、それに甘んじている。 35才の太郎だけが、悩み抜き青春を謳歌しているとも言える。 現代において、精神年齢はここまで下がってきた、ということを感じさせてくれる本でした。 | ||||
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ポルシェ、車の小説を読みたくて購入しました。 同じ目的で購入を検討されているなら、やめたほうが良いです。 高い車を使って女性と寝るか、という内容のようで、途中で捨てました。 別にポルシェでなくても、ベンツでもいい内容です。 車好きには不向き、金を使って女性を落とす方法が知りたい方向き、な小説です。 | ||||
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若い女の子を集めて、お金持ちの飲み会へとセッティングするギャラ飲みなどの、 富裕層のコミュニティーの雰囲気などで、 藤原竜也主演のドラマ新しい王様を思い出させられた。 主人公の太郎の行動には、共感を感じつつも嫉妬も感じ、 太郎が危うい世界に踏み込もうとして行くので、失敗すれば良いと思う気持ちで、読ませられた。 高級スポーツカーに乗っているいい歳のおっさんをディスりまくるので、 ポルシェに乗る頃には禿げるだろう自分の事も、嘲笑われているかのように感じる。 スズキから告げられる、思いもよらぬところの深い関わりとは何だろう?瑞恵の事なのか? | ||||
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本作のような作風の小説まで、オチがないだの、伏線が回収されていないだのと非難されてしまうのだから、売れっ子作家とはいえ商売は難しいものだと同情してしまう、 もし伏線を回収しオチをつけることをあらゆる物語なり表現全般に課するなら、ミステリ以外の物語は不必要になってしまうと思う、 TVドラマ「相棒」や類作がヒットし続け、「2001年」のような作風の映画にまでミステリ解釈がはびこるのも仕方がない時代になってしまったとも思う、 雑誌リンネル7月号で本書が著者のコメント付で紹介されており、面白そうなので読んでみた、 それというのも、私も作者(つまり主人公)とまったく似たような経験をしたことがあったからである、 90年代半ばの何時だったかのある夜、信号で停車していると隣にえらくブレーキ性能の優秀な車が停車した、 急ブレーキをかけているのに車体がまったくぶれずにまるで車体の外から制動をかけたように静止したのである、 車種はなんだろうと右に顔を向けるとポルシェ911だった(たしかカレラだったと思う)、 おっ!さすがポルシェ、と一瞬思ったのだが、ドライバーが本作で話題になっているキャラクタと同じタイプの中高年だったのである、 ポルシェを乗り回してみたい気持ちはその遥か以前からもっていたが、ドライバーを見た瞬間以降が本作主人公とはまったく異なるのだった、 つまりとつぜんポルシェに対する所有欲か願望が霧散してしまったのである、 かのドライバーのスーツが一目で安物とわかることも原因していたと思う、 時間帯からして納車に向かう車とは思えず、安物のスーツを着てポルシェに乗る中高年男子はオーナーに違いなかった、 その後信号が変わり車を走らせながら、とりあえず頭金はあるし、月々いくらまでならどうにか負担できるから、ほかをぜんぶ我慢すればどうにか買える、などと考えたこともあった自分を恥じてもいた(時代はバブルの後始末の頃のことだ) ちょうどポルシェのエンジンが空冷から水冷に変わるタイミングだったこともあり、私にとってマシンとしてのポルシェの魅力がゼロになってしまった、 人の気持ちとは面白いものだが、似た経験から作者は小説として売り出せるだけの作品をまとめるのだから、やはり創作力のある人は偉いものだと感心してしまう、 かつて五木寛之がある特定車種に対して性的な興奮を覚える男を主人公にしたことがあったが、本作で語られるのが車をメインにした強い自己承認欲求であることに強烈な時代差も感じてしまう、 そう、雑誌ポパイ以降のカタログ世代を経過した結果としての現在のネット時代、 特にSNS普及以降の若い世代の興味深い生態を面白おかしく綴った小説だと思う、 リンネルの記事で作者が本作の核のようなことを的確に述べているので引用しておく、 「憧れや欲望があるのに,叶わないから最初から無いように振舞う-諦めからくる”悟りもどき”ってすごく胡散臭い気がします。とことん欲望を追求して、きちんと体験して。そういった人じゃないと僕は信用できない。俗にまみれる、まみれようとする時期を経ないと、人間って”解脱”できないと思うんで。」 どうです、本書を読みたくなったでしょう、 とことん追求するのは小説の中だけでもいいように思うが、現在はびこるポリティカル・コレクトネスに縛られた自己承認欲求が行き着く果ては、作者ならこれからより面白い物語にまとめるだろうと思う、 以下蛇足、 車は日本の主要産業であり、若い世代の車に対する熱が冷めつつあるとはいわれながらも、家の次に高額なだいじな商品であり続けることは未来永劫変わらないだろう、 結果、車に関する都市伝説の類は昭和のマイ・カー普及時代から繰り返し語られてきた、 最近連続して起きた悲惨な車の暴走事故が同じメーカーの同じ車種であることもきっと将来都市伝説になるに違いない、 最近気づいた面白いことのひとつ、 近所に家を新築した三十代夫婦はそれぞれ車を持っているが、どちらもいわゆるキリ番号なのである、 一台は四桁が同じ数字、もう一台は二桁が同じ数字の繰り返し、 