瑕疵借り

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評判

瑕疵借りの評価:

3.97/5点 レビュー 32件。 B ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

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全38件 21〜38 2/2ページ
No.18
(5pt)

貸家業はしたくないものだ

【結論】
やりきれないストーリーの最後にポッと希望の灯る、お薦めのサスペンス短編集。

【理由/解説】
我が国は、世界でも稀な高負担・高福祉国家で、相対的に良い国の筆頭格とは言うものの、大多数の真面目な「中の下から下」の国民は、恩恵に浴することが少ない。

本書に登場する「事故物件」の借り人や関係者として、そのような底辺の人々が活写されている。 

この小説の真の主人公は誰だろう? 一見、わき役と見えた瑕疵借り専業の青年がそうであることは、第2作に進んだところで明らかになる。 ぶっきら棒にみえて、存外、親切な青年なのだ。

第2作のエンディングで、40過ぎの実家引き籠り青年(?)が「部屋を出よう」と真人間に目覚めるところは、よかった。 現実には、そのまま無為徒食で勤労の喜びを知らないまま一生を終える者が多いのだが。

【余談】
親から受け継いだ老朽賃貸家屋を、幾つか『大家』として管理している私は、これまで何度か酷い目に遇っている。

家作を賃借人の失火で丸焼けにされたり、家賃を踏み倒されてドロンされたり(その配偶者が行方不明というので、開かずの間の床下に死人が埋まっているのでは?と、ヒヤヒヤした)、別のケースで家財を遺したまま行方不明になった借り人をやっと捕捉したら居直って家賃を払わないどころか家財撤去にも応じてくれず、裁判で大金が掛かったり(家財処分と弁護士費用でざっと100万円。家賃は1円も回収できなかった。これを、泥棒に追い銭という)。

誰かがが言っていたが、『大家だけはするもんじゃない』は、かなり当たっている。

私も瑕疵借り人を雇ってみたい。
瑕疵借り Amazon書評・レビュー: 瑕疵借りより
4065118115
No.17
(5pt)

貸家業はしたくないものだ

【結論】
やりきれないストーリーの最後にポッと希望の灯る、お薦めのサスペンス短編集。

【理由/解説】
我が国は、世界でも稀な高負担・高福祉国家で、相対的に良い国の筆頭格とは言うものの、大多数の真面目な「中の下から下」の国民は、恩恵に浴することが少ない。

本書に登場する「事故物件」の借り人や関係者として、そのような底辺の人々が活写されている。 

この小説の真の主人公は誰だろう? 一見、わき役と見えた瑕疵借り専業の青年がそうであることは、第2作に進んだところで明らかになる。 ぶっきら棒にみえて、存外、親切な青年なのだ。

第2作のエンディングで、40過ぎの実家引き籠り青年(?)が「部屋を出よう」と真人間に目覚めるところは、よかった。 現実には、そのまま無為徒食で勤労の喜びを知らないまま一生を終える者が多いのだが。

【余談】
親から受け継いだ老朽賃貸家屋を、幾つか『大家』として管理している私は、これまで何度か酷い目に遇っている。

家作を賃借人の失火で丸焼けにされたり、家賃を踏み倒されてドロンされたり(その配偶者が行方不明というので、開かずの間の床下に死人が埋まっているのでは?と、ヒヤヒヤした)、別のケースで家財を遺したまま行方不明になった借り人をやっと捕捉したら居直って家賃を払わないどころか家財撤去にも応じてくれず、裁判で大金が掛かったり(家財処分と弁護士費用でざっと100万円。家賃は1円も回収できなかった。これを、泥棒に追い銭という)。

誰かがが言っていたが、『大家だけはするもんじゃない』は、かなり当たっている。

私も瑕疵借り人を雇ってみたい。
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.16
(5pt)

上手い

巻おくあたわずで、久しぶりの一気読み。
とにかく面白い、そして展開が憎いほど上手い。
瑕疵借り Amazon書評・レビュー: 瑕疵借りより
4065118115
No.15
(5pt)

上手い

巻おくあたわずで、久しぶりの一気読み。
とにかく面白い、そして展開が憎いほど上手い。
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.14
(5pt)

予想より良かった!

本はとても綺麗でした。
この作家さんは初めて読見ましたが
とても面白かったです。連続ドラマになりそうなお話です。ら
瑕疵借り Amazon書評・レビュー: 瑕疵借りより
4065118115
No.13
(5pt)

予想より良かった!

本はとても綺麗でした。
この作家さんは初めて読見ましたが
とても面白かったです。連続ドラマになりそうなお話です。ら
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.12
(4pt)

新境地

松岡さんらしい、トリヴィアの宝庫を期待するとちょっと裏切られるが面白い切り口だと思います。
瑕疵借り Amazon書評・レビュー: 瑕疵借りより
4065118115
No.11
(4pt)

新境地

松岡さんらしい、トリヴィアの宝庫を期待するとちょっと裏切られるが面白い切り口だと思います。
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.10
(4pt)

各話面白く読めるが、できれば藤崎自身のことをもっと知りたい。

タイトルで目を惹かれ、次に帯を見たら “事故物件サイト大島てる推薦!” の 文字。やっぱり瑕疵物件がテーマの小説なのだと分かり、なおさら気になって買った。

ちょっと怖い話なのかなと思ったが、読んでみたら全編変わったミステリーでなかなか面白かった。全話共通のキーマン「藤崎」が主人公ではないのも新鮮な感じがする。

各話とても読みごたえがあり、結末も良かったのだが唯一分からないのが「藤崎」自身の素性。それだけ頭がキレるのになぜ職が見つからず瑕疵借りをやっているのか。そもそも、どういう経緯で瑕疵借りになったのか――――。

