通過者

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

通過者の評価:

4.24/5点 レビュー 34件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.24pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21〜27 2/2ページ
No.7
(4pt)

思いもよらぬ展開に驚愕の700ページを超える大作ミステリー

「辞書か!」まず届いた本の厚みにびっくり!700ページを超える大作で、正直「上下巻2冊に別けて出せばいいのに・・」なんて思ったくらいの文章量。だが冒頭「互いに反発しながらも猟奇殺人事件の鍵を解き明かそうとしていた心に孤独と闇を抱えた二人の男女が一転追いつ追われつの展開に、そして事件の背後には・・・」という自分が予想にもしていなかった驚愕の展開と詳細に描かれた二人の主要キャラの心の内を描くのには、この文章量も納得であり読み終わるまで苦痛ではなかった。ただ「ここの文章もう少し意訳すれば良いのでは・・」と感じた直訳すぎる文章がちらほらと存在しそこが少々気にかかったが、読み応えがあるミステリーだった。
通過者 (BLOOM COLLECTION) Amazon書評・レビュー: 通過者 (BLOOM COLLECTION)より
4813271561
No.6
(5pt)

700ページ超え。しかしボリュームに見合う満足感

「畳みかけて盛り上げていく」のではなく「淡々と積み上がっていく」系の小説です。
小さな文字で二段組。700ページ超えの大長編です。
精神科医マティアス・フレールの元に記憶喪失の大男が搬送されてくる。身長2メートル。血がついたスパナと電話帳を所持していたが、男の身体に怪我はないから、これは本人の血ではない。この大男はいったい何者か?
いっぽう、アナイス・シャトレ警部は、警部になって初めての殺人捜査として、牡牛の頭を被せられた男性死体の事件を担当することに。現場は仏ボルドー駅の整備ピットの溝の底。アナイスは、父が闘牛ファンであったことから、この牛が「闘牛」であることを見抜く。人身牛頭の怪物ミノタウロス。現場は線路が入り組んだ現代のラビュリントス。しかもそこは記憶喪失の大男が国鉄の警備員に確保された場所の近くでもあった。
治療にあたるマティアス。捜査をすすめるアナイス。知り合った2人は強烈に惹かれ合うが……。

前半は淡々としていますが、中盤、事態が急転してからは一気に盛り上がっていきます。
ジャン=クリストフ・グランジェの作風、展開の巧さは健在です。ファンは満足するはずですし、過去作を未読でも問題ありません。本著をきっかけに『クリムゾン・リバー』や『コウノトリの道』を読んでも面白いと思います。
大長編ですし、読み始めたらとまらない感じでもないので、読むのは大変ですが、ゆっくり味わいながら、この大ボリュームが織りなす小説世界に浸いたい人にオススメです。ボリュームに見合う満足感があります!!
通過者 (BLOOM COLLECTION) Amazon書評・レビュー: 通過者 (BLOOM COLLECTION)より
4813271561
No.5
(5pt)

内容はもちろん訳が素晴らしい

ジャン=クリストフ・グランジェの最新作、700ページを超える長編ですが、上質なミステリーとしてハラハラドキドキしながら一気に読んでしまいました。また訳が素晴らしく、まるで日本語で書かれた作品のように読めました。フランスの地理・文化やギリシャ神話に興味がある人にはもっと楽しめる作品だと思います。最後に、マティアス・フレールとアナイス・シャトレを主人公とした続編に大きな期待を寄せてしまうのは私だけでしょうか。
通過者 (BLOOM COLLECTION) Amazon書評・レビュー: 通過者 (BLOOM COLLECTION)より
4813271561
No.4
(5pt)

けっこうな頁数の小説にもかかわらず、スリリングな内容がテンポよく書かれている。

『クリムゾン・リバー』は映画では観たものの、原作は読んでいませでした。
作者のジャン=クリストフ・グランジェにていては全く知りませんでしたが、映画・ドラマ化をよくされている
作家ならば面白いことには違いないと思い読ませてもらおうと思った次第です。
 
まず目次よりも先に「登場人物」をずらっと並べているので、読んでいて大変助かりました。
ただ活字はかなり小さいので、視力が良くない人には結構きびしい大きさだと思います。
上下二段組の構成ですが、700頁を超える枚数の小説なので仕方なかったのかなと思います。
 
内容は猟奇殺人のミステリー小説で、文章自体は素直な文体なので活字の大きさを大部な頁数にもかかわらず
大変読みやすかったです。
かなり文字数があるから・・・という心配は無用で、どんどん読み進められるような「文体」と「展開」でした。
タイトルも原題が『Le Passager』ですから、『通過者』という邦題はいいでしょう。
難しい表現はほぼ無いので、ストーリー展開に集中できたのはよかったと思います。
ことさら「フランスの小説」ということは意識せずに読めたので、ミステリー小説が好きな人は確実に楽しめる
内容だと思います。
奇妙な変死体の発見から始まって、その「真実」に至る展開に作者の力量を感じました。
さすがはフランスの人気作家だけのことはある小説です。
通過者 (BLOOM COLLECTION) Amazon書評・レビュー: 通過者 (BLOOM COLLECTION)より
4813271561
No.3
(4pt)

怖かったです。

巧みな伏線と次第に明らかになっていく真実がうまくマッチして、まずは読ませました。
が、ちょっと長過ぎの観も。もう少し整理した方がより効果的であるように感じました。
通過者 (BLOOM COLLECTION) Amazon書評・レビュー: 通過者 (BLOOM COLLECTION)より
4813271561
No.2
(5pt)

テンポよく

2段組み700ページに迫る長編。猟奇的殺人事件への関与が疑われる精神病医、過去に父親が犯した罪に悩まされる女性刑事の二人が中心となって物語は進む。センテンスの短さでテンポよく次々に明かされる驚愕の過去。多重人格が短期間に起きるという荒唐無稽さもあるが最後まで息をつかせない。主人公の出生の秘密までさかのぼる意外な展開。フランスでドラマ化もされたそうで映像的興味も尽きない。
通過者 (BLOOM COLLECTION) Amazon書評・レビュー: 通過者 (BLOOM COLLECTION)より
4813271561
No.1
(5pt)

翻訳が自然で読みやすい

海外小説はしばしば翻訳がおかしかったりして文章が読みづらいことや、最悪意味が変わってしまうことがあるのですが本小説については読みやすいかなと思います。
話自体もやや残酷な描写が多いのは抵抗ある方もいるかと思いますがいろいろな伏線などが張り巡らされており
読み応えがあります。
通過者 (BLOOM COLLECTION) Amazon書評・レビュー: 通過者 (BLOOM COLLECTION)より
4813271561