夫婦でキリ番の車を持っている家庭ならいたるところで目にするが、その家が面白いのは、訪ねてくる車もすべてキリ番号なのである、 類は友を呼ぶとはこのことなのだろうが、彼らはキリ番の車を嘲笑する層がかなり存在することは知らないのだと思う、 新築の家に新車を二台並べているかの夫婦の家計がぎりぎりであることは、彼らの服装が粗末であることから一目瞭然だ、 ぎゃくに、服にまで金をかけていない分、健全なやりくりをしているとも評価できるかもしれない、 年収が若くして8桁台になりながらたくわえがまったくない層がかなり存在するとネット上で話題になってからもう一世代が過ぎている、 バブル期ころまでは確かに存在した素朴な欲求・欲望実現と自己承認欲求に染まった現在の欲のあり方は何か異なるような気がするが、作家能力に欠けた私にはその先の展望にもやがかかったままだ、 | ||||
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私も小さい会社をやっているのですが、個人的に教訓になることが色々あり過ぎて、面白かったです。また読み返します。 ◆メモ ・本当に魅力的で自立的な女性には、ちょっと小金を持って女遊びをしてイキっているようなレベルの男は見向きもされない。経済力以外の人としての魅力も大切。 ・高級車、高級時計、家の立地など自己満足に過ぎない。 ・お金や時間を無駄に消費せず、本当に大切にすべき人たちを大切にする。 ・帯の堀江さんの推薦文「すべての欲望を満たすのに必要なものはなにか?その答えは、この小説に書かれている。」→最終的に、お金の余裕? | ||||
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ポルシェ太郎のタイトル通り主人公とポルシェの話で、スリリングなハードボイルド的要素もあります。 はたして太郎はポルシェに何を乗せるのか!夢か、希望か、美女か、それとも・・・。といった要素です。 しかしこの作品で自分が強く印象に残っているのはポルシェ、インスタ、SNS。スマートフォンの罅(ひび)・ 自分の知ってもらいたいものと、他人の知りたいものズレ。価値観のズレ。 共感できる部分が多く、自分のことも省みるきっかけになりました。 作品の肉付け部分ではありますが、 女優の卵、グラビアアイドルや、若い文化人の講演料の描写など、「搾取」と言っていいような状況の描写。 全文のうち割かれている割合は少ないのですが、面白かったし、胸が痛い感じがしました。 オススメの方 ・ポルシェか高級時計を買おうと考えているアラサー ・東京で表舞台で活躍したいインスタ好きの女子 ・アラフォー、アラフィフで昔外車に乗って、夜は飲み歩いていた人 | ||||
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相変わらず、面白いのか面白くないのか、良く分らない小説だ。 でもなぜか羽田圭介の文章には中毒性があり引き込まれる。 私はこの人の根底にあるのはユーモア感覚、おふざけ感覚だと思う。 時事ネタ的なテーマを扱っているようで何か凄くずれたところがある。 今回も相変わらずマイペースな羽田圭介節を楽しめた。 | ||||
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乗る人を選ぶ車なのかなと思いました。 所有はできても、乗りこなすには相応な人間でなければ精神が耐えきれないのかと。 ムジョルニアみたいな。。 | ||||
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ただそこにあるポルシェとアンダーグランドの世界に手を染める主人公が対比の話し。ポルシェだから成立する話しだが主人公にまつわる話しは未回収も多い。ポルシェに関する内容はなく本当のフリークが読むと物足りない。あくまで車に関心のない主人公人がポルシェを持ったから済む話し。タイトルにポルシェと付けて注目を集めて非日常を書いただけの本。ただ、なんとなくポルシェを自分も持った気にはなった。無謀だったり挑戦的な人生は送ってもいいがリスクもある。この本はそれが言いたいんだろうと思う。が、話しのオチはない。ポルシェ好きなら気分転換程度に読むにはよいと思う。サラサラと読めます。ただ一点誤植が。5ページ目14行目に「現れた光沢」とある。これは「現れた光景」の間違いだろう。その4行後にも光沢という文字もあるから。明らかに間違いだと思う。映像化を期待しているのか人物描画だけが細かいのもちょっと疲れた。ポルシェってやはりマニアの為のものなので大衆的な小説で題材にするにはリスクもあった。ギリギリの所で成立はできてはいるが。 | ||||
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ポルシェ太郎というインパクトのあるタイトルに惹かれて購入。 なんのことはない、太郎という主人公がポルシェを買ってから手放すまでに起きた内面的変化の話であった。 章の途中あたりで急に太郎の性格が激変するところがあまりに突飛過ぎた。それと物語終盤でようやくテンポ良く話が動き始めたと思ったらあらゆる謎解きが途中半端のまましり切れトンボのごとく物語が終了してしまった。 ハードボイルドというには稚拙すぎるが、暇つぶしとしてなら読める。 | ||||
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