その辺が一番気になるので、是非とも続編を書いて、藤崎自身が主人公となる話が読んでみたい。
瑕疵借り Amazon書評・レビュー: 瑕疵借りより
4065118115
No.9
(4pt)

各話面白く読めるが、できれば藤崎自身のことをもっと知りたい。

タイトルで目を惹かれ、次に帯を見たら “事故物件サイト大島てる推薦!” の 文字。やっぱり瑕疵物件がテーマの小説なのだと分かり、なおさら気になって買った。

ちょっと怖い話なのかなと思ったが、読んでみたら全編変わったミステリーでなかなか面白かった。全話共通のキーマン「藤崎」が主人公ではないのも新鮮な感じがする。

各話とても読みごたえがあり、結末も良かったのだが唯一分からないのが「藤崎」自身の素性。それだけ頭がキレるのになぜ職が見つからず瑕疵借りをやっているのか。そもそも、どういう経緯で瑕疵借りになったのか――――。

その辺が一番気になるので、是非とも続編を書いて、藤崎自身が主人公となる話が読んでみたい。
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.8
(4pt)

軽いが深く考えさせられもする1冊

重厚な歴史モノが続いていた著者の、久々の現代小説、しかも短編で気軽に読めた。
アパートなどの賃貸物件に以前住んでいた人の、さまざまな事情を解き明かしていく物語。
ミステリー的な要素も含みながら、家族とのつながり、人と人との絆に感動させられたりと
人間ドラマの色も濃い。
4作の短編それぞれに読後感が異なると思うが、個人的には「土曜日のアパート」が
一番ぐっと来た。
瑕疵借り Amazon書評・レビュー: 瑕疵借りより
4065118115
No.7
(4pt)

軽いが深く考えさせられもする1冊

重厚な歴史モノが続いていた著者の、久々の現代小説、しかも短編で気軽に読めた。
アパートなどの賃貸物件に以前住んでいた人の、さまざまな事情を解き明かしていく物語。
ミステリー的な要素も含みながら、家族とのつながり、人と人との絆に感動させられたりと
人間ドラマの色も濃い。
4作の短編それぞれに読後感が異なると思うが、個人的には「土曜日のアパート」が
一番ぐっと来た。
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.6
(4pt)

ご近所の非日常

感想は端的に言うと、水鏡推理に近い日常のような非日常のようなウェットな推理モノです。出てくる人々は主人公も含めて
そこまで極端な悪人もスーパーヒーローも出てきません。しかし、気になるんです。そこで次のページが次の話が何故気になるのかと考えてみました。結論は「近所の噂話が気になる」感じです。ガンガン人が死んでいく推理小説もいいですが、日常に潜む非日常も大いにスリリングでした。「あの話どうなった!!」的な感じです。松岡さんの作品はこの作りが自然でサクサク読める点も素晴らしいです。当に空いてる時間に読む本としては最適です。
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.5
(5pt)

瑕疵物件

久々に泣きました。ハッピーエンドのお話ではありませんが、いろんな事を感じるお話です。人と人とのつながり、親子のつながりなどなど。ドラマ化してほしいお話。とにかく読んでほしい一冊
瑕疵借り Amazon書評・レビュー: 瑕疵借りより
4065118115
No.4
(5pt)

特殊な瑕疵事情

なんか行間を開けて一所懸命目立たせて書いてる人がいるが、
最初の話で原発作業員の部屋が瑕疵扱いになったことは「間違い」だというのが物語の骨子なのだが。
それに世間に知られなければ瑕疵じゃないというのではなく、心理的瑕疵の疑いがあれば、不動産屋には告知義務があるという話なのだが。
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.3
(4pt)

身近な問題

所有は無理なので賃貸住まいですが、とても身近な問題だと思います。
主人公が、コンビニの店員、引きこもり、父親、娘という4つの短編に共通するのは、藤崎という男性。

賃貸物件で人が亡くなると、事故物件として告知義務が発生する。
どんなにきれいにしたって人が亡くなった後の部屋に住むのはとても抵抗がある。
それをごまかす(?)ために、事故物件に一定期間人を住まわせるのだという。

一人暮らしの人が急になくなると、あれこれ困ったことになるという想像は容易にできる。
「後処理」も大変。

事件性のない死でも、何かしらの真相が隠されていて、特に3番目の父親の話はちょっとつらかった。
身近な問題だと思うけれど、ちょっとドラマチックすぎて、ちょっと残念な感じがしないでもないような・・・
でも、面白かったです。
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.2
(5pt)

とてもよかった

歴史物を除くと人の死なないミステリスが近年多かった松岡ミステリだったが、これはとっても面白かったです。霊柩車の小説もあったけど、最後にどんでん返しでお前が犯人だったんかーい、な展開もなく、穏やかにでもじんわりとくる読後感。ほんと、いろんな作品かけて全部面白いなんて驚異的です。個人的には最初の短編で号泣でした!
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348
No.1
(5pt)

松岡先生の新境地・面白い!

とても以外なキャラクター。どの作品も途中までどう転がっていくかわからない中、最後でいわゆる「どんでん返し」が起きますが、それも人生を応援するような温かいものであり、読後感がとてもさわやかです。よくこのような状況設定、人物造詣ができたなと改めて感心です。これまでとは全く違う「松岡ワールド」。是非続編を期待します。
瑕疵借り (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 瑕疵借り (講談社文庫)より
4065117348