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若様とロマン
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若様とロマンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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2016年に出た単行本の文庫化。 シリーズ第3弾。5話を収める短篇集。 若様組のメンバーが次々とお見合いをさせられていくという巻だ。うまくいくものもあり、失敗するものもあり、意外な展開を見せるものも。 ただ、なんとなく時代背景との違和感があり、ストーリーラインもすっきりしない。 あんまりそのあたりは気にせず楽しむべきなのか。 | ||||
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江戸→東京になり まだガス灯と外人居留地が存在した時代。主役が警察官となると「明治妖奇談シリーズ」と存在が見事に重なってしまう。 若様組の面白さも解るんだが、妖かしと折り合いが悪かろう、と思っていたら今回主役二名が国外逃亡じゃないや留学、一人が猛勉強でエリート街道に乗れそう 人間凶器はそのまんまという そろそろネタ切れ終了!みたいな終わり方である。 明治時代は変化が早いわ戦争が立て続けに起きるわ、で司馬遼太郎氏の書いた歴史小説が「常識」と間違われて人口に膾炙している時代。このまま書き進めても登場人物全員無事には済まないと思う。過去に銭形平次とお静とがらっ八が全く年を取らずに何十年の長きにわたって連載された例もある。主役達が年を取らなくてはいけない、というものでもない。ただここで「戦争の匂い」を描き主人公たちを未来に踏み出させてしまった。 一回筆を置かれて妖かし系に戻ったほうが?と感じる。 | ||||